そういちの平庵∞ceeport∞

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叫びと呟き


アル中の息子で悲惨な家庭で育った
アル中の仲間や他の病気の仲間もまたそうでない人で殺人を犯した人を何人か知っている
今回浦河で起きた事件の詳細は知らないが
今日浦河の仲間と少し話をする
とてもやりきれない気持ちがする
僕の住む街、澄川でも何年か前に殺人があった
飲食店の経営者で障害者を持つ子供のお母さんと付き合っていた
この経営者の人が付き合ってたお母さんを殺した
これがイラクなら殺人が日常となるのだよな
自殺にしろ他殺にしろ僕の周辺には多い出来事
アルコール依存の家庭の悲惨さはアウシュビッツに匹敵するとローマ法王が以前語っていた
上記の僕とそう年の変わらないアル中の息子もまあそうだ
酒を飲んで暴れる父親から逃げ回り
学校では家の事をひた隠しに隠し
高校で発病する
荒縄で簀巻きにされコンクリート剥き出しの保護室に入れられる
自分の不幸や苦しみの原因を「組織」の仕業と確信する
幻聴幻覚が始まる
こんな苦しみが世代を越えて連鎖するのだ
浦河の地ではこれにアイヌ差別が加わる
2重3重に苦しむ絶望のうめきからベテルは生まれた
人間の持つ業や罪
虐げられた者達の叫びと呟き
人の世の定め

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