「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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NIJIの夢
75歳のバースデー♪
75歳のバースデー♪。
5月10日。
今日の午前中は、プトラジャヤ観光である。
初めにプトラモスクに足を向ける。
お祈りの時間は、イスラム教徒のみの立ち入りが許可されているため、観光客である私たちの見学は決められた時間のみ可能となります。
また、女性はローブの着用が義務づけられているので、見学者には入口で頭に冠るトゥドゥンを無料で貸し出しています。
敬虔なイスラム教徒は目だけしか出していません。
一方、男性は半袖や腕まくりは構いませんが、半ズボンと短パンは許されません。
今回の旅行で、前述したモスクや後述するものも含めて数ヶ所かのモスクを見学しましたが、「モスク」とはイスラム教の礼拝堂です。
日本で言うところの「神社仏閣」のようなものです。
厳しい偶像否定から、一切の祭壇や像はなく、カーバ神殿の方向を示すミフラーブ(壁龕【へきがん】)とミンバル(説教壇)が正面にあるだけです。
外郭には礼拝の呼びかけを行うミナレット(光塔)と浄めを行う水場があります。
次は、このモスクの近くにある首相官邸です。
官邸にしては少し大きすぎませんか?
続いて世界遺産の古都、マラッカに移動しました。
マラッカ観光の前にニョニャ料理で腹ごしらえを。
と、その前に。
この日、関西からご夫婦ペアで参加していたご主人は75歳の誕生日でした。
昼食の前に、ガイドが手配したケーキを囲み、みんなでハッピバスデー トゥーユー!
歌の後、16等分に切り分けて全員に。(^_-)-☆
さて、マラッカ観光を始めましょう。
手始めに、モノレール乗車体験をしました。
この入口から階段を上って2階の駅に向かいます。
乗り方が日本と違い、少し変わっています。
チケットではなく、コインのような物を買って改札口で穴に入れるのです。
タイミングが悪いと通り抜けられずに引っかかってしまいます。
NIJIたちは2駅体験なので、10分程度で降りなければなりません。
万一、降りる事に失敗するとマレーシアに1人取り残され、日本大使館のお世話になる事になる。(^^♪
モノレールが入って来ました。
車内は、こんな風になっています。
両側の椅子は普通ですが、通路と言うか中央に外向きの椅子が有るのは特徴的でしょ?
ここでエピソードを1つ。
NIJIが車内で立っていると、3人連れの女子高生の1人が席を譲ってくれた。
「ありがとう」
と言うと、
「日本の方ですか?」
と日本語で話しかけて来た。
「日本の何処から来ましたか?」
「日光って知ってる?」
「・・・・・」
日本国内では有名なのだが、流石にマレーシアの女子高生には分からないかぁ。
東京と言っておけば良かったかな。(^^♪
少し他愛のないお喋りをした後、別れ際に
「失礼いたします」
と、綺麗な日本語で挨拶をして次の駅で降りて行った。
ローブを被っていたが、礼儀正しく、老体には席を譲るというマナーも持ち合わせた瞳の綺麗な可愛い子だった。
お金を貯めて、日本に遊びにおいで。(^_-)-☆
2駅先で降りると、お祭りが行われていた。
道路が渋滞して車が動かず、クラクションを鳴らす車が相次いだ。
あの混みようは、慢性的な渋滞を繰り返す韓国のソウル市内に似ている。
集合場所と時間を決めて自由時間となった。
マラッカ観光のメインであるオランダ広場に向かうのだが、その中心に位置するのがスタダイスである。
通りの途中に赤提灯が下がっていた。
中を覘くと居酒屋になっていて日本酒が並んでいる。
そう言えば日本もまた、間接的にではあるがマレーシアを統治した時代がある。
日本文化が根付いているのかも知れない。
此処はスタダイス広場だが、ここでも人力車が走っていて様々な国からの観光客で賑わっている。
オランダ広場に在るキリスト教会。
マラッカのシンボル的な建物で、オランダがポルトガルを駆逐してマラッカを占領してから100周年の記念事業として、1,753年に本土から運ばれた赤土で建てられたと言われている。
その色からも外観からも異国情緒が感じられ、絶好のシャッターポイントとなっているが教会の内部は撮影禁止である。
次は、セントポール教会です。
マラッカの中心に在るセントポール丘の上に建っていますが、16世紀の初めにポルトガル人によって建てられました。
今は廃墟となっていす。
この教会は、フランシスコ・ザビエルが死後9ヵ月間安置された場所です。
ご覧のように、教会前にはザビエルの像があります。
ファモサ要塞史跡。(別名:サンチャゴ砦)
1,511年、マラッカ王朝を駆逐し植民地経営に乗り出したポルトガルによって建造されたファモサ要塞史跡です。
別名「サンチャゴ砦」とも呼ばれていて、現在では別名の方が一般的です。
シンプルだが堅牢で、中世ヨーロッパのデザインを今に伝える貴重な建造物です。
青雲亭寺院。
17世紀に、中国移民の手によって輸入された中国の材料から建造されました。
中国の船乗りの女神・天后に加えて、慈悲の女神・観音を奉じています。
内部には衣服をまとった観音像に加えて、いくつかの壮観な木製彫刻があります。
特に信者でなくても、また、他宗教の信者でも優美な建造物として眺めるのは良いと思います。
マラッカ観光を満喫して、雑貨店でのショッピングの後、再びクアラルンプールへ戻る。
クアラルンプールでの夕食は日本食。
「楽善」と言うお店で焼き魚定食を食べた。
この1回の食事に限り、”☆高さん”とNIJIは「☆子ばぁば6人組」と離れ、ご主人が75歳のバースデーを迎えた老夫婦と一緒だった。
サバだったような気がするが、久々の日本食で美味しかった。
日本のビール、スーパードライも飲みました。(^^♪
OPでKLタワーからの夜景鑑賞とチャイナタウン散策は、疲れていて本当は行きたくなかったのだが、不参加は”☆高さん”とNIJIの2名だけだと言うのでガイドに説得された。
やむなく2人もOKのサインを。(^^♪
観ておけば、話のタネぐらいにはなるかな。
此処の展望台に昇るのだ。
タワーからの夜景は、国内外を問わず彼方此方で見ているので珍しくも何ともないが、此処からの夜景は此処でしか見られない。
チャイナタウンは思ったより賑わっていた。
通りの随所随所に、台湾の「九ふん」を思わせる提灯がぶら下がっていた。
チャイナタウンは世界中の何処に行ってもあるけど、中国の世界進出なのか?(^^♪
かなり歩いた1日だった。
明日はクアラルンプール市内の観光となる。
その後、帰国の途に就く。
次は
思い出を胸に
にお進みください。
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