中編

ドナウのバラ  ブダペストの旅  中編



  さてお待ちかねのランチは、ミュンヘン友達Mちゃんお薦めの店へ。
  Mちゃんのご主人がブダペスト出張の時に、現地の人と一緒に行ったことのある店で、
  日本のガイドブックには載っていない、地元の高級レストランだ。

  お目当ては、何と行ってもメインディッシュの ブダペスト風フォアグラステーキ
  ぷりっぷりのフォアグラちゃんがドーン!と牛フィレ肉にのっている。

 ←フォアグラステーキ 絶品~☆

  デザートには、これまたブダペスト名物の パラチンタ ↓をオーダー。



  ハンガリーを代表するデザート料理で、いわゆるクレープのこと。
  お隣りの国オーストリアでは、”パラチンケン” と呼ばれている。

  もっとも代表的なのは、クルミとチョコレートソースの、”グンデル・パラチンタ” だ。

  フォアグラを食べて、今回のブダペスト旅行の目的をほぼ達成した気分だった♪

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 ←ドナウ河左岸から見た くさり橋

  午後からは、 くさり橋 を歩いてペスト側(右岸)からブダ側(左岸)へドナウ河を渡り、
  橋のたもとからバスに乗って、ドナウ河を見下ろす丘に、
  かつての王宮や貴族の館、教会などの古い建物が並ぶ、 王宮の丘 へ。
  全体がほぼ完全に近い状態で城壁に囲まれ、
  ユネスコの世界遺産にも登録されている歴史的地域だ。



  王宮は現在、劇場や博物館、美術館などになっていて、
  手入れの行きとどいた広い庭には、たくさんの花が咲いている。



王宮の東側からは、城壁に沿ってドナウ河越しにペストの街を見下ろすことができる。↑
左側に見える、レンガ色の大きなドームを持つ建物が 国会議事堂 だ。

歴代の王の戴冠式が行われていたという マーチャーシュ教会 がある。
1255年~1269年にかけての建造で、高さ80mの塔は、1470年に増築されたものだ。
ガイドブックには、”白いレースをまとったような美しい教会” とあったけど、
実際はけっこう薄汚れていたし、思ったほど大きくない。。。
それでも天にむかってすらりと伸びる塔や、色とりどりのモザイク屋根は、一見の価値あり。

  マーチャーシュ教会→ 

教会の近くには、観光客相手の土産物店がいくつかあり、  
刺繍柄のテーブルクロスやナプキン、色鮮やかなハンガリーの民族衣装などが並んでいた。  

 ←子供用の民族衣装がたくさん


王宮周辺の観光を終えて、丘を下りトラムに乗ってドナウ河を渡り、
ふたたび賑やかなペスト側に戻ってきた。
ドナウ河沿いを走り観光に便利なトラムは2号線→ 

ヴァーツィ通り は、観光客で賑わう歩行者天国。
高級ブティックや土産物店がたくさん並んでいる。
ここに来れば、ハンガリー名物がすべて揃うというわけだ。
ちょっと大通りをはずれると、たくさんの露店が並んでいたりして見ているだけで楽しい。

中でも目をひくのが、イースターエッグ!花柄や幾何学模様などいろんな色やデザインがある。
細かい柄で手描きのものは、やはり、それなりのお値段。



 ←すずらんの絵がかわいい  


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ブダペストの地下鉄は3路線。路線はM1、M2、M3と番号付けされていて分かりやすい。
中でも観光客がもっともよく利用するM1路線は、
驚くことに、開通こそ英国に遅れをとったものの着工は世界でもっとも早かったのだそうだ。

レンガとタイル造りのきれいな地下鉄駅→ 

M1路線の、その名も”Opera駅”の目の前にあるのが、 ハンガリー国立歌劇場 (オペラ座)。
1875年から10年の歳月をかけて建てらたもので、美しくて華麗!

私たちも、ガイドツアーに参加して内部を見学してきた。(残念ながら館内は撮影禁止)

王家の人々専用の階段や待合室があったり、馬蹄型のボックス席は、黄金に輝いている。
一人でブダペストに滞在することが多かった皇妃エリザベート(シシィ)が、
よくお忍びでやってきては観劇していたというバルコニー席もあった。

 ←国立歌劇場の外観


ブダペスト後編は、ただ今工事中です。ごめんなさい!です。   Home へ戻る



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