2017年11月12日
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テーマ: 3DCG作品(974)
カテゴリ: 図鑑


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第30回は、可変戦闘機VF-116です


VF-116は、特別作戦部隊での運用を目的に開発された可変戦闘機である


可変戦闘機VF-116

先代機にあたる軽量可変戦闘機VF-135シリーズは高性能ではあったが、パイロットへの要求スキルが高すぎるため、高スキルパイロット、いわゆるエースで構成される特別作戦部隊内でも対応できる要員が少なく、一部で隊長機として採用されるにとどまっていた
整備性に問題を抱える上、採用数が少ないことでの技術的なデータ蓄積が他の機体に比べ少なく、整備の問題をさらに悪化していた
そのことが信頼性の低下を呼び、結果的には高性能ではあるがトラブルの多い機体として、このまま運用することは作戦行動に支障を来すとのことで退役が決定された
その後継機として開発されたのがVF-116シリーズである

基本は、YF-116の制式採用型となるVF-116(下)であるが、より多くの兵装や高出力エンジンを望む場合にはデルタ翼のVF-116XLを採用すると言ったケースが多く、XLは主に隊長機として運用されることが多い


ファイター

一般的な翼レイアウトのVF-116に対し、VF-116XLは水平尾翼を廃したデルタ翼になり、運動性能はやや劣るが安定性が上がるためより高出力のエンジン設定が可能である
更にデルタ翼の広い面積を利用し、より充実した外部武装の装着が可能である
また、従来機であった垂直離着陸機能はガウォークで代用できるということで採用せず、よりドッグファイトに特化した設計になった


ガウォーク

レイアウト上の特徴としては、他の機種より腕部が前方に位置していることが挙げられえる
これは変形システム上の制約によるものであるが、このことで前方へ偏りがちなバランスを、機器配置や内蔵ジャイロなどで補っている


バトロイド

可変戦闘機VF-150でも使用されているスパインフレームを採用し、機体そのものをフレームとする従来機に比べ、高強度で軽量化をはかれるようになっている
軽量小型での運動性能は高く、ダウンサイジングの利点を最大限活かした設計になっている




軽量機で構成されていたスカルズ第2航空隊の隊長もVF-135を使用していたことから、VF-116が準備されテストまで行ったが、先にロールアウトされたVF-150の性能の高さから軽量機部隊の任務までカバーできると判断され、通常サイズ機のVF-150機種転換されたため、事実上軽量機部隊が消滅した形になり、制式採用には至らず、幻の機体と言われている
尚、第2航空隊隊長はVF-150のSタイプでアーマードパックを使用している


特別作戦部隊アスカウィング

アスカウィングでは、隊長機にデルタ翼のVF-116XL(左)が採用されている
アスカウィング隊長機のアイデンティティである女神の顔と呼ばれる特殊センサー部と独特のカラーリングが先代のVF-135より継承されている

尚、部隊の一般機としても通常翼のVF-116が採用されている


特務部隊グリムリーパーズ

隊長機としてVF-135の特殊仕様を運用していたが、VF-116に機種転換された
その任務の内容から、エンジン出力より運動性能重視の通常翼が選択されている
高機能センサー部にデスサイズ型特殊ガンポッド、そして翼下には2機の無人戦闘機ゴーストを装着しているのが特徴である


首都防衛隊 第一航空隊 ”メトロポールナイツ”



従来はVF-135を使用していたわけではないが、今回のVF-116ロールアウトを機に、全機種変更を行った
隊長機はデルタ翼のXL、そして部隊一般機には通常翼機が使用される
メタリック調のビーム拡散コーティングの機体に、ガード付きのセンサー部、そしてスピア型ガンポッドが特徴である


従来、軽量機はマルチロール機としての運用を考慮して垂直離着機能も有していたが、特別作戦部隊では対機動兵器の能力向上が優先され、ドッグファイトに特化した当機が優先的に採用されることとなった
結果、それまで一般的であったVF-132は特殊なケースにしか使用されず、一般的には司直離着陸を要する用途では可変攻撃機(デストロイド型)のVA-132に変更される場合が多い








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最終更新日  2017年11月12日 07時00分12秒


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