「新大久保の大使館で韓国戦のパブリックビューがあるらしい」「大使館?」職安通りに突如出現した、韓国料理屋である。実際店の作りはネーミング負けしない、本物のそれを思わせる。 ここで伝説が生まれた。 |
|
ポルトガル戦、私は風邪を引いて家で観戦していた。韓国勝利後、しばらくして大使館のパブリックビューで見ていた日本の友人が、「テーハンミング!」「ピルスンコリア!」とすっかり韓国色に染まっていた。 |
|
韓国、日本のTV局や新聞社も入れ替わり立ち替わり押し寄せ、新名所と化した。何よりも驚いたのは、アメリカの在米韓国人の友達から、「TVで出てたの見た」との連絡があったこと。コリアンネットワーク恐るべしである。 | |
スペイン戦は15時半から、つまり昼だった。何も手を施さないと日光で、ほとんど見えないという状況。そこで大使館の社長、太っ腹にも急遽工事を敢行、屋根や暗幕を貼り付けて、大観衆の期待に応えた。 | |
ポルトガル戦、イタリア戦と日を追うごとに噂が噂を呼び、友達が友達を誘うというパターンで、大量の人数がスペイン戦を見ようと押し寄せた。 | |
スペインと0-0で延長戦のあとPK戦。李雲在がスペイン選手4人目のシュートを止め、洪明甫が試合を決めた時、職安通りは大群衆の歓喜に包まれ、「テーハンミング」コールが街に溢れた。車のクラクションも呼応して「ターッタ、タッタ」。 |
月日:2002年6月22日(土)
場所:東京新宿職安通り韓国料理屋「大使館」前
1.試合前、突如現れた飛び入り応援団長
|
|
2.大使館周辺の様子
|
|
3.大使館パブリックビューイングにて(応援模様1)
|
|
4.大使館パブリックビューイングにて(応援模様2) |
|
5.大使館にて試合終了10分後撮影(応援模様1)
|
|
6.無秩序と化した職安通り(大合唱)
|