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夜が待ち遠しい

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さかまたつみ

みなさんこんばんは、ようやく待ちに待った夜が来ました。今日も無事夜を迎えられたことを喜びつつ、今歩いている土地やこれから向かう場所、そこで見聞きしたことや思い浮かべたことあれこれを綴っていきたいと思っています。

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さかまたつみ @ Re[1]:祐天寺から徒歩11分のもつ焼き屋(11/11) ひざげりさんへこういうおぢさんたちっ…

ひざげり@ Re:祐天寺から徒歩11分のもつ焼き屋(11/11) そう言うオジサンは店にも常連にも嫌われ…

さかまたつみ@ Re[1]:頑張れ! ご高齢酒場王子篇(11/10) ハードコア丸山さん現在、80代の方たち…

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aki@ この様な書き込み大変失礼致します日本も当事国となる台湾有事を前に国民の…

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2018/03/18

伊豆急行・伊豆箱根鉄道駿豆線を乗り倒しての一泊二日旅喫茶篇その1

カテゴリ：中部地方（北陸・東山・東海）

ようやくこのブログも年明けを迎える事ができました。いや、うっかり放置してしまっていた昨年の大晦日の酒場巡りが今週にも上げられると思うので、それで恐らくは終いになると思います。なんて書いてみましたが、基本的に日曜日の喫茶巡りと月曜日の酒場巡りの報告は、もうずっと旅の記録のような様相を帯びていて、その記録としての意味からこれだけ大体には時系列で書き継いでいるけれど、日頃の報告はといえば書こうと思えた順序にチマチマと書き溜めており、だから場所と店名だけがメモに残されているものも多く、そこを訪れたのが随分と以前であっても記憶の断片でもあれば、こんな芸風の文章だからまあなんとかかんとか書きなぐることができるし、後は写真で何とか補完出来るんじゃないかと。それはともかくとして、年を越してまだ青春18きっぷが2回分手元に残っています。例のS氏も同様であります。当初のプランでは日帰りを2日続けることを想定していたのですが、S氏が俺はどこかに泊まるよ、とあんたのキツイ旅程には付き合いきれんという意思表示をされてしまったのでありました。確かに昨年も年始にかなりハードな基本的に始発で出発、終電で帰宅という日帰り旅を3日続けて、さすがにヘコたれたことを思い起こすと、宿泊という選択もありかなと弱気が首をもたげてくるのでした。というかもともとぼくには宿泊というアイデアすらありはしなかったのです。言われて虚をつかれたというのが本当のところだったのでした。その妥協案に躊躇もなく飛びついたのでした。プランにもほとんと変更を加えずに済んだのが幸いでした。車中で過ごす時間を快適なベッドでの睡眠に当てられるのは嬉しいことです。

201801_01伊東・エリーゼ01.jpg

　さて、始発ではないけれど早朝の品川駅から東海道線で熱海にて何年ぶりかの伊東先に乗り継ぎ、9時前には伊東駅に到着しました。初日の目的は伊豆急行に乗車することにあります。下田には車では何度か行っていますが、基本的にぼくの旅は18きっぷ利用に限定されているので、学生時代にJR以外の列車に乗るのはぜいたくな行為であったのです。それは今でもさして変わってはいないわけですが、JRのカバーする地域は広いけれど、痒いところまでは手が及んでいません。ですから最近になってできるだけ18きっぷの旅に地方のローカル鉄道を絡めることにしています。まあ乗り潰しなんて野心はとんと持ち合わせておらぬので、そこら辺は財布事情に応じてということになります。

　さて、伊豆急行の伊豆急下田行きの列車まではまだ時間があります。しかし温泉街の朝はのんびりしているようです。「エリーゼ」、「WACABA(わかば)」、「マルコー」、「軽食&デザート cafe 童里夢」などを見掛けましたが、残念ながらいずれも開店前。あっ、「マルコー」はすでに閉店しているようです。まあ久しぶりの伊東の町は案外楽しくて散策できてそれはそれで満足です。なかなかに雰囲気のある呑み屋街なんてのもありますが、スナックらしき店が多いようです。目抜き通りには「もつ焼ひさ古」なんてのがあって、ここには改めて訪れたいと思いました。

201801_01伊東・グレコ01.jpg

　そして、諦めて駅に引き返しかけた頃に「カフェ・グレコ」が開きました。慌てて飛び込んで、慌てて列車の時刻に間に合わせるために引き上げてきたのですが、まあなかなかシックな良いムードのお店でした。時間がなくてじっくり堪能したなんてことからは程遠いものとなってしまいましたが、伊東であれば18きっぷで難なく来れるからいつか改めてゆっくりと尋ねることにします。

　はじめての伊豆急行は、車窓からの景観もそれなりに楽しめて良かったのですが、これは鉄道ブログではないのでそこは割愛して、やがて伊豆急下田駅に到着しました。けっこうな数の喫茶店があるので、駅に着いたらとにかく虱潰しに当たるつもりでした。しかし列車がターミナルホームに滑り込む直前に車窓に古い喫茶店らしきものが過るのを見逃しませんでした。しかしそこはすでに役割を終えているようです。踏切が開いていると渡りたくなるものです。下田の市街地とは逆であることは分かっていたのにも関わらず、つい線路を渡ってしまうのは良くない習性です。さしたる成果もなく駅に引き返しつつ歩いていくと踏切の近くにパン屋さんがありました。喫茶も併設しているようです。

201801_02下田・チャコ01.jpg

　しかし、残念なことですが「チャコ」の喫茶営業は今では行っていないとのこと。店内はシンプルながら居心地の良さそうだっただけに少しばかり無念の気持ちが残ります。写真だけ取らせてもらって店を去るのはさすがに図々しいぼくにもできかねるので、ロールパンのサンドイッチを購入。ごく普通においしかったです。

201801_02下田・マルコー01.jpg

　市街地を進んでいくとほどなく「マルコー下田店」がありました。それなりに喫茶店らしい意匠をまとってはいるけれど、奥の席が椅子が机上に乗せられていたり、あまり商売っ気のないぶっきら棒な印象でした。奥にはテーブルゲームの筐体が置かれ、おばさんが独り黙々と静かなる熱気を放ってプレイに興じていました。我慢してきたトイレ休憩が主なる目的となってしまいましたが、まだまだ巡らねばならぬ店があります。さっとコーヒーを飲み終えると店を後にしたのでした。

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