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2006年07月15日

今からお願い、戦死させないで！／鹿の子豆

(2)

テーマ：「純情きらり」(144)

カテゴリ：紫Foods

　２週間ぶりに『純情きらり』。

　おかみ修行に入った桜ちゃん（あおいちゃん）。厳しい教育係のタミ（阿知波さん）と寝起きをともにする。味噌の価格を左右する議員の接待のため「山長」に呼ばれたタミさん、何か訳ありのよう。
　季節外れの掛け軸をかけて罰の薪割りをする桜ちゃんをキヨシ君（井坂君）が手伝う。キヨシLOVEのおふみ（藻田さん）の意地悪に遭い、桜ちゃん店の一同を敵に回し、もう来なくてよいと言われる。そこにタミが救いの手を差し伸べ、桜ちゃん信頼回復のため猛勉強に励む。
　議員接待の朝、タミ味噌のかめを持ち上げようとして、ぎっくり腰になり、桜ちゃんが料理をつくる（何か「チャングム」の競い合いみたいだな）。最後の「鹿の子寄せ」、タミの味にはとても及ばないと思った桜ちゃんは出すのを断念しようとするが、寝床のタミ起き上がる。そして、接待は成功。桜ちゃん皆の信頼を取り戻す。
　タミは昔、達彦をさらったと、かね（戸田さん）に恨まれていた。それも誤解とわかり和解する。桜ちゃん、かね、タミ、そろって達彦（福士君）との面会へ。達彦、好物の「鹿の子寄せ」とタミに再会する。
　ここまでが先週。

　今週。達彦から作曲の本を渡された桜ちゃん、ピアノに向かう。達彦密かに西園寺先生（長谷川さん）に桜ちゃんの作った曲を送り、西園寺先生東京に来ないかと誘うが桜ちゃん我慢する。
　東京からとんご（冬吾　西島さん）の絵を見に人が訪れるが、風景画ばかりでぱっとしない反応。ヤスジ（相島さん）とマリ（椋木さん）もやってきて、とんごをののしる。さすが有森姉妹、笛ちゃん（寺島さん）挑発に乗り、東京に行くことにする。桃ちゃん（井川さん）も、逮捕の一件以後岡崎にいづらく、東京で働こうとしていた。一人岡崎に残った桜ちゃん。
　議員接待むなしく、味噌の価格が下落。徳治郎（八名さん）店をつぶさぬため味噌を水で薄め、仙吉（塩見さん）と対立する。赤紙が来たキヨシ、裏ルートで大豆を安く手に入れようとするが、代金不足だとボコボコにされ、おまけにつかまされたのは脱脂大豆だった。

　商売上手だな桜ちゃん、軍に味噌を卸そうと提案。かねと営業に行くが、既に業者は決まっていると冷たい返事。しかし桜ちゃん、うちの味噌は日持ちする、ともかく使ってみよと強引に置いていく。
　「山長」の味噌やはり腐りにくいとわかり、商談へ。しかしその日は、外地出征が決まった達彦の帰郷の日。かねを家に置き、野木山（徳井さん）と商談に行った桜ちゃん、達彦と行き違いで戻ってくる。
　岡崎の駅、ホームに桜ちゃん、列車の中に達彦。達彦の願い「桜子」と呼んでいいか？そんなことかよ。走り出す列車、「おふくろを頼む。音楽を忘れるな！」という２人の「別れでした」というナレーション（竹下さん）。

　「別れ」ってどういうこと？嫌だ、達彦殺さないでー！と叫んだ今週のエンドでした。

先週今週と、達彦坊ちゃんの好物として「鹿の子寄せ」が出てきました。ドラマの中ではぱっぱとつくって出てきますが、鹿の子豆、皮が破れないように煮るのが難しいのです。
今は、お菓子材料として煮たものが売っています。