猫小屋の住人たち

今までいろんな子と過ごしてきたけど､甘え上手な子とやっぱりそういうのが下手な子といる｡

1年半前に家に帰る時にﾀｸｼｰが道の真ん中のかたまりをよけていったので運転手さんに聞いたら” 猫やったよ｡”と言うので車をﾊﾞｯｸさせてもらって車を降りて声をかけたら一斉にそのかたまりがﾊﾞﾗけておかんの方に向かってくる｡

”ゎあ子猫だ！！”慌てて運転手さんと二人で捕まえて､持っていたてさげ袋の中に入れて家まで連れ帰った｡

とても人なつっこい子猫たちだが抱っこ抱っこ攻撃でちっともおとなしくしないのだ｡よっぼど怖い思いをしたのだろう｡4匹でかたまっていれば暖かいし､心強い｡
それが今ちびっ子ﾆｬﾝｽﾞと一緒にいる｢なみ｣｢とん｣｢とこ｣ちゃんだ｡もう1匹いたのだがわりと早くに里親さんが見つかり｢あずき｣ちゃんという名前をもらって可愛がられているらしい｡
なぜその子が決まったのか？いろんな要因があると思うのだが、一つには自分を出すことと甘え上手だということだ。人は頼られたり、縋り付いて来られたりしたらほうっておけなくなるのでは・・・。

アイも人なつっこくて甘え上手だった。

なみ♀１才8ケ月

トンちゃんとトコちゃんはそこそこ人なつっこくて、ペタっとひっついてくる。ナミちゃんは おとなしく控えめで、皆の面倒をよくみる優しい子だ。

が、アイがいなくなってからナミちゃんが変わった。妙に自分をアピールするのだ。ひっくり返ってお腹をだしてニャｱといい撫でろと要求するのだ。

本当はナミちゃんも撫でて欲しくて、可愛がって欲しかったのだと思うのだが、表現の仕方を知らなかったのだと思う。可哀そうなことをした。きっとアイを見ていて学習したのだろう・・・。が、それも２週間位で終わりだろうか？今日は名前を呼んでも無視された。