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2008年04月14日

1984年に先日フェラーリコレクションNo.17 で紹介したテスタロッサが登場。
斬新なデザインのテスタロッサに対しスモールフェラーリといわれるV8フェラーリは、
70年代に登場した308のデザインを継承した328がほぼ同時期に登場しています。

328は個人的に好きな車ですが基本デザインはこの時点で既に15年が経過。
そしてテスタロッサに遅れること6年が経過した1990年、
漸くデザインを一新して登場したV8フェラーリが348tb。

m-74

テスタロッサに準じたデザインはピニンファリーナによるもの。
ソフトな曲面で構成された308/328に対しシャープなボディライン。
リトラクタブルライトは丸型2灯から角型2灯に変更され、
テールライトも伝統の丸型テールから異型デザインに変更。
エンジンは3400ccにまでスケールアップされて、
搭載方法も308/328の横置きに対し縦置きに変更。
15年ぶりのフルモデルチェンジだったといっても良いと思います。

しかしながら、この348シリーズはボディ剛性の低さがネック。
名前まで変更された最終モデルの348GTBで改修されましたが、
シリーズ通して人気のほどは今ひとつだったように思います。

そして今回のミニカーは Herpa社の1/43スケールモデル。
現在日本の輸入代理店はないのだろうか？
こちらのお店では取り扱いがあるようだが、
現在はHOスケールがメインになっているようです。
密林でも取り扱いがあるけど飛行機関係のみかな？

このミニカーですが、ボディーはダイキャストではなくプラスチック。
10年ほど前に入手しましたが、長年ダイキャスト製だと思っていました。
ケースから出した時はプラスチックだったので驚きましたよ　（^_^；）
でもね、逆にプラスチックならではのシャープさは魅力だと思います。

フェラーリコレクションではNo.33でスパイダーの348tsが予定されてます。