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香港ヘ

３色饅頭の香港旅行記

hongkong

香港に行ったのは私が７歳の時
中東に出張に出ていた父の出迎えがてらの家族旅行

プロローグ
当時、観光目的の海外旅行はあまりまだメジャーではなく
母も私も初めての海外。
香港だって言うのに当時はコレラかなんかの予防接種を受けた。
パスポートは母子３人で写真を撮り母のパスポートに私は子供として記載された。
初めての海外に加え久しぶりに父に会うという事でチャイナドレス風のワンピース
を知り合いの叔母さんにこしらえてもらい、いざ出発！

香港到着
飛行機が斜めに傾くと不思議な感じがした。初めての体験。
途中台北で給油して無事香港に到着。
そこで事件が・・「荷物が無い」と母が焦っている。
荷物が出てくる場所に１時間以上居ても全然荷物が出てこない。
英語が全く話せない母は日本語で一生懸命訴えたが勿論解ってもらえず
途方に暮れていると英語を話せる日本人のおじさんが
係りの人に事情を話してくれた。
そして荷物の出てくる場所が違っていた事が判明・・
私は子供ながら「な～にやってんだ！」と呆れた。
その後、先に着いていた父と久々の再会。
短気な父も何時間も出て来ないでどうしたのかと思ったと半分怒っていた。
ホテルはツインでそこにエクストラベットを入れてもらった。
初めてお風呂とトイレが同室にあるのを見て驚いた。

カルチャーショック・食べ物
その日の夜は確か水上レストランへと繰り出した。
海老とか蟹が丸ごとボイルされて出たのだが殻を剥いた手を洗う
フィンガ－ボールの中は水でなくジャスミン茶だったので驚いた。
ジャスミン茶、飲むのも今回が初めて。
その後行く先々で水の代わりにジャスミン茶が出たが
この味、７歳子供の口には合わなかった。
後日、香港に来たんだから麺を食べよう！という事になってヌードルショップへ。
椎茸麺と言うのを頼んだら、素麺みたいな麺の上に
でかい椎茸が３つのっていた。
食べようと手をかけた時、お店の店員さんが「しつれいしま～す♪」と寄ってきて
器にはさみを入れて麺をジョキジョキしたので一瞬固まってしまった。
はさみを食べ物の中に入れる・・正にカルチャーショックだった。
それからフェリーでマカオ島に行く途中、船内で父が買ってくれた
瓶入りの温かい豆乳、これも初体験。当時は「んんん・・・」って感じだったけど
今飲んだら懐かしい味に変わっているかも。
子供の私でもこりゃ～～美味しい！！と思ったもの、それは飲茶。
セイロに入った海老餃子は口に入れると中がとろりと溶けて
ほっぺたが落ちそうだった。
それから夜景で有名な丘（名前は忘れたが・・）の売店で買ったソフトクリーム。
観光
あまりにも前で忘れてしまった事も多いが行った場所は
ドックレース場、大きな公園、海岸など短い時間で色々車で周ったが
酔ってしまい見物すると言う気分ではなかった。
田んぼに水牛がいた・・と言う記憶がかすかにある。

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