　　　　with sincerity　☆″　　　　～ももっちの natural field ～

LIVE×LIVE×LIVE

　この曲のイントロで、またもや客席はスタンディングスタイルに変わる。

【She’s my Lady】
　先程のやさしい語りの歌とは　がらりと変わったナンバーだ。
この曲のプロモーションでは、バイクにまたがり疾走するシーンが印象的だった。

…　世界中を敵にまわしても　君だけは　譲れない　…　

　男っぽさや力強さを感じる。

【REACH FOR THE STAR】
　ステージは、赤い血潮のように真っ赤に燃え出した。
これは、彼自身をモデルに書いた曲　といっても間違いないだろう。
明日のスターを夢見る少年が、小さなライヴハウスから始まり、やがて今を迎える。
そんな彼の憧れや　未だ遠くにある目標を、近いものにするため　夢への旅は続いていく。

　「オルガン！　島田　アツシ！！」

バンドリーダーである島田氏は、立ち上がって大きく手を振ってくれた。

【青い果実】
　この曲は、彼自身の心の中の塊が　たくさんの文字となって並んでいる。
長く早口な歌詞が特徴なのだが、１フレーズを歌い上げると客席からは
「フーッ　ヒューヒューッ！！」
怒涛のような歓声と拍手が響いた。
蒼く照らされたステージは、まるでフラッシュの嵐を浴びているかように
目がチカチカした。

【少年】
　ライヴにはかかせないお馴染みのナンバーへとつなぐ。
これは誰もが愛してやまない曲。
途中、サビ部分で　スナフキンのような格好をしたBIN福井氏が　客席すれすれに座り
気持ちよい顔でギターを握っていた。　結構おちゃめなベーシストである。
山根さんは、ギターの西本氏にマイクを向け二人で歌う。
会場からは、当然の如く　“もう一回コール”が湧き起こる。

【永遠の約束】
　ステージが最も明るく照らされるこの曲は、某TV番組でもエンディングとして
流れていたこともある。
イントロの“決めのポーズ”は、絶大な人気である。
今夜のイベントで　司会をしてくれた谷口氏も　これをよく真似する。

「ホントにみんなありがとう。
今夜は、限界に挑戦！　ということで　（笑）
この辺で　みんなと一緒に歌えるナンバーを　演ってみたいと思います。」

【Mr.FRINDS】
　ギターを持ち替え、ミディアムテンポなこの曲を、楽しそうな笑顔で歌う彼に、
会場のみんなは、右手でウェーブを作った。

【黄昏】
　今、私の“イチオシ”のPOPなラブソングだ。
♪Get Along Together しか知らない一般の人には、ぜひ　こんな山根ソングも聴いてもらいたい。

　　…　いつまでも君とこうして　愛をあたためてたい
　　　　そっと胸の奥に誓った　僕を見つけた
　　　　今年も夏が通り過ぎ　そう　僕はまた１つ
　　　　あの夏より素敵になった君を見つけた
　　　　あの夏より素敵な愛を君に見つけた　…

【Good-bye Love Road】
　彼のお気に入りというこの曲
ちなみに、今夜のイベントで、私が手にしたカードには、この曲名が書いてあり
後に、オリジナルステッカーをプレゼントされるというとてもラッキー☆
なナンバーである。
サビ部分は、客席も一緒にコーラスをするのがお決まりで、歌のラストには
みんなでハミングが始まる。
この時のリズムテンポは、いたずらな山根さんが　どんどんアップさせていくのだが
必死についていく私たちを楽しんでいるのは、当の山根さん自身のようにうかがえる。
サックス兼パーカッションの竹上氏はタンバリンを、砂の音が出る楽器と擦りよせて
不思議な音色を創っていた。
歌が終わると、
山根さんは、持っていたギターピックを投げた。

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