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「岩鋳」で熱燗用の鉄瓶(急須)と鉄器の鍋敷きをゲットし盛岡市内にある「岩手銀行赤レンガ館」を目指します。ここは 旧盛岡銀行の旧本店本館であり、JRの東京駅の建築も手掛けた「辰野金吾(たつのきんご)」氏が設計した建物であり、国指定の重要文化財にも指定されている素敵な建築物なのです。写真の通り、姿も色も東京駅によく似ています。南部鉄器の岩鋳さんに寄った時の前回の東北旅行④で「時間に余裕がなかった」と書いたのは理由があって、ここ「岩手銀行赤レンガ館」の入館受付時間が午後 4 時 30 分となっていたからです。中尊寺から殆ど寄り道も外食もせずに一目散にここまで運転してきたのはこの為です。何とか 4 時 15 分ごろに到着し真向いの駐車場に車を停めて内部もしっかりと見学してきました。以前行った小樽にある「日本銀行小樽支店」とさほど変わりはないのではないかと思っていましたが、とんでもない!ずっと趣があり、“わざわざ”行く価値のある素敵な建物でしたよ。
この日は盛岡駅前のルートインに宿泊。これまでは夕食・朝食付きの宿に泊まってきましたがルートインは朝食のみなので今回の旅で初めて夕食を外で食べることになりました。盛岡と言えば「盛岡冷麺」ですよね。駅近辺で盛岡冷麺を食べられる店を探して行った店が「ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店」です。冷麺を扱っているのは基本的に焼肉屋さんのようで、ここもその例に漏れず焼肉屋さんでした。お客さんが沢山入っていてビックリ。整理券を取って 40 分ぐらい待つことになりました。出てきた盛岡冷麺は予想通りの見た目と味であり、まずまずと言ったところでしょうか。冷麺の他にも二人で色々と食事を頼んでビールも飲んだのに会計は 5000 円ちょっと。かなり安いです。お客さんが沢山入っている理由が分かりました。お店を出るときは外まで行列が出来ていました。恐るべし。
盛岡の翌朝はルートインから歩いて 15
分程度のところにある「光原社」というところに行きました。「光原社」がどんなところかというと、「大正 13
年 (1924)
に、宮沢賢治の童話集『注文の多い料理店』を発刊した出版社が光原社。賢治の死後、柳宗悦の知遇を得て陶器や漆器、民芸品を扱う会社に。敷地内には、賢治の直筆原稿や資料を展示するマヂエル館や世界の器・雑貨を扱うカムパネラ、喫茶店可否館 [
こーひーかん ]
もある。中庭に立つ碑は、「注文の多い料理店の出版の碑」と童話『烏の北斗七星』の一部を刻んだもの。」とのことです。やはり、またもや“宮沢賢治”の名前が出てきました。面白い商品がいっぱいあり建物もいい感じです。開店時間の 10
時に行きましたが続々とお客さんがやってきます。地元でも人気のスポットのようです。
盛岡を後にして向かったのが「龍泉洞(りゅうせんどう)」という鍾乳洞です。ここ龍泉洞は何と「日本三大鍾乳洞」と言われているのです。ちなみに日本三大鍾乳洞とは、日本最大級のスケールの秋芳洞(山口県)、神の壺が見どころの龍河洞(高知県)、そして、コウモリで有名な 龍泉洞(岩手県)となっています。結構凄いですね。
ここの総延長は知られている所だけで 4,088 mで、そのうちの 700 mが公開されているということです。内部には深さが 100 m近くもある地底湖があったりして結構恐ろしい場所です。ここもゴールデンウイークということもあり大人気でお客さんであふれていました。
この日は久慈駅で「うに弁当」を予約していたので昼食も摂らず龍泉洞を出発しました
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