3★アムステルダム






++++ アムステルダム ++++

ドイツ旅行記って言いながら何でオランダなん?
ってつっこみが聞こえてきそうですが(しかも大阪弁)
ドイツ旅行中に二日間だけアムステルダムに寄りました。

ケルンから電車でアムステルダムに向かった友人と私。
その日一日中なぜか友人の様子がおかしかった。

電車に乗ってる間中、妙に真剣な顔で外を見てる。

しばらくほっといたんだけど、横をみると泣きそうな顔をしてるので
「どうしたの?」
と聞いてみると
シンドラーのリストのユダヤ人が列車で連れて行かれるシーンが頭から離れないそう・・・

国境を越えてパスポートをチェックしに来た時も
「連れて行かれる」
と妙におびえてる・・・・

そんなこんな道中の中アムステルダム到着。

アムステルダムの中心の町はものすごいエネルギーが
あふれていてドイツとはまた一味違った感じ。

早速宿に荷物を置いて町を探検。
この頃には友人もすっかり元気になっていた。

オランダはさすがにマリファナ合法の国だけあって
コーヒーショップがいたるところに。

町を歩いていてもイッちゃってる人を何人も見かけました。

ずーっと笑い続けてる人、一時間後に同じ場所を通ったら まだ笑ってました。
腹筋痛くないのかなぁ?

お店から追い出されて水をかけられている人もいたなぁ。
こんな寒い冬に寒そー・・・

いたるところにSEXショップもありなんか不思議な所・・・
こういうごちゃごちゃした怪しいところは実は嫌いじゃない私。
どんどん好奇心がくすぐられていきます。
思わずタイのカオサンロードを思い出しました。

夕食の後は有名な飾り窓見学。
嫌がる友人を無理やり連れてくと、突然怪しい赤い光。
ずらーっと並んだ窓の中には売春婦がみだらな格好で道行く人を誘っています。

しかし、思わず動物園を想像してしまった私。

女性でもかまわず誘ってくる彼女たち。
カモ~ンと言いながらウインクされても・・・・
腰は小刻みに振られていた。
んー、女性に誘われるって複雑な気持ち。

次の日はアンネ・フランクミュージアムに行きました。
昔アンネの日記を読んだことがあるので
本の中のアンネの家が実際に目の前にあることにちょっと感動!

あの状況の中であんなに小さなアンネがあれだけポジティブで
いられたことに改めて感動しました。
そして戦争は二度と繰り返してはいけないなと本当に実感。

出来るだけ多くの人に見てもらいたいミュージアムです。

ふっ、と横を見ると私の友人、また真剣な顔をしてる。
前世はユダヤ人だったのかもねなんて話していると、
なんとアンネと同じ誕生日だったことが判明。

確かにアンネと同じくらい普段はポジティブでおしゃべりな彼女。
もしかしてアンネの生まれ変わり????

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