難聴者のための喫茶店 『こうひいの木』

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michitomo888

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2007年08月29日
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連日の猛暑の中、佐賀ン町は全国高校野球、北高優勝で湧きに湧きました。
準決勝、決勝・・・と進むに連れてメーン通りには人影もなく、皆さんテレビにかじり付いての大声援!!ごく普通の進学校が地元の子供達だけで成し遂げた大勝利です。
今年は全国高校総体も佐賀でしたので、若者の活躍が希望を与えてくれました。

私が難聴会に属して四年になります。
パン教室の先生のご縁で「難聴会、要約筆記」を知ったのがきっかけです。最初は、まずスクリーンに大変驚きました。話が次から次へと書き出されていく・・・
もう全神経を集中して文字で話を聞き取り?ました。

そして周りを見ると・・・年寄りがほとんど・・・まるで老人会ではないか・・が第一印象です。でも隣に座っていた60代の方がゆっくりといろいろ話し掛けてくれました。私よりは年上だけど、会の中では若い方・・・人工内耳を装用しているとかで{難聴なんですか?}と思えるほど聞えておられます。私に人工内耳を勧めてくれた人です。

高校生の時に原因不明の突発性難聴になり、口元を読み取って会話していたそうです。
「私もそうだったです」と沢山の共通の話題に話が盛り上がり、私が聞き取れない所では、メモ手帳に書いて話してくれました。
(へー―ッ、書くという手段があるんだ)とビックリした事を覚えています。

当時会員は10人ほど来ておられました。全体で20人に満たない小さな会です。
現会長は仕事が忙しくて来れない・・・とかで会長交代の話が出ていたようです。
初回、私は何もわからないまま、スクリーンの話を聞き取っていました。
当時私を含めて三人が入会しました。
一緒に入会した方とも話しが弾んで楽しい時間を過ごせました。
(自分だけじゃなかった!私と同じように聞えない仲間がいる)と胸が弾みました。

次回からの難聴会には話し掛けてくれた人に会いたくて参加しました。
又一緒に入会した人yさんが、とても優しい人で、私の店にも訪ねてくれるようになりました。残念なことにご主人の転勤で引っ越していかれ淋しい思いをしました。

そうして数回参加しているうちに、会の様子も少しずつわかり始め、ちょっとおかしい・・と思うと挙手して「この点は〇〇した方がいいと思います」等と図々しく意見をいうようになっていました。

今思えば、それが命取り?です。一年後には「会長はmichiさんにお願いしたい」と言われました。

難聴会とは二ヶ月に一回位例会を開いています。
着席して前に会長が立って色々な伝達事項を話します。
ほとんど全国難聴の連絡とか、どうしたら会員を増やせるか・・あるいは聴導犬のデモンストレーションであったり・・飾り物を作ったり・・・新年会を開催したり・・で食事時は皆さんが和気藹々と筆談したりして楽しまれています。

例会時に意見をいう人は限られています。役員をされた方がほとんどです。
みんなの前で話すのは恥ずかしい・・・と思うのか、なかなか意見をいう人がいません。
その中で私は(おかしい?)と思うと意見をいうものだから目立ったようです。

「会長になって下さい」と言われたときは、勿論何回も固辞しました。
難聴会が発足したのは平成3年8月だそうです。10年以上も前からおられる会員を差し置いて若輩の私が・・・なんて、とんでもないことです。でも協力するから・・・と言われ渋々引き受けました。
入会してから一年後のことです。

よし、引き受けたからには、嫌々ながらではなく少しでも動こう・・・これが私の原点です。
後から聞いた所によれば「michiさんがいなかったら難聴会は解散しよう・・という話になる直前だったよ。michiさんが会長を引き受けてくれてよかったよ」とのこと。
何もわからないまま、引き受けて本当にどうしよう・・・と困りましたが、いつも要約筆記してくれる要約筆記会長Yさんに相談に乗ってもらいながら歩き始めました。

会長職がスムーズにいったわけではなく、いろんなことがありました。特に協力してくれる・・と言った会員は「難聴会の中で楽しければそれでいい」という考えだったので私が思うこととずれており段々話が合わなくなってきました。

私の考えは難聴会に入っている人は仲間がいるので心配ないが、本当に心配なのは聞えないことを悩んで家で引きこもっている方のことです。
だから難聴会以外のどこにいるかわからない、聞えなくて苦しんでいる方に要約筆記などを知ってもらいたい・・・世の中が難聴に理解してくれるよう耳マークを広めたい・・
それを考えるようになり、活動しなければ・・・との想いが強くなってきました。

それで私に協力する・・・と言われた方は「活動しないと発展は無い」という私と意見が違うものだから、また当時お孫さんが生まれるので難聴会にも行く暇がない・・・ということでやめられました。とてもショックな出来事でした。
その方は後ほど私の店を訪ねてくれて、「家庭の事情もあったからmichiさんのせいではないよ。これから難聴会の為にがんばってね」と言ってくれました。
私が難聴会外に目を向け始めたので意見が合わなくなって活動をやめた方がいいんじゃないか・・と悩んだこともありましたが要約筆記のYさんに励まされて進みました。

そうして今に繋がっていきました。何でもスムーズにいくほうが無理・・・とはわかっていても全ての方の賛成が得られることは無い・・と割り切らないと進めないのです。
いつも悩みながら、これでいいのだろうか?イヤ進むべきだ・・と葛藤しながら歩いています。まだまだ未熟で失敗も数え切れないほどあります。でも自分の道を行くだけです。

       では    また・・・






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最終更新日  2007年08月29日 10時42分33秒
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