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8月19日朝。明日の甲子園決勝をみるために大阪行きを決定。テレビで駒大苫小牧の決勝進出を確認し、一路大阪へ。前泊は大阪では最高級ホテルの1つである”ザ・リッツカールトン大阪”を予約。甲子園観戦の前泊には贅沢すぎるホテル。でも甲子園観戦は僕だけで、カミサンはリラックス&リフレッシュ目的。、日頃のハードワークのご褒美という感じかな。ちなみにこの時期は格安料金で、2人一泊(リッチな朝食付き)で25000円。チェックインの時にフロントスタッフから、「あと1万をプラスしたら通常10万円以上するスイートへの宿泊も可能ですよ」と言われた。うぅーんと悩んだあげく、たった一泊だし、明日はチケット獲得のため、朝から甲子園球場で並ばなくてはならないことを考えて、断腸の思いで断る。スイートでなくてもそこはリッツ。部屋は最上階の36階。大阪の夜景も最高!。決勝戦の日。カミサンと僕は別行動。カミサンは正午までホテルでリラックスしたあと、ホテル内でマッサージを満喫する計画。もちろん僕は甲子園へ。朝8時過ぎに甲子園球場に到着。すでに行列。9時30分頃に開門。ネット裏の銀傘の下の席を確保。しかし試合は13時から。試合までは3時間30分ん待たねばならない。●球場では、注目の決勝戦に備えて入念なグランド整備が行われている。●そして、選手もグランドにやってきた。●試合前の守備練習。二連連続優勝の香田監督のノックはやっぱり上手い。●プレイボール!●早実 斉藤投手●駒大苫小牧 田中投手 (バッターは早実 斉藤投手)●応援合戦<駒大苫小牧><早実>●延長15回を刻む白熱のスコアボード●激闘は引き分け。決戦は翌日へ。本当にすごい試合だった。歴史に残る試合を目の前で観戦できたことを幸せに思いながら、球場を後にした。
Aug 24, 2006
先週の土曜日、大学時代のクラブのメンバーと年に1度の同窓会。6人の男性と4人の女性。パパやママになっている人が8人。結婚しても子供がいないのは、僕ともう1人だけ。結婚した女性の1人のコメントが印象的だった。夫婦は結婚する前は「愛情」があるけど、子供が生まれると「愛」が消え、「情」だけ残る。夫から消えた「愛」の向かう先は、子供なのかなぁと思ってしまった。このブログを読んだ子持ちの夫婦の感想を聞いてみたいと思ってしまった。
Jul 25, 2006
夫婦別姓に異を唱える「神社と神道」というサイトを発見。そのサイト曰く、---------------------------------------------------------------------夫婦別姓導入論者の本当の狙いは、・行き過ぎた個人主義に基き、・国民の健全な家族倫理観と伝統の家族制度を解消解体すること。---------------------------------------------------------------------とあった。夫婦別姓をすることがなぜ個人主義なのだろうか?過去の慣わしやしきたりを盾にとって、片方の苗字を強制する方がよっぽど個人主義のような気がする。同姓にしたければ同姓にすればよし、同姓にしたくなければ、別姓にすればいい。十人十色と言うけれど、夫婦も千差万別。お互いの生活や人生にあったスタイルを選べることが大切なんだと思うけどなぁ。「健全な家族論理観と伝統の家族制度」とはなんだろうか?よくよく読んでみると、「家庭は、夫婦が共同生活を営む場であり、子供を産み育てて教育する安らぎの場です」と、、、。子供のいない夫婦は、家庭とは呼べないのだろうか?これも疑問。さらに読み続けると、「現行の夫婦親子同氏制は、家族の一体感を高めると同時に、社会的に夫婦親子であることを公に示すのを容易にするという大事な役割をもっています」僕自身、カミサンに「別姓にしたい」と言われた時は確かに「一体感が希薄になるんじゅないかなぁ」と思った。でも、実際生活してみると、一体感と別姓は全く関係ないことを実感。反対論者の方々は、別姓経験がないが故にそう思ってしまうのでしょうね。さらに「社会的に夫婦親子であることを公に示すのを容易にする大切な役割」これは何を言いたいのだろうか?「同姓が夫婦親子を公に示すのを容易する」ってそうかもしれないけど、それって社会的にそれ程重要なことなのだろうか? 同姓だから「あの人達は夫婦親子」と考えるより、夫婦で出かける姿をみたり、親子で遊んでる姿をみて、「おの人達は夫婦親子」って想像すると思うけど、、、。まぁ、世の中、いろいろな意見があるから面白いので、反対論者の意見は、それは1つの意見としてあって良いと思う。ただ、画一的な制度が、時代に沿ぐわなくなってきていることだけは、事実として認識してもらいたいなぁと思ってしまった。
May 1, 2006
今日は誕生日。カミサンには「特別なイベントはしないでいいよ」と言っておいたので、通常通りテニススクールへ。テニスを始めて、1年半、だいぶ慣れてきた。コーチからも模範プレーの相手に指名されたりと順調に上達してきた。っとここまでは良かったが、、、、やってしまった。高い球をジャンプしてボレー。そして着地した瞬間、、、バリバリっという音。起き上がれない。血の気が引く、、、。体が動かない、、、。コーチが来た。「動かないで!」やってしまった。捻挫だ。2人のコーチの肩に抱えられて、コートの外へ。カミサンに電話して、救急病院で手当を受けて帰宅。今日は誕生日、そして明後日から旅行というのに、、、。昨年は旅行直前に盲腸、今年は捻挫とGWは2年連続最悪のスタート。でも、旅行には片足を引きずっても行くぞ。
Apr 30, 2006
チョー久しぶりの更新。今日から大型GW。今日から5月7日まで9連休。最近は仕事に追われ、毎日午前様帰りで体が結構ボロボロ状態。ゆっくりしたいなぁ。GW後半は夫婦でプーケットへ。これも楽しみ。今日は、カミサンさんに誘われ、ユーミンのコンサートへ。カミサンがユーミンのファンということもあり、これで5度目かな。今回は、"THE LAST WEDNESDAY TOUR" というテーマ。前半はノスタルジックな雰囲気の中、おそらく新アルバム(5月発売予定)の曲を。後半は僕らの世代が良く耳にしたヒットソングの連発。例年だと観客との会話に時間を割くイメージがあったけど、今日のステージは約2時間、最初から最後まで途切れなく歌い続けた。メインステージとセンターステージの間を走り回り、メインステージの左に設置された螺旋階段を上がったり下がったりしながら歌い続けた体力には脱帽。50歳を過ぎているというのに。あの体力は現役のスポーツマン以上だと思う。アンコールでは、名曲「守ってあげたい」を披露。懐かしい。今回のステージは、これまでのユーミンのコンサートの中でベストだったと思う。2時間という時間もあっという間に過ぎ去ってしまった。
Apr 29, 2006
今日は、注目のライブドア株を全て売却。株式投資を始めて以来、初めての損切り。金額はそれ程でもないけど、ちょっと感慨深い。しかし、ホリエモンの東京拘置所での第一声が、「株価は見られないんですか?」だって。これは想定外だったのか?
Jan 25, 2006
とうとうホリエモンが逮捕。これまでの古いやり方をぶち壊し、新しい風を社会に吹き込んできた人だけに、今回の事件の衝撃は大きい。大きすぎる。とにかく事件の真相をしっかり究明してほしい。僕は株主でもあったので、有限責任の範囲で痛手を負ってしまうことは確実。これは自己責任と言われてしまえばそれまで、、、。今は、ホリエモン等々より、ライブドアに残った社員の人達が、これからこの会社の将来をどう舵取りし、新しい道筋をつけるのかに注目したい。社員は悪くないのだから、この最悪の危機を切り抜けてほしい。一部幹部のワンマン経営体質社会から、しっかりした経営チームをもった企業に生まれ変わってほしい。頑張れ、ライブドア社員!
Jan 23, 2006
久々の更新なのに、最悪。ライブドアショックで株がボロボロ。小額だけどライブドア株も持っていたので、今日、なんとか売るぞぉ!と意気込んだが、、、、。売りを出しても全く成立しない、、、。ライブドアはさて置き、その他の株は多少持ち直したけど、かなりきつい状況。ライブドアごときで、株式市場、東京証券取引所のシステムまで揺るがすとは、、、。当分、株は塩漬け状態覚悟。くそぉぉ。しかし、今回のライブドアの強制捜査がなぜこの時期なのか?マンション偽装事件に絡んだ政治家が、国民やメディアの目先をくらますために、影で動いたなんて噂もあるとか、、、。でも、その噂を聞いて、まんざらでもないなぁと思ってしまう。なにはともあれ、夫婦独立採算制の僕ら夫婦は、それぞれの意思で株式投資しているので、夫婦で連携してリスクヘッジするようなことはしていない。夫婦2人で資産価値を減らしてしまった。早く株が戻るように、、、。
Jan 19, 2006
ついに1万アクセス達成。2005年04月02日からスタートし、約8ヶ月ちょっと。記事数37件。1記事あたり平均で270アクセス。最近は更新頻度がガタっと落ちてしまいましが、これからも細々やっていきます。アクセスして頂いた方々に感謝いたします。
Dec 18, 2005
今日、離婚届に印を押してしまった。といっても婚姻届を出していない僕が離婚届けに印を押せるわけがない。前回のブログで紹介した会社の先輩の離婚届の証人として印を押してしまったのです。離婚届の証人を経験できる人ってそういないと思う。貴重な経験をしてしまったというわけです。昼過ぎにメールが来て、「今日、お願いしてもいい?」「今からなら時間があるのでいいよ」って感じで、待ち合わせの会議室へ。先輩は先々週、夫婦で海外旅行に行ったようで、そこで旦那を説得したようだった。名前、住所を記入し、そして印を押した。「これで離婚成立だね」っていうと、「離婚って感じじゃないんだけどね」と先輩。「別姓届けって書類にしてほしいね」と僕。うなずく先輩。しかし、説得した先輩もすごいけど、旦那さんもあっぱれだ。なかなかそういう理解力のある旦那さんはいないと思う。その後、先輩がすかさずTo Do Listを見せてくれた。免許の書き換え、カードの書き換え、パスポートの書き換え、車の名義変更、、、、と20項目以上あったような気がする。離婚届けを出したあとも、沢山の作業が残っていることを再確認。これは本当に大変だ。これから結婚する人は、婚姻届を出すべきかいなかをよーく考えた方がいいと思う。
Dec 15, 2005
「夫婦別姓について知りたいんだけど」と会社の先輩(女性)にたずねられ、仕事の後に飲みにいった。彼女(先輩)は、結婚して10年以上。しかもDINKSということで、僕ら夫婦と全く同じ。ファイナンシャルプランナー(FP)の資格も保有する彼女は、資産運用、節税対策、そして夫婦のもつ資産がどちらに帰属するかを明確に管理している。遺産相続のために遺言も既に用意している。ある意味、僕ら夫婦よりすごい。少し会社の話で盛り上がったと本題に突入。先輩が「結婚してからずっと苗字について悩んでいるんだぁ。」と。先輩は職場では旧姓を使っている。僕の会社では旧姓で仕事をする女性が多いけど、先輩が結婚したころは、まだまだ旧姓で仕事をする女性はいなかったそうで、当時会社に「旧姓で仕事をしたい」とかけ合ったとか。いわば職場での旧姓を広めたパイオニアでもある。その先輩が、苗字を旧姓に戻したいと真剣に悩んでいる。夫婦共同で購入したマンション(払った割合では先輩の方が多いとのこと)を旦那だけの資産(要は旦那に贈与)にしてもいいから、離婚届けを出して、旧姓に戻りたいとまで言っていた。別に夫婦の縁を切るわけではない。生活を変えるつもりもない。事実婚というスタイルを望んでいる。結婚する時は、苗字の変更に躊躇する女性は多いと思う。でも結婚して10年以上経つと時間が解決する場合も多いんじゃないかなぁと思っていた。でもそうでない女性もやっぱり多いんだなぁと改めて思ってしまった。先輩は旦那に「事実婚にしたい」と相談したけど、旦那は同意しなかった様子。僕からは「旦那の気持ちはよく分かる。急がずじっくり夫婦で話した方がいいと思いますよ」「先輩夫婦の場合は、僕ら夫婦と同じようなスタイルなので、事実婚には適していると思いますよ」「事実婚でやってみると大したことじゃないって気づくんですよ」などとお答えした。翌日、先輩からメール。「旦那との交渉が成立したら証人になってね」と。これも初めて知ったんだけど、離婚届けには証人が2人必要なんだって。びっくり。大人同士が話し合って決めた離婚に証人が必要って一体どういうこと?早速、インターネットで離婚届けのフォームを見てみると証人欄を発見。法律婚って本当に厄介だなぁと思ってしまった。
Nov 12, 2005
引退後にお金っていくら位必要なのだろうか?ネットで調べてみたら面白い情報を見つけてしまった。厚生労働省が発表した平成16年簡易生命表によると、男性の平均寿命は78.64歳。女性はなんと85.59歳。こう書くと、60歳で引退する男性なら引退後の生活費は18.64年分だと思ってしまう。でもそれは早計。厳密には「平均寿命」ではなくて、「平均余命」を基準に計算しなければいけないとのこと。60歳の平均余命は男性で22.17年となっていて、今60歳で引退する人は、平均すると残りの人生が約22年あるということになる!ちなみに60歳女性の平均余命は27年。僕ら夫婦は同じ年なので、2人とも60歳まで生きると僕は82歳、カミサンは87歳まで生きることになる。あくまでも統計的には、、、。で、2人でリタイヤ後に必要なお金をある仮定のもとに計算してみようと思う。------------------------------------------------------------------1.リタイア後のひと月分の生活費は?世帯主が60歳以上で2人以上の高齢無職世帯の家計における消費支出(平成16年)は平均約25万3,000円。ということで25万円に設定。2.僕が死んだあとのカミサン1人の生活費は?これはあまり根拠がないのだけど、2人で生活している時の65%位が妥当かなぁと思うので65%に設定。3、リタイヤ後の生活費を計算すると、、、a)2人とも健在期間25万円×12月×22年=6,600万円b)僕が死んだ後、カミサンが1人で生活する期間25万円×65%×12ヶ月×5年=975万円よって夫婦2人の老後に必要なお金は、なんと7,575万円なり。------------------------------------------------------------------もっと長生きするともっとお金が必要になるんだよね。もう少しゆとりある生活を考えると1億円位は必要なのかなぁ。年金を考慮すれば、老後のためにそこまでお金を貯める必要はないと思うけど、最近の年金問題を考えると当てにはできない。長生きするって大変だなぁ。ただ、統計的にはカミサンに見送られてあの世にいけるので、その点だけは安心してしまった。
Oct 24, 2005
波ころべえさん。コメントありがとうございます。コメント欄でお答えしようと思いましたが、長くなるかもしれないので、ブログ本文にてコメント返しさせていただきます。質問1.婚姻のシステムの中に苗字選択性があって、1.夫の姓。2.妻の姓。3.各自旧姓のまま。というのがあれば、よいのかしら?どれを選択しても「婚姻」と法的にみなされるの。正直、婚姻届を必要としなかったので、婚姻届なる用紙を見たことがありませんでした。ネットで確認したら、「婚姻後の夫婦の氏」という欄があり、「夫の姓」「妻の性」のどちらかを選ぶようになっているのですね。勉強になりました、、、。婚姻届のフォーマットについてはあまり気にしなくてよいと思いますが、選択肢が3つ、たとえば「別姓」「夫の姓」「妻の姓」というのがあればいいと思います。当然、3つのどれを選択しても法的に婚姻とみなされ、法的には同等であり、国から受ける様々なベネフィットに関しても同等であることを望みますし、そうあるべきだと思います。夫婦の苗字の選び方で、国から扱いが変わるようでは困りますよね。質問2.ただ単に「苗字」にこだわったのではなく、苗字を1つにまとめることで、日本の法律から受ける様々なことが納得いかないから?名前を変えた側の人が、相手に依存するみたいのが嫌だから?・・・僕の最初のブログを読んで頂ければが様子がわかると思いますが、カミサンが自分の苗字を変えたくないというシンプルな思いから夫婦別姓を選びました。・自分の苗字がかわると自分でなくなってしまう気がする。・仕事をしている関係で苗字を変えたくない。・男性の苗字がデフォルトというは納得いかない。といったところかと思います。「相手に依存するみたいなのが嫌だから?」ということに関しては、そうとも思えるし、そうでないようにも思えます。なんともよく分かりませんが、結婚当時、僕が彼女の苗字を選択することになれば、「婿入」したような感じでしっくりしない気持ちがあったと思います。カミサンと同様に僕も自分の苗字が変わることへのシンプルな抵抗感があったので、どちらかの苗字を選ぶという決断には至らなかったわけです。これで質問の回答になっていますか?もしなにか気になることがあれば、なんなりと質問してください。かのうな限り、頑張ってお答えします。
Sep 28, 2005
月曜日から火曜日、一泊2日の研修。37歳になると必須で受けなくてはならない研修で、内容は自分の今後のキャリアを考えること。いままでは、会社の研修というと「どーせこんな研修を受けても職場に戻るとすぐに現実に戻っちゃって忘れてしまう」という感じで、いま1つ真剣に受けられなかった。でもさすがに37歳。バブル期入社。社内の人口ピラミッドでは36歳の次に多い。そして何よりも勤め先の会社が先週、中期経営方針を対外的に発表し1万人の人員削減を含むリストラ策を打ち出した直後。否が応でも自分のキャリアをまじめに考える時期だとひしひしと感じてしまった。この研修は、自分のこれまでのキャリアの棚卸しをして、今後の自分のキャリアを多角的に分析するもの。自分で分析した内容を同期のメンバーからフィードバックをもらいながら自分の考えを成熟させる。自分のこれまでのキャリアを考えると、常になにか物足りなさがあり満足が得られていないことが分かった。自分が本当にやりたいことがやれていなかったとも思う。サラリーマンの宿命でもあるのだけど、、、。そんな時に、6月のブログに書いたフクシマさんの言葉を思い出してしまった。--------------------------------------------------------------------職場で八方塞がりのときでも、自分が本当にやりたいことは何か、と考えれば、前向きなれます。職場は一時的な場所ですが、キャリアは人生設計のことです。人生はいくつかもの局面、段階があり、その時その時での計画をたてる必要がある。その時に裏打ちになるのが体験から積み上げた力だ。--------------------------------------------------------------------職業人生のある時期に、自分のこれまでキャリア、今後のキャリアを考えることって結構大切なんだなぁと感じてしまった。
Sep 27, 2005
前回、前々回のブログではいろいろ意見を頂き、いろいろ思うところがあった。僕のブログの書き方も悪くて、考えが伝わらなかった部分もあったと思う。まず言いたいことは、僕は夫婦別姓法が通ることを望んでいるということ。これだけは先に言っておきたい。その上で、今の法制度。夫婦は籍を入れる時に苗字を選べる。それは男側の苗字でも女側の苗字でも良いわけで、「男の苗字にしなさい」とは言っていない。こういう言い方もひんしゅくを買うかもしれないけど、「夫婦の苗字の選び方は機会均等」、平等に機会が与えられている。じゃぁなぜ、殆どの夫婦が男性の苗字を選ぶのだろうか?苗字の選択が機会均等であれば、統計的に考えれば女性の苗字を選択する夫婦が50%位いてもおかしくない。でも実際は男性の苗字を選択する夫婦が大部分を占めていると思う。結婚する時にどっちの苗字を選択するかは夫婦それぞれで異なると思うけど、結局、保険、年金、扶養などを考えると仕事をしている人の苗字を選択することが妥当な選択になってしまうのではないかというのが前回のブログで言いたかったこと。夫婦が共に経済的独立をしていれば、苗字を1つに選択する理由がなくなっちゃうんだよね。ただ、年金、保険、扶養などの社会保障についても、住民票上「妻(未届)」「夫(未届)」と記載することで法律上の夫婦と同等の扱いを受けることができるようなので、社会保障面を理由で苗字を1つにしなければならないと考えているのであれば、一考の余地がある。相続の問題も、遺書を残せばクリアできる。非摘出子問題もきゅっきゅさん方式(ペーパー離再婚方式)でクリアできる。結構、法律の抜け道ってあるんだよね。そういったことを含めて、夫婦でしっかり話し合い、ベストな選択をすることが大切なんでしょうね。さらに、MU沖縄さんのコメントにある通り、夫婦別姓法を望むのであれば選挙に一票を投じることも大切。でも法律を通すのは郵政民政化をみてもわかるとおり、生易しいことではないことも事実。僕個人の意見としては、夫婦別姓法を勝ち取るには、国民のみんなが夫婦別姓を実践し、夫婦同一性を有名無実化してしまうこと。そうすれば法律を変えざるえない状況に追い込めると思う。どうでしょうか?夫婦別姓って、やってみるとなんともないことだと気づくんだけど、やらないと気づけない。結婚の時に悩んでいるのであれば、悩んだまま自分の苗字を捨てるよりも、とりえあず別姓(事実婚)でスタートすることを薦めます。
Sep 4, 2005
夫婦別姓を成功させるキーはなんだろうか?いろいろあるとは思うけど、一番重要なのは「夫婦が経済的に独立している」ことじゃないかなぁと思う。日本の場合、結婚後は男性が仕事を続け、女性は家庭に入るケースが多い。仕事を続ける旦那の苗字を夫婦の苗字として選択する方が不利益が小さくなる。一般的風潮、慣習として、旦那はお金を稼ぐのが仕事、女性は家事・育児をするのが仕事となっている。もちろんそれぞれの仕事に甲乙はないとは思う。でもやっぱり資本主義社会で生活する上ではお金が最も重要。「お金を稼ぐ人の苗字=男性の苗字」というような方程式が成り立つのはいたしかたないと思う。でも女性が経済的に独立し、結婚後も仕事を続ける場合はこの方程式は成り立たない。我が家のケースはまさにこのケース。お互いは対等な立場。お互いが「籍を入れる(苗字を変える)という不利益」を被りたくないという気持ちになる。さらに・年金も夫婦それぞれがもらうので気にしない。・保険も夫婦それぞれが好きな保険に入るので気にしない。・控除も関係ない。(これはおいおいなくなってしまうようだけど)・ダブルインカムの方が生活・気持ちにゆとりが生まれる。・夫婦どちらかがリストラになっても大丈夫。多少税制面で不利でも、それ以上に2人でお金を稼げば、実入りはダブルインカムの方が多い。夫婦別姓を望んでいる方は、「嫁に行く」とか「面倒見てね」とか相手への依存意識を捨てることはもちろん、さらに自ら仕事をもって、自分の生活は自分で保証できるように努力することが大切なんじゃないかなぁ。それでも解決されない問題があるのも理解している。例えば古い思考をもった男性にありがちな「女性は結婚したら仕事をやめて家に入るもの」という考え。現代社会でもこのような生きた化石のような考えをもった男性って結構いると思う。さらに社内恋愛で結婚すると女性の方に退社を促す信じられないような会社も存在するらしい。そういったケースは結構大変。結婚相手選び、会社選びの段階で、よーく観察することが大切なんだろうね。
Aug 28, 2005
最近、結婚して籍をいれるということは一体どういうことなのか?と考えてしまう。もちろん僕ら夫婦は籍を入れていないけど、なんら問題はない。夫婦別姓を強く希望する人は、選択的夫婦別姓制度の立法化を期待しているのは理解できる。でもそれが現時点で立法化されていないからといって、いやいや籍を入れて、自分の苗字を変える必要性って一体なんなんだろうか?籍を入れるというこが、2人の今後の生活にどれだけの意味があるのか?世間体とか両親がうるさいというケースであれば、籍を入れたふりをすればいい。会社だって、両親だって戸籍までチェックすることはまずない。子供が非摘出子になる。これも実生活上なんの障害もないと思う。子供が小さいうちは戸籍なんかまったく気にしないし、大きくなったらしっかり説明すれば理解してもらえると思う。どうしても戸籍が気になる人は、きゅっきゅさんのように、一時的に婚姻届を出して摘出子にして、すぐに籍を抜けばいい。相続についても、遺書を残せば問題はないだろう。相手がどうしても籍を入れたがるケースは、納得するまで話してほしいし、ラチが開かない場合は、僕のカミさんの殺し文句「苗字の選択はフィフティ・フィフティ」なんかも有効かも。それでもラチが開かないのであれば、その相手とは価値観がそもそも違うのかも知れない。僕自身も結婚当時は、籍を入れないということに不安があった。夫婦としての一体感が生まれないのでは、、、と。でも実際、事実婚として生活すると、籍を入れた/入れてないなんて全く気にしなくなる。婚姻届だけで結ばれている夫婦より、そんなものがなくても仲良く、そしてお互いをリスペクトできる夫婦の方が良いに決まってる。夫婦別姓で悩んでいるいる方は、「別姓法がないから苗字を変えなくてはならない」という発想を捨てていいんじゃないかなぁと思う。もっとクリティカルな問題があったら教えてほしい。まだまだ僕も勉強不足な部分が多いと思うので、、、。
Aug 23, 2005
1週間前、かみさんにめちゃくちゃ怒られた。かみさんが友達から分けてもらった大切な植物を雑草と思ってしまって抜いてしまったからだ。その他の抜いた雑草や切り落とした枝と一緒にごみ用のビニール袋に入れて数時間放っておいたら、かみさんが気づき、雷が落ちた、、、。すぐにビニール袋から取り出して花壇に戻したが、根っこから引っこ抜いてしまったので、回復はほぼ絶望。本当にかみさんには申し訳ないことをしてしまった。一縷の望みをかけて、毎日出勤前に水をあげていたらなんと、、、以前から生えていた葉っぱは枯れたり瀕死な状態だけど、その根元から小さな子供の葉が3枚顔をだしてきた。とりあえず一命を取り留めたようだ。本当に本当にホッとした。この植物の葉は水をはじく性質があって、水をかけるときれいな水玉がができるようです。
Aug 6, 2005
今日は資産運用のこと。夫婦独立採算制なので、自分の資産は自分で運用している。ぼくは、株式、外貨、投資信託、銀行定期預金、勤め先の持株会、勤め先の財形を使って資金の運用をしている。割合は、ざっくり-------------------------銀行定期:25%外貨預金:25%株式投資:20%会社財形:20%投資信託: 5%-------------------------という感じかな。・株式に関しては、ビッグマネーを期待せず数万円儲かったら売る手法。・外貨預金は、為替の変動を狙い、これも数万儲かったら円に戻す手法。・投資信託は寝かしっぱなし。・会社の財形は、給与自動引き落としなので知らぬ内にお金が貯まる感じ。・定期預金は、低金利なのでたいした運用にはならないけど安全弁。株と外貨はやっぱりインターネットが大活躍。ネット証券はマネックス証券、ネット銀行はソニーバンクを利用している。24時間いつでも取引できるし、取引手数料が格段に安いのが魅力。たまにカミサンと「株でいくら儲けた?」「外貨はどう?」などと話すんだけど、最近のカミサンは外貨でだいぶ儲けている様子。カミサンは慎重派タイプなんだけど、お金の運用に関しては結構大胆なようだ。外貨などでも、大きなお金を動かすことで、1円、2円の為替変動でかなり大きな運用益を得ている様子。(羨ましい、、、)なにはともあれ、2人それぞれ稼いで、2人それぞれお金を増やし、普通の人達よりも早くハッピーリタイアメントできればいいなぁと個人的には思っている。でもカミサンは仕事”命”な人なので、僕がリタイアしてもあくせく仕事をしている風景が目に浮かんでしまうんだよね。
Jul 28, 2005
最近仕事が忙しくてブログの更新がなかなかできない。頭の中ではブログを書かなきゃっと気になってしょうがないんだけど。今日はブログを更新するぞ!と思った会社帰りの新宿駅構内で、ビックリ! キオスクに「奥菜恵離婚」との新聞記事! ”まじ?”って思ってしまった。家に買えって藤田社長のブログを見ると離婚の報告が淡々と書かれていた。その一説。--------------------------------------------------離婚は唐突に聞こえるかも知れませんが、つい先日、解決し難い問題が生じました。 ふたりで話し合った結果、しこりを残すよりも別々の人生を歩むことに決めました。--------------------------------------------------潔く、カッコイイのかもしれない。でもこんなにあっさり離婚する位にしか結婚ということを考えていなかったのか?とも思ってしまう。僕も結婚当初は、かみさんとチグハグして、「もうだめかなぁ」と思ったけど何とか踏みとどまった。かみさんも結婚直前に「結婚をやめたい」と言ってきたけど踏みとどまった。そして数年たった今は、2人の波長も合ってきている。そういった危機的状況を乗り切ることで夫婦の絆は強くなると思う。そういう意味では残念でしかたない。
Jul 22, 2005
かみさんの誕生日祝いにウカイリゾートに行ってきました。料理も雰囲気も最高のレストラン。美味しい料理の写真を沢山アップしましたので、興味のある方は是非回帰線をご訪問下さい。
Jul 9, 2005
僕が結婚する時には既に母は他界し、親は親父だけだった。父には結婚する前になんとなく「かみさんが別姓にしたいということなので、籍は入れない」と伝えた。父はそれについて良いとも悪いとも言わなかった。僕は3兄弟の真ん中(姉と弟がいる)。親父は姉には厳しかった。しょっちゅう怒っていた。弟は一番下の子供ということで、ちょっとしたことにも口出しをしていたと思う。真ん中の僕は、中だるみなのか親の目から開放され、好き勝手に生きてきた。僕の言うこと、やることにはあまり口出しすることはなかったように思う。親父は昭和8年生まれ。どちらかというと昔気質、そして頑固。典型的な亭主関白タイプだった。普通に考えると「しっかり籍を入れろ」というタイプだが、何も言わなかったのはなぜだろうか?と考えてしまう。既にこの世にいないので本当のところはわからない。典型的亭主関白の父だったが、当時としては、いや現在で考えても、非常に稀な決断をしていた。結婚の際に母(親父にとっては妻)の苗字を選んだのだ。別に婿養子になったわけではない。自分が結婚するまで使っていた苗字を好きではなかったようだ。親父は自分の親父(僕のおじいさん)を嫌いだったようだ。親父の両親は離婚していた(たぶん)ので、その苗字をずっと背負いたくなかったのかもしれない。親父が僕らの事実婚をどう思っていたのか?今となっては知る由はないけど、親父自身が自分の人生、結婚時の判断を振り返り、僕に何も言わなかったのかなぁ?なんて考えてしまう。特に女性サイドに多いと思うが、別姓を希望しても旦那サイドの両親に説得され、気の進まないまま籍を入れるケースをよく耳にする。中には数年事実婚・別姓で生活しながら最後は両親からの説得に折れて籍を入れたが、その後夫婦仲が悪くなり離婚してしまった友人もいる。そう考えると苗字を1つにすることにどれだけの意味があるのか疑問になってしまう。前回のブログに紹介したフクシマさんは、橘が自分の苗字、フクシマが旦那の苗字。日本で無理なのかもしれないけど、こういうやり方もあるんだよね。
Jun 29, 2005
今日、勤め先の株主総会での1コマ。株主から「女性がもっと活用してほしい。取締役にもっと女性を登用してほしい」という要望を頂いた。すると議長が「弊社には2人の女性取締役がいるので、一言づつコメントお願いします」ということで、2人の女性取締役から一言づつコメントがあった。その内の1人である社外取締役の橘・フクシマ・咲江さんは、「私ももっと女性の登用を望みます。現在、弊社の女性管理職比率は2.4%。アメリカでは30%を超えている。女性が活躍できる環境を作るように努力します」ときっぱり発言。僕は橘・フクシマ・咲江さんがしゃべるのを今日はじめて自分の耳で聞いたのですが、株主総会という緊張する席で、いきなりコメントを求められたのにも関わらず、颯爽と、そして明瞭に発言する姿に惚れ惚れしてしまった。フクシマさんは、そのキャリアもすごい。日本の大学に加え、ハーバード、スタンフォードも卒業し、自ら会社の社長を務める一方で、2社の社外取締役も勤めている。でもリンク先のレポーターのコメントにあるように、その実際のイメージはちょっと違う。--------------------------------------------------------------------------確かに御本人にお会いすると、経歴や実績から想像しがちな「すごい女性」というイメージと違うので驚く人も少なくない。率直で穏やかな話ぶり、小さめの声、フェミニンな物腰のなかに、プロの仕事人としての強い発信力をもつ--このコンビネーションが不思議な印象を残すのだ。--------------------------------------------------------------------------是非、キャリアの部分のリンク先を読んでいただきたい。フクシマさん自身は、もともと、ビジネスの世界でキャリアを築く事を目指していたわけではなかったようですが、「君が家にいるだけなんてもったいない、仕事をしたら?」と旦那がいった一言がきっかけで、本格的な仕事に入ったとのこと。この旦那さんもすごい。素敵な夫婦だなぁと思ってしまった。以下もリンク先にあるコメント。--------------------------------------------------------------------------「キャリアをつくるということは、自立した自分をつくること」だと、フクシマさんは言う。多様な体験を自分が積んでいれば、自分の可能性を現在の自分の環境に閉じ込めない。「職場で八方塞がりのときでも、自分が本当にやりたいことは何か、と考えれば、前向きなれます。職場は一時的な場所ですが、キャリアは人生設計のことです。」人生はいくつかもの局面、段階があり、その時その時での計画をたてる必要がある。その時に裏打ちになるのが体験から積み上げた力だ、という。--------------------------------------------------------------------------最近仕事でいま1つ満足感、納得が得られない自分に、突破口を与えてくれそうな素敵なメッセージだ。
Jun 22, 2005
僕ら夫婦は、それぞれ個室をもっている。僕個人が感じている個室のメリットは・夫婦喧嘩した時に、お互い顔を合わせなくて済む。・僕の部屋にはMy テレビがあるため、テレビ番組の取り合いがない。 テレビ録画もMy DVDで好き勝手に録画できる。・自分の好きな家具、インテリア、AV製品を勝手に買って好き勝手にレイアウトできる。・自分の趣味や仕事を邪魔されずにできる。・ボーっとできる。要は、”誰にも邪魔されない自分の空間をもてる”ということであろう。あるアンケート(母数は少ないようですが)で、「個室が欲しいですか?」という質問に対して約75%の主婦が「ほしい」と回答したそうです。その理由の上位は、・プライバシーの確保・趣味を楽しみたい・気分転換だったとのこと。うなづけますね。ちなみ個室不要の理由の上位は、「主婦らしくない」「スペースが無駄」だった。「主婦らしくない」ってどういう意味なんだろうか? ちなみに実際個室をもっている主婦は16%だったとか。最近、僕ら夫婦はあまり夫婦喧嘩をしないけど、以前ブログに書いた通り、結婚直後は関係がギクシャクしていたので、個室があって本当に助かった。もしなかったら、今頃、違う道を歩んでいたかも、、、、なんて思ったりもする(言いすぎかなぁ?)。夫婦喧嘩しても、しばらく個室に留まっていると、ほとぼりが冷めるんだよね。夫婦仲が良くても、家の中でいつも一緒にいると、仲の良さが当たり前になって無感覚になってしまうような気もするし、相手の嫌な所が無償に気になってくることもあるだろう。好きな食べ物でも食べ過ぎると嫌になって、しばらくは見たくない・食べたくないと思ってしまう感覚と同じだと思う。それと僕は慢性のアレルギー性鼻炎で、慢性の鼻づまり。特にハウスダストには敏感ということもあって、自分の個室には、3つの空気清浄機を装備している。1つは、松下電器のファン式の空気清浄機(よくお店で見かけるタイプ)2つめは、小型のイオン式空気清浄機(ファンなし)3つめは、空気清浄&マイナスイオン発生がついているエアコン(東芝大清快)。自分の部屋でかつ夫婦独立採算だから、自分のために、ここまで気遣うことができるのだと思う。夫婦といっても、体質も違うし、好みも違う。自分が好き勝手にできる部屋があるのは落ち着くし、部屋のレイアウトに飽きたら、いつでも勝手にレイアウト変更できて、ストレス発散にもなる。前回のブログに書いた夫婦別寝室の流れとともに、夫婦各々個室(書斎)をもつという流れも遅かれ早かれ普通になってくると思う。
Jun 15, 2005
今日のワールドビジネスサテライト(テレビ東京)で最近の新築マンションについてのレポートがあった。マンション販売会社は、ターゲットとしてDINKSに注力しているとのこと。DINKS向けのマンションの最大の”うり”は、夫婦別寝室。・夫婦であってもお互いのプライベートを尊重する。・DINKSであるためお互い異なるライススタイル(生活時間)を気遣うといったメリットを全面的に打ち出しているようだ。シニア向けにも同様に夫婦別寝室を提案しているとのこと。ある調査(たぶんDINKSやシニア夫婦対象)によると、夫婦別寝室を望む夫婦の割合は40%、夫婦同寝室を望む夫婦が46%だったとか。ほぼ互角、、、。pinoko_snafkinさんが学生時代に設計した夫婦別室住宅(前回の記事のコメント)は将来を予測していたかのように、今の時代をマッチしているようだ。すごい!我家は夫婦同寝室ですが、それぞれ個室(書斎)を持っている。これは本当にいい。その効用については、次回のブログに書こうと思う。
Jun 9, 2005
我家ではなぜか帰宅時にドアホォンを押さない。たぶん普通の家では、返ってきた時に「ピンポーン」ってドアフォンを押して、家の中にいる人にドアの鍵を開けてもらうのだと思う。ドアが開いた瞬間に「ただいま」「お帰りなさい」と言うのが日本的家庭のパターンだと思う。僕はもちろんそうだし、かみさんもたぶん、親と住んでいた時は「ピンポーン」&「ただいま」&「お帰りなさい」だったと思う。僕は外出して家に返ってくると、かみさんが家に居ようが居まいが関係なく、鞄からおもむろに家の鍵を取り出しドアを開ける。ドアフォンは押さない。かみさんも同じだ。どうしてこういうマナーになったのだろうか?かみさんと僕の生活時間が違うからなのかなぁ?なんて思ったりもする。かみさんは、仕事の関係で、毎日夜中の2時とか3時とかに帰宅してくる。当然その時僕は既に寝ているし、僕が帰宅する時、かみさんが家に居ることはまずない。ウィークデイにドアフォンを押す機会がないのだ。もしくは、僕が原因のような気もする。家でテレビとかDVDを見ている時にかみさんが外出から返ってきて「ピンポーン」とやられると中断しなくてはならない。それが嫌なので、自分が先手を打って、ピンポーンと押さずに家に入ることを率先してきたような気もする。いずれにせよ、よくドラマのワンシーンにある「お帰りなさい。お風呂にしますか?それとも食事にしますか?」的な対応は超苦手なので、今の我家の”あっさりさ”が自分には合っているように思う。いずれにせよ、家族・夫婦にはそれぞれにいろいろな独自マナーがあって、それがcomfortableなら問題はないと思う。人気blogランキング!
Jun 4, 2005
かみさんが夫婦別姓や夫婦独立採算制にしたいと僕に相談した時に言った誕生日の例。「専業主婦だと、旦那に誕生日プレゼントを贈るのも、結局は旦那の稼いだお金からでしょ。それってプレゼントを渡している気持ちになれないんだよねぇ」僕ら夫婦の誕生日は、ちょっとリッチなレストランで食事をすること。かみさんの発言もあり、誕生日はおごる(=家計からは出ない)ことが定着している。僕の誕生日は4月30日。今年は盲腸で入院したり、その後すぐにバリ旅行に行ったこともあってなぁなぁになっていた。それを気にしていたかどうかは定かでないけど、昨日の土曜日にかみさんが「誕生日のお祝いをしてあげる」と言ってくれた。かみさんが選んでくれたレストランはうかい亭。”ゴチ”の舞台になったこともある最高級ステーキを堪能できるお店。芸能人がお忍びで来ることもあるとのこと。食事の写真は回帰線に掲載しましたので、興味のある方はご覧ください。かみさんは、僕の誕生日のためにレストランを予約する時は必ず”彼女の苗字”で予約する。普段レストランを予約する時は彼女の苗字でなく僕の苗字を使う。そんな些細なことにも、こだわりを見せるかみさんには頭が下がる。人気blogランキングに初挑戦してみました!
May 29, 2005
僕は朝食を食べる人。かみさんは朝食を食べない人。僕達夫婦は、結婚当時から、週末に翌週必要な食材を二人で買いに行くことが多い。結婚して数年間は、スーパーでは仲良く2人で1つのカートを押して、ぼくの朝食(主にバナナ、ヨーグルト、ジュース)も含めて必要な食材を詰め込んで買っていた。これらの買い物は共通口座(家計)から払っていた。要は割り勘。しかしある日。かみさんから「朝食はひできちしか食べないんだから、その分は自分で払ってよ」と言われてしまった。はじめは”自分が食べないからって、そんなこと言うなよ”とカチンときた。でも”朝食代くらいで目くじらを立てるのも良くないし、確かに逆の立場だったらそう考えるかもなぁ”と思い、かみさんからの要求を呑むことにした。要求を呑んだ後は、2人でスーパーに行って、二人別々にカートを押して、かみさんは夫婦共通の食材と自分のほしい物、僕は翌週必要な自分の食材をバラバラに歩き回って買っている。なぜかスーパーのポイントカードを一枚しか作っていないため、僕が先にレジで会計をすませた後、まだ買い物中のかみさんにポイントカードを渡しに行くなんてこともしている。最初は”なんか変だなぁ”と感じたけど、今では”夫婦独立採算制なんだから当然かぁ”と思っている。
May 25, 2005
前回に書いた食器洗い乾燥機と同じくらい、もしかしたらそれ以上に僕の家事軽減に貢献してくれたのが”乾太くん”こと東京ガスの衣類乾燥機。結婚当時、食器洗いとともに洗濯もぼくの担当業務。洗濯自体は全自動洗濯機があったので楽勝だったけど、洗濯した衣類を干すのが面倒くさい。干す場所も2階なので洗濯後の濡れた重い衣類を運ぶの大変だし、一枚一枚パンパンって伸ばして干すのはかなり辛い。2人だけなので洗濯物は少ないと思いがちだけど、ところがどっこい、結構多い。そんな時、我家の郵便ポストに入ってきたのが、救世主”乾太くん”のチラシ。子供の頃に好きだったアニメ 一発貫太くんと同じ名前ということもあり、急に親近感が湧いた。さっそくかみさんに相談し、これも交渉成立。家計(割り勘)で購入。容量の一番大きい”MA-050B-ST”というタイプ。・5kgの衣類も50分で乾燥・日向干し同様の殺菌効果かつ花粉やホコリの心配無用・ふっくら仕上がるこれから始まる梅雨のシーズンも心配いらず。最近は、家電の全自動洗濯乾燥機があるので、こっちの方が良いのかもしれないけど、カタログスペックをみると洗濯6Kg、乾燥4kgとなっているので、6kg入れて洗濯した後、乾燥させる場合は2kg分は取り出さなくてはいけないのかなぁなんて思ってしまう。もし使っている人がいれば感想を聞いてみたい。それと僕の主観だけど電気よりガスの方がパワーがあると思っているので電気でどこまで”ふんわり”乾燥できるのだろうか?何はともあれ、我家の乾太くんには大満足。乾太くんが我家に来てからは、かみさんも積極的に洗濯するようになった。(食器洗い乾燥機と同じ効果)乾太くんは我家のホームラン王だ。我家の乾太くん
May 21, 2005
最近僕が使っている京王線に女性専用車両なるものが本格的に導入された。なんでこんな男性差別の車両を導入するんだ!女尊男卑じゃないか!と思ってしまった。夫婦別姓とか独立採算とか僕としては男女平等が基本ポリシーなので、”これはないよなぁ”と思ってしまった。かみさんに聞いてみるとどうも痴漢対策らしい。京王線だけでなく都内の私鉄、地下鉄でほぼ横並びでの導入がすすでいるとのこと。でも、通勤に片道1時間40分位かかる僕としては通勤で座れるか座れないかは大きな問題。ラッシュ時に1車両分の席を女性に占有されてしまうことは、残り車両すべてにしわ寄せくる。最近、以前にもまして車両に乗り込む時の残席が少なくなっているので気が気でない。でもよくよく考えてみると、痴漢対策としてどれだけの効果があるのだろうか?女性は望んでいるのだろうか?痴漢対策の解決案として女性専用車両という解しか見出せなかったの?多くの私鉄、地下鉄が同じ解決案を選んだのはなぜなんだろうか?横並びの解決策でなく、こういったところでオリジナリティを出して、”さすが京王線!他の私鉄と違うなぁ”という解決策を示してほしいものだ。
May 18, 2005
今日、突然八王子にひょうが襲来。70年八王子に住んでいる爺さんもこんな大きな雹を見たのは生まれて初めてということ。本当にびっくりしました。詳しくは回帰線にて。
May 15, 2005
お互い仕事をしているため家事の分担は当然。僕の分担で荷が重かった仕事の1つが食器洗い。食事の後はゆっくりしたいなぁと思っても、そうはいかない。かみさんがご飯を作ったのだから洗うのは僕の仕事。まともに料理が作れないから言い訳はできない。でもよくよく考えると片付けることは楽しくないというのが世の常。高校時代は野球部に所属していたけど、下級生時代はろくに練習もさせてもらえないのに、いやな片付けはさせられる。大学時代はスキーをしていたが、スキーした後の道具の整備も結構面倒くさい。会社での会議でも、偉い人は会議に出るだけで片付けることは部下にやらせる。姉の子供なんかをみても、おもちゃで遊びまくるけど片付けることはしない。料理もたぶんそうだと思う。作るのは楽しいが片付けるのはつまらない。そのつまらない部分だけを引き受けるのは結構つらい。そんな頃、電気量販店で見た食器洗い乾燥機に一目惚れしてしまった。さっそくかみさんに交渉。夫婦共通口座(要は折半)で購入することに成功。買ったのは当時松下電器の上位機種NP-40SX1。使ってみるとめちゃくちゃにいい。食器を突っ込んで、洗剤を入れるだけで、きれいに洗ってくれる。おまけに食器の乾燥までしてくれる。今までの苦労が一気に解消。洗った食器をそのまま食器洗い乾燥機に置いておいても問題ない。手洗いよりも水が大幅に節約できる。乾燥により殺菌もされる。百利あって一害なし。食器洗い乾燥機を買った後は、その楽さから、かみさんも頻繁に使うようになり僕の家事の重荷がかなり低減した。食器の洗い方で文句を言われることもない。今でも使っているけど、本当に役に立っている。DINKSの人、主婦の人、食器洗いを担当している旦那さんには本当にお勧めの一品。購入時の注意ポイントは、1.なるべく一度に沢山洗える大型タイプ我々は夫婦2人分だけだけど、5~6人分一度に洗えるタイプを使っている。それでも一回の食事で一杯になることが多い。2.設置スペース置くスペースの確保。松下製品はあまり問題がないけど、他社の製品では扉を開けるスペースが必要なものもあるので注意。3.設置工事食器洗い乾燥機には給水が必要。食器洗い乾燥機と水道をつなぐには、キッチンの水栓にもう一つ出口をつくって、給水ホースをつなぐ必要がある。その時に「分岐水栓」なるものが必要になる。水栓のタイプや種類によって、それに適合する分岐水栓は異なるので、それを選別しなくてはならない。工事は独力でも可能だけど、お店に工事を頼んでしまった方が安心。お店にもよるけど5千円から一万円位はかかるのでその予算も見込むこと。私の一押しは松下のNP-60SX5。 <我家の食器洗い乾燥機の設置状況>
May 14, 2005
11月22日に結婚したので、”結婚しました!”葉書は年賀状と兼ねることした。通常の年賀状であれば、それぞれ別々の年賀状を作って、それぞれの苗字で出せば済むのだけれど、結婚挨拶葉書を兼ねるとなるとそうはいかない。2人の連名で出さないと挨拶の意味がないので。夫婦別姓なので、-----------------------------------------<僕の氏名>・<かみさんの氏名>< 新居の住所 ><僕のe-mail>・<かみさんのe-mail>-----------------------------------------で出した。結婚式で「夫婦別姓」宣言しているので、受け取って不思議に思うの人は少ないだろうと思ったけど、友達から頂いた年賀状には、-----------------------------------------<僕の苗字> <僕の名前> 様 <かみさんの名前>様-----------------------------------------というのがいくつかあった。結婚式に出ていた人の中にも、僕らの年賀状を受け取った後に返事の年賀状を送って頂いた人の中にも。結婚式で別姓宣言はしたけど、籍については何も言わなかったのが原因なのか?それとも、男の苗字で代表するのが習慣として身についてしまっているのか?いずれにせよ、夫婦別姓はまだまだ一般的でないのだなぁと思ってしまった。結婚して8回目となる今年は1枚までに減った。かみさんを知っている人でもぼくに来る年賀状の宛名は僕の氏名だけというのが大半で、数枚だけきちんと僕の氏名、かみさんの氏名が連名という結果であった。宛先を僕の氏名だけにした人は、宛先に夫婦別々の苗字を並べることを躊躇したのだろうか?トラックバックさせて頂いた「別姓日記」(女性の方ですが)には、「旧姓で年賀状もらっても、そのまんま出したら相手のダンナがいやがるんじゃないかって気を遣って、ダンナの姓に変えて出すっていう人もいるらしいよ」なんてコメントがあった。もしかしたら、我々に年賀状を出す人も悩んだあげくに、僕の苗字に一本化したり、僕の氏名だけにしたのかも知れない。しかし、かみさんの苗字で一本された年賀状は来なかったことを考えると、やっぱり、「結婚=女性が男性の苗字になる」が既成概念ということなのだろう。
May 8, 2005
「バリ滞在記 番外編」をブログ”回帰線”にアップしました。興味のある方はご覧ください。回帰線
May 7, 2005
盲腸から退院した翌日、強行してバリに行ってきました。無理して行って本当に良かったです。滞在記を”回帰線”にアップしましたので、興味のあるかたは訪問してください。回帰線ここでも夫婦別姓で、ちょっとしたことがありました。今回はホテルのチェックインでの出来事。チェックイン時にかみさんのフライトチケット提示したためにかみさんの苗字で登録。そのあとクレジットカード(ホテルでの食事、買い物を部屋付けにするため)の提示を依頼されたため、今度は僕のクレジットカードを提示しちゃいました。食事や買い物をする度に、部屋番号とサインをするのですが、ホテルのスタッフは部屋番号で客の苗字・名前をチェックします。サインはクレジットカード提示者の僕の苗字・名前をサインしました。すると、部屋で登録された苗字・名前(かみさん)とサインの苗字・名前(僕)が一致していないため、何度も「登録されている名前と違うのですが、、、」と呼びとめられてしまいました。これからはきちんと気を配って、夫婦どちらかに一本化しないといかんなぁと思いました。
May 6, 2005
結婚生活が始まると、なんと僕はPost-Marriage Blue(結婚後のMarriage Blue:こんな言葉はないと思うが)になってしまった。夫婦別姓とか独立採算制とかとは全く別の次元で。僕らの結婚式の主賓挨拶に「結婚とは異文化交流だ」という話があったが、まさにそれを痛感したのだ。ぼくらの場合、結婚する前に6年も付き合っていたので、お互いの価値観や考え方、そしてお互いへの接し方については十分に知り尽くしているつもりだった。でも1つ屋根の下で生活することは、全く違うことだった。一緒に生活を始めると、お互いの育った習慣・価値観・言動(=文化)と異なることが妙に気になりだした。それがとても些細な事でも。・テレビを見ながら食事をするのが当然と思っていた僕に対して、それを許せないかみさん。・テレビを見る時のボリュームの大きさの違い。・朝食を食べる僕と食べないかみさん。・玄関灯は寝る前に消す僕と、一晩中点灯するかみさん。・こまめに掃除したいかみさんとある程度まとめて掃除したい僕。・僕が部屋やトイレの電気を消し忘れると、我慢ならないかみさん。・車を運転していて、道を間違いたり、一緒に散歩に出かけて、少しでも遠回りすると不機嫌になるかみさん。・仕事と余暇・趣味のバランス、価値観など、細かいことを上げると切りがない。お互いの文化を受け入れるには時間が十分ではなかったのかもしれない。また、Marriage blueを引きずって結婚したかみさんにとって、僕のちょっとしたミスに“かちん”ときて、つい剣幕になってしまったのかもしれない。しかし、そうこうしているうちに、今度は僕の方が結婚生活に息苦しさを感じてきた。僕にとって、たいしたことでない事でも、かみさんからブツクサ言われると不快感を覚えるようになっていた。結婚して3ヶ月もすると、“もう、限界”と思うようになった。かみさんの実家に行って“離婚させてください”と言おうと思ったくらいだ。ちょうどゴールデンウィークが近づいてきたこともあり、とにかく“環境を変えたい”“気分を変えたい”という思いが強くなり、急遽、1人で旅行することにした。かみさんには内緒で、カナダでの2週間のホームステイを計画。予約が完了した4月中旬頃に「ゴールデンウィークはカナダに行くから」とかみさんに伝えた。あまりの急さに、かみさんはビックリした様子だった。でも、このカナダへの2週間は、僕だけでなく、かみさんにも良い気分転換になったと思うし、お互いの存在をあらためて考える良い機会になったとも思う。旅行から帰ってきてからは、いままでのギクシャク感は徐々に減ってきて、歯車が少しずつ合い始めてきた。今は、お互い忙しいけど、本当に仲良く、楽しく生活している(と少なくとも僕は思っている)。お互いの文化を尊重し合いながら、コミュニケーションを通して異文化を融合させ、新しい夫婦間の文化を築けるか否か。それが、結婚生活の成否の分かれ目なのかもしれない。僕らの場合は、結婚して8年目に突入しているが、確実に新しい文化が生まれ育ってきているように思っている。--------------------------------------------------------------------------インターネット調べた“文化”と“異文化コミュニケーション”の定義。多くは国と国の間で語られるけど、恋人間、夫婦間にも当てはまると思いませんか?■文化の定義「文化とは、ある集団のメンバーによって幾世代にも渡って獲得され蓄積された知識、経験、信念、価値観、態度、社会階層、宗教、役割、時間・空間関係、宇宙観、物質所有観といった諸相の集大成であると言えよう」■異文化コミュニケーションの定義「異文化コミュニケーションとは、自分と相手の共生共栄と相互尊重のために行う情報交換、情報共有、共通の意味形成行為である。」
May 4, 2005
ご心配お掛けしましたが、本日無事退院することができました。入院中はブログが励みになりました。私のもう1つのブログ(回帰線)に闘病記をアップしましたのでそちらも興味のある方はご覧ください。回帰線
Apr 28, 2005
私の会社では、結婚するとお祝い金を数万円と数日間のお休みを頂ける。そこでふと思ったのは「結婚」という言葉の定義である。婚姻届を提出し籍を入れた人を結婚と扱うのか?事実婚を結婚と扱っていいのか?結婚式には会社の上司を含めて招待し、「夫婦別姓でいきます」と宣言したのだから上司、同僚は別姓(=事実婚)であることは知っているはず。”なにか事実婚で問題があるようなら会社から言ってくるはず”と我ながら勝手な理論で、お祝い金とお休みはしっかり頂いた。さらに私の会社では家族の状況・変化ををコンピュータに入力しなくてはならない。ここでも事実婚の場合、どう入力するのか?と悩んだ。まず”続柄”の欄。配偶者を選択。配偶者って事実婚でもいいのかなぁ?と思いつつ、、、。”配偶者氏名”の欄には、かみさんの苗字と名前をそのまま入力。”税法上の扶養の有無”の欄には、我々はDINKSなので”なし”を選択。”同居/別居”の欄は”同居”を選択。入力後7年以上が経っているけど会社から何も言われていないので、たぶんこれで問題なかったのだろう。「お祝い金を返せ」と会社から言われなくてよかった。今言われても「もう時効でしょ」って応えようと思ってますが、、、。
Apr 27, 2005
(病院のベッド上からBlog再開しまぁす。)結婚後、何も考えずにかかってきた電話の受話器をとって「はい、○○ですけど」と条件反射的に自分の苗字を名乗った。電話の相手は、少し戸惑い「△△さんのお宅ではありませんか?」とかみさんの苗字を確認してきた。”あぁ~、ぼくの苗字だけを名乗っちゃだめだなぁ”と思ってしまった。相手はかみさんの会社の同僚だった。かみさんの方も、電話での第一声には戸惑っているようだった。よく観察してみると、第一声として「はい」とだけ答えているケースが多いようだった。電話をかけてきた相手としても、いきなり「はい」と答えてられては”はっ?”と面食らっていたのではないだろうか?結局、ぼくは電話の第一声を「はい、どちらさまですか?」と言うことにしている。これなら相手が先に苗字を名乗り、それに応じて対応できるから。でも最近はケータイが全盛。今後は固定電話を引かない家庭も増えるのではないだろうか?そうなれば、このような悩みはなくなるのかなぁ?
Apr 24, 2005
盲腸で緊急入院してしまいました。20日、正確には21日の深夜に腹部激痛に耐えられず救急車を呼び病院へ。検査の結果は盲腸。そのまま入院となり、21日には即手術。下半身麻酔のため、手術中の意識ははっきり。麻酔をしていても腸をひっぱったりされると胃のあたりにいやーな痛み走る。約90分間の手術は、生きた心地がしなかった。22日は激痛との闘い。おならが出ないので、この日記を書いている今まで飲食ゼロ。点滴だけの毎日は本当につらい。そうそう、手術を受ける前には手術の同意書というものを書かなくてはいけないようです。そういった場合でも気になるのが別姓。かみさんが「別姓でもOKですか?」と質問したところ、結論はOKでした。私の場合、両親は既に他界し、姉は海外、弟も会社員なので、かみさん以外で同意書をとるのは大変。別姓でも同意書が認められてよかった。なにはともあれ、はやく退院したい。
Apr 23, 2005
今日は家の表札の話。夫婦別姓なので僕の苗字とかみさんの苗字を二つつけることには自分自身で納得していた。だからかみさんから「表札には自分の苗字も入れたい」と言われた時に、「いいよ」って簡単に返事した。しかし家の門に埋められた表札を見たとき、複雑な気持ちになってしまった。一枚のプレートに「かみさんの苗字」「ぼくの苗字」という順番になっていたからだ。おそらくかみさんは順番なんか全く気にしていなかったのだと思う。ぼくも表札を見るまでは何も考えていなかった。ただ実際に家の門に埋められた表札を見た時に、「夫婦別姓だけど、やっぱり自分の苗字が先にあってほしい」と思ってしまったのだ。毎日会社から帰宅した時に目に入る自分の家の表札を見ると、なんともいえない複雑な感覚に襲われてしまった。男って人種は、「かみさんや家族を支える大黒柱なので夫の苗字が優先されるべき」という感覚が自然に備わっているのか?それとも小学校や中学校での出席順が「男が先、女が後」となっているので自然と「男が先」という習性が身についているのか?男性優位の社会が男にそういう感覚を持たせているのか?それとも僕が長男だからそういう感覚があるのか?よく分からないが、どれも正解のような気がする。男っていう人種はそもそも女より上に立ちたいという意識を本能的に備えているのかもしれない。近所付き合いではどっちの苗字を使うことになるのだろうか?なんて余計なことまで考えてしまった。しかしかみさんは、そんな僕の心境を察してなのか、回覧板などでは私の苗字を使っている。あまり近所付き合いはないけど、近所付き合いで僕の苗字がデフォルトになるとなぜか表札の順番はどうでもよくなってしまった。男って、変なところで見栄っ張りでつまらない人種なんだなぁと思ってしまった出来事だった。
Apr 18, 2005
結婚式、(波乱の)新婚旅行も終わり、夫婦で生活することになった1997年12月。かみさんが夫婦別姓とともにこだわったことは、資産、財産の相互不介入。「自分で稼いだお金は自分が好きなように使いたい」という発想であり、僕もその考えには同感であった。世間でよく聞く「今月のだんなのお小遣いは○万円」「奥さんに財布を握られてる」なんて生活は嫌だったので。かみさんも「だんなへの誕生日のプレゼントなんて聞くけど、結局だんなが稼いだ金で買っていて、自分がプレゼントをあげているって感じがしないよね」って感覚をもっている。しかし夫婦別姓とか事実婚だからいっても、共同で生活をする以上、共通費が発生する。光熱費、車のガソリン代・維持費、家庭で共に食べる食費などである。結婚式が終わったあと2人で共通の銀行口座を作ることに決めた。共通口座に月々お互い同額を入金して、光熱費等の引き落とし口座にしたり、共通のものを自分の財布から購入した時には、その分を後からその口座から引き出したりするために。そのために、1つの銀行口座で2枚のキャッシュカードを発行してもらえないかと相談しに銀行に行った。最初に行った銀行はたしか当時の富士銀行だったかと思う。お堅い銀行員に夫婦別姓とか説明することは気が引けたので、シンプルに「1つの銀行口座で2枚のキャッシュカードを発行してもらえませんか?」と聞いた。「夫婦ですか?」と聞かれ、「いいえ」と答えたところ、「No」との返事が返ってきたような記憶がある。その後、当時の住友銀行へ。住友銀行では、「ありますよ。会社の業務ユースなどでニーズがありますので」との回答。さっそく口座を開設した。住友銀行で作った共通口座の2枚のカードは、名義は1つであるが、2枚のカードにそれぞれ別のパスワードを設定できるので、ぼくも、かみさんも自分が覚えやすい別々のパスワードをつけて管理している。結婚当時は、毎月数万ずつ共通口座に入金していたが、すぐに面倒くさくなり、翌年からは、年末の12月に来年1年分の共通費をそれぞれドーンと入金している。年末ごろに共通口座の資金が不足するような年もあったが、その時は、それぞれ同額、緊急入金した。年末に翌年分の共通費を入金してしまえば、月々の給料やボーナスは自分で管理できる。僕の場合は、英会話学校に通ったり、テニススクールに通ったり、自分の部屋のテレビやビデオデッキ買ったり、いちいちかみさんに相談しなくていいので気楽でいい。かみさんの方は、化粧やファッション、貴金属に全く興味なし。仕事が忙しいので習い事なんかもしない。もっぱら株、投資信託、外貨などを、インターネットを使って運用している。それが楽しいみたいだ。将来のためのお金の管理・運用もかみさんはかみさん、僕は僕、保険などもそれぞれ自分のニーズにあう保険に加入している。
Apr 16, 2005
11月22日(いい夫婦)の結婚式当日。どこでも簡単寝ることができるのが取り柄だったのだが、前日はなかなか眠れなかった。朝5時過ぎに起きてマイカーに乗り込み実家の親父をpick up。一路原宿のカフェデプレ原宿へ。駐車場に車を置き、レストラン内に入ると新聞が目に入った。一面は「山一證券倒産」という大きな文字。「山一はあぶない」という噂は数年前から幾たびか聞いてはいたが、まさか自分の結婚式当日の新聞の一面を賑わすとは、、、。その後正確には11月24日に正式に自主廃業発表。当時の社長が「社員は悪くありませんから」と涙の会見をしたのを今でもよく覚えている。話は戻って披露宴。僕の会社の同期の女性(彼女の料理サイトは有名)の司会とともに宴は順調に進行。自分達が作った進行通りに事が運ぶ不思議さ、上司、友達そして自分達までがその中で役を演じているんだなぁ~と妙に客観的になっている自分もまた不思議な感覚に包まれているかのようであった。結婚式も披露宴も、普通のカップルと全く変わりないスタイルだったので、我々がこの後「夫婦別姓&事実婚」を選ぶことなど出席者の誰一人とも想像していなかったろう。夫婦別姓は、我々夫婦の問題であるので別に公言せずに黙っていても良かったんだろうけど、僕の心の中では、夫婦別姓を選択したことを披露宴に招待した方々にはしっかり報告しようと決めていた。別に悪いことをするわけでもないし、隠す必要もないと思っていたので、、、。披露宴の最後、新郎の挨拶で「夫婦別姓にすることを2人で決めました」と宣言したのだ。披露宴の後、何人かの友人から「夫婦別姓って籍はどうするの?」とか「別姓っていうのは奥さんが職場では旧姓を使うってことでしょ」とか「子供が生まれたらどうするの?」などなど質問を受けた。僕はその度に「夫婦別姓だから籍はいれないよ」と答えた。夫婦別姓に興味がある人って以外に多いんだなぁと思った。
Apr 10, 2005
結婚式の準備を彼女に任せすぎて破談寸前になったのは偽りようのない事実だけど、正直我々の結婚式の準備は常識の範囲を超えていた。彼女がグラフィックデザイナーということで、”作り物”には人並みならないこだわりをもっていた。まずホテルウエディングはNG。ホテル側が用意したプランではオリジナリティを出せないということ、朝から晩まで順番・入替制で機械的に処理されるというのが却下の理由。結局選んだ場所は、当時原宿のラフォーレ前の明治通りを挟んで対面にあったレストランの1つ「カフェ デ プレ 原宿」(平松宏之が経営するレストランの1つ。都内では有数のフランスレストラン)。当時はレストランが結婚式ビジネスに力を入れ始めた頃だったので、当然ホテルと同じように価格別にいくつかのセットが用意されていた。レストランで式と披露宴をやる以上、料理を任せるのは当然であるが、それ以外の作り物はすべて我々の方で作ると言う約束をしてしまった。ウェルカムボード、結婚式の案内、座席表、披露宴のメニュー、ビデオ、そしてあらゆるアイテムに印刷表示する我々の結婚式のシンボルマークなどなど。レストラン側に任せれば簡単に済む製作作業まで請け負ったからもう大変。デザインに関しては、口を出せても作業ができない僕は比較的楽な立場ではあったが、最も肉体的苦痛となったのが”引き出物”。引き出物そのものは購入したが、結婚式のイメージカラーであるブルーの包装紙を新宿の世界堂で(3mだったか4mだったか忘れてしまったがサイズ買いで)購入し、家に帰った後は、引き出物の箱を包装するのにふさわしいサイズにカッターで一枚一枚切って包装する作業の繰り返した。結婚式への招待者は約80人だったので、それだけの数の包装紙を切り、包装したことになる。さすがに途中で気持ち悪くなった。また引き菓子は、近所にある高級洋菓子店にイニシャルが入った焼き菓子を特注するとともに、やはりイメージカラーのブルーの菓子箱を用意してもらう徹底ぶり。セットメニューにこだわらない彼女のデザイナー魂には頭が下がったが、僕の根気も結婚式前にはエンプティ状態になっていた。正直、「結婚式の準備はもう一生したくない」というのが7年半たった今でも全く変わらない正直な気持ちである。
Apr 6, 2005
結婚前の夫婦別姓議論はかなりインパクトのある出来事ではあったが、6年以上も交際していたので、彼女の性格は十分に理解していた。そういう意味では、突然の彼女の発言は、ライブドアの堀江さん的に言うと「織り込み済み」だったとも言える。しかし結婚前に「織り込み済み」とは言えない出来事が起きた。当時の僕は前年に中小企業診断士の一次試験に合格していて、結婚式(11月22日)を直前に迫った10月の二次試験合格に向けて猛勉強していた。仕事、勉強、結婚準備とかなりタイトな状況だったこともあり、結婚式の準備がなおざりになりつつあった。必然的に彼女の負担が大きくなり、それが二人の仲に少しづつ亀裂を入れ始めていた。そんなある夜、彼女から「話がある」との電話を受けた。日曜日に会うと、彼女の口から「今までの気持、感情が無くなってしまった。結婚を考え直したい」と言う。さすがの僕もびっくり仰天、愕然、狼狽してしまった。彼女は既に自分のお母さんにも相談していたようだった。僕は、「二次試験を断念し、彼女との時間や結婚式の準備に時間を割くようにするので、結論を出すのはもう少し後にしてほしい」と懇願。結局、そのまま結婚式を迎えることになるのだが、6年以上付き合ってきた彼女の気持ちは、手に取るように感じ取れた。一度結婚をやめようとした心情は、そう簡単には埋められない。結婚式当日の彼女の顔には心の底から溢れ出る喜びの表情はなく、どちらかというと寂しそうな表情に映って見えた。少なくとも僕には、、、。
Apr 4, 2005
1997年11月22日に結婚を控えた1ヶ月位前、婚約者から「夫婦別姓にしたい」と真剣に言われた。彼女の言い分は、こう。「結婚したら自動的に女性が男性の苗字になるのはおかしい。どっちの苗字を採るかはフィフティ・フィフティでしょ」”確かにその通りだ”と納得はしても、どっちの苗字を採用するかとなる決め手がない。彼女は、「苗字が変わるってことは、これまで生きてきた自分自身ではなくなってしまう気がする」と言う。彼女は某デザイン事務所に勤めるグラフィックデザイナー。会社でも中核的役割を担っている。仕事を続ける上で苗字が変わることはディスアドバンテージになることも容易に理解できる。僕の方はというと、自分の苗字にそれ程こだわりをもっている訳ではないけど、彼女の苗字にすると”婿入”するような気分になってしまってどうも気が進まない。結局”夫婦別姓”で行くことを決定した。次に問題になるのは”籍”ってことになるのだけれど、1996年~1997年当時は夫婦別姓法案が国会等々で議論されていた頃で、「いずれ夫婦別姓法案が成立するだろう」ということで、籍を入れることも保留。当時の僕の本音ベースの心境は、”夫婦別姓ってなんか夫婦の一体感が感じられなくて心配だなぁ”といまひとつスッキリしない気持ちだった。でも”婿入”感覚はどうも受け入れられず、多少妥協の気持ちを抱きながらの決断だった。
Apr 2, 2005
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