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2000年より始めた日々の気ままなフラメンコ模様(2024年現在個人レッスン)と、 幼少時よりウン十年、細く長く愛する宝塚歌劇について好きな様にっています。 ほぼ東京たまに遠征、浅く広くのゆるいファンですが、全組観劇します。 が、現在、星組さんと瀬央ゆりあさん出演作以外、頑張って制限中。
2023年12月02日
カテゴリ： 宝塚
今日は花組全国ツアーを観に 相模大野グリーンホールへ。
全ツらしく のどかな立地にポスターもレトロですが 会場は立派で見易く音響よし椅子の座り心地良し♪
『激情』
初演の宙組と 再再演の月組を観ていて 大好きな作品の1つ。
終始流れるフラメンコギターの音色と サパテアードやパルマを駆使した演出もお気に入りです。
ソレアがさり気なく流れているのも フラメンコかじっている身なので嬉し♡
有名なカルメンを下敷きにして ドン・ホセが破滅していくさまが描かれた物語。愚かな人間の本質をついているようで何度見ても苦しくなるけれど…
ひとこちゃん（永久輝せあ）のホセは 登場した時から危うさをはらんだような雰囲気が新鮮で素敵！
あかさん（綺城ひか理）のエスカミリオは ロミジュリのパリス伯爵を彷彿とさせる空気読めなさが絶妙
咲乃深音ちゃんのミカエラの母性さえ感じる清らかさ…
そして 予想のはるかに超えた激変ぶりに衝撃を受けたカルメンの美咲ちゃん！（星空美咲）
ヒロイン系娘役らしいお嬢様がつづいていたけれど 彼女のカルメンは 宝塚においてはギリギリの線までいってました…
色気というより 野性味が。
お芝居もそうなんだけど 見せ場である酒場でのフラメンコ。
ここは初演からずっとバタ・デ・コーラの衣装なので 習い始めたばかりの私はワクワク✨
娘役の『様式美』を捨て去った 感情の発露としての踊りになっていたことに驚きました。
縛られた縄でホセを誘惑したり けっこうリアルさのある振り付けのベッドシーンはやや健康的だったけど^^;
今回はほんとに 美咲ちゃんに持っていかれました〜!
スペイン物ということもあるけれど 星組か？と思うくらい 全員の芝居が熱かったように感じました。
でも今日 久々に『生で』あの空間に触れて思った事は…
宙組の再開は色んな面でしばらくは難しいと思われますが やはり他の組は 舞台に上がれる状態なら公演を続けたほうが良いということ。
ご遺族との交渉や 無意味な伝統や殺人的スケジュールの見直しは粛々と進めるとして
今いる生徒さんたちにとっても 有限のタカラジェンヌ人生です。
劇団がすっかり更生するまでの道のりは 何年もかかると思いますが それまで全てをストップしてしまったら たった一回公演中止で数千万の損失と言われているわけで 更生する前に劇団はいずれ潰れてしまうと思います。
再生する体力まで奪われてしまうのは 流石に理不尽。
劇場スタッフや歌劇で生計を立てているお店の方々にも生活がありますよね。
もちろん 宝塚の公演が観たいという 個人的な欲は否定できませんし そこは自分でもエゴなのかなとは認識していますが
現在のジェンヌさんたちに過度な期待を押し付けていたファンのひとりとしての自分にも気づきましたので それはまた別記事で触れたいと思っています。
舞台のジェンヌさんの姿を見るにつけ 公演をむやみに中止する意味というか効果には疑問を感じた…というお話でした。
2幕のレビューの感想はまた次号！
ここより追記。
今日は琴ちゃん（礼真琴）のバースデーですね💖
一年前…大劇場で その生誕祭公演の日となった『ディミトリ/ジャガービート』を大劇場で観劇していたのでした。
幸せすぎたあの日が もうはるか昔のことみたい…
1年前のHAPPY BIRTHDAYアドリブに興奮している日記は こちら⇒
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全ツらしく のどかな立地にポスターもレトロですが 会場は立派で見易く音響よし椅子の座り心地良し♪
『激情』
初演の宙組と 再再演の月組を観ていて 大好きな作品の1つ。
終始流れるフラメンコギターの音色と サパテアードやパルマを駆使した演出もお気に入りです。
ソレアがさり気なく流れているのも フラメンコかじっている身なので嬉し♡
有名なカルメンを下敷きにして ドン・ホセが破滅していくさまが描かれた物語。愚かな人間の本質をついているようで何度見ても苦しくなるけれど…
ひとこちゃん（永久輝せあ）のホセは 登場した時から危うさをはらんだような雰囲気が新鮮で素敵！
あかさん（綺城ひか理）のエスカミリオは ロミジュリのパリス伯爵を彷彿とさせる空気読めなさが絶妙
咲乃深音ちゃんのミカエラの母性さえ感じる清らかさ…
そして 予想のはるかに超えた激変ぶりに衝撃を受けたカルメンの美咲ちゃん！（星空美咲）
ヒロイン系娘役らしいお嬢様がつづいていたけれど 彼女のカルメンは 宝塚においてはギリギリの線までいってました…
色気というより 野性味が。
お芝居もそうなんだけど 見せ場である酒場でのフラメンコ。
ここは初演からずっとバタ・デ・コーラの衣装なので 習い始めたばかりの私はワクワク✨
娘役の『様式美』を捨て去った 感情の発露としての踊りになっていたことに驚きました。
縛られた縄でホセを誘惑したり けっこうリアルさのある振り付けのベッドシーンはやや健康的だったけど^^;
今回はほんとに 美咲ちゃんに持っていかれました〜!
スペイン物ということもあるけれど 星組か？と思うくらい 全員の芝居が熱かったように感じました。
でも今日 久々に『生で』あの空間に触れて思った事は…
宙組の再開は色んな面でしばらくは難しいと思われますが やはり他の組は 舞台に上がれる状態なら公演を続けたほうが良いということ。
ご遺族との交渉や 無意味な伝統や殺人的スケジュールの見直しは粛々と進めるとして
今いる生徒さんたちにとっても 有限のタカラジェンヌ人生です。
劇団がすっかり更生するまでの道のりは 何年もかかると思いますが それまで全てをストップしてしまったら たった一回公演中止で数千万の損失と言われているわけで 更生する前に劇団はいずれ潰れてしまうと思います。
再生する体力まで奪われてしまうのは 流石に理不尽。
劇場スタッフや歌劇で生計を立てているお店の方々にも生活がありますよね。
もちろん 宝塚の公演が観たいという 個人的な欲は否定できませんし そこは自分でもエゴなのかなとは認識していますが
現在のジェンヌさんたちに過度な期待を押し付けていたファンのひとりとしての自分にも気づきましたので それはまた別記事で触れたいと思っています。
舞台のジェンヌさんの姿を見るにつけ 公演をむやみに中止する意味というか効果には疑問を感じた…というお話でした。
2幕のレビューの感想はまた次号！
ここより追記。
今日は琴ちゃん（礼真琴）のバースデーですね💖
一年前…大劇場で その生誕祭公演の日となった『ディミトリ/ジャガービート』を大劇場で観劇していたのでした。
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