普段着の幸せを求めて

普段着の幸せを求めて

ヘンデルのソロ


土曜日、どうしても納得行かなくて 伴奏をテープで取ったものを使いながら、ああだこうだ練習してちょっと自分自身に不満だった。

音楽の先生はとっても奥の深い 曲を奏でる人で私にもそれを要求し、出来ないと色々教えて下さった。それなのに今回は何故だか深さが足りない、というか、、、

クラシックは まず技術を習得し(正しい音符の読み、音程、リズム、速さ等)その後、初めて芸術に仕上げる。

この技術を習得したあと、芸術に仕上げる作業がまるで、粘土で出来た人形に 魂を吹き込むみたいで、その素晴らしさというか、言葉にならない美しさに しばし現実を離れてしまうような気がする、、、

そしてその経験をすると 音楽の虜になって自分の魂も其処に常に同化していたい衝動に駆られる。

それが今回なくて、悶々としていた。自分であれこれして、、、

昨日、教会でソロをしたあと、気がついた、、、

音楽の先生はもう高齢だ、、、何時までも私の傍で忠告してくれない、、、、自分で自分の音楽を探す時期に来ているのだと、、、

彼女の音楽を 私の中で自分で育てて行く時期に来ているのだと、、


最終更新日 2004年11月09日 14時39分46秒
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