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書くことが尽きたからと、人の五味について語り始めたけれど、思った以上に退屈なので放棄してしまおうと思いかけていたけれど、残り3つだから踏ん張ることにしました。では今回は甘味について、戯言を述べることにします。と書き始めましたが、甘味については、何度も本ブログ中にて語っている通り、ぼくは好きです。甘味の食べ物で酒をやるのもちっとも苦ではないどころかお気に入りの呑み方でもあるのです。若い頃は好んで甘い物を酒の肴にするようなことはありませんでしたが、学生の頃に適当に自宅にある酒や肴(といっても乾き物などのおつまみというよりは、食べられるものであれば何でも)を持ち寄って昼夜を問わず延々と吞んだものです。そこにはさきいかなどの王道乾き物に加えて、これもおつまみとして十分に成立するポテトチップスなどの定番スナックに混じってポッキーなどのチョコ菓子なども紛れ込んでいたわけで、いいころ合いになってご機嫌になってしまうと口寂しさを誤魔化すために口に出来さえすればなんだって構わないということで甘い物を酒の肴とするのは不自然な行為ではなくなったのでした。やがて小金を持つようになるとスナックやらバーに足を運ぶようになってそこではチョコに加えてドライフルーツも出されたりするわけで、やはりこれにも段々口が馴染んでいくのでありました。こうした場合、酒の種類はウィスキーの類だったり焼酎だったりと強めのお酒が基本でありますが、子供の頃には見向きもしなかったおせち料理できんとんやら黒豆が悪くないものだと思えるようになるともう甘党と辛党は両立するのであります。日本酒も甘い物とよく合うのだ。今ではきんつば、羊羹、ぼたもちなどあんこ系を中心とした和菓子も酒の肴でしかなくなるのだ。それどころか洋酒をたっぷりと含んだブランデーケーキやラムボール、ババにサヴァランなんかはもう食べる酒みたいなもので相性がいいことは言うまでもないのです。とどっかから拾ってきた蘊蓄すらない単なる甘い物好きの告白にしかなりませんでした。でも、アルコールってのは罪作りにできていて分解時に糖が減るので脳が糖分の補給を求めてしまうし、利尿作用によりナトリウムが排出されるから塩分の強い物が欲しくなるという無限ループにハマってしまいかねぬから要注意だったりするのでした。それから釈迦に説法となりかねませんが、カロリーオフだったりカロリーゼロの酒は、人工甘味料を用いていて、これが消化しにくい構造になっているから肝臓やら腎臓に負担がかかり血糖値の上昇を招くから注意が必要です。なんて、分かっててもやっちゃうのが酒呑みなのですけど。
2021/11/07
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「一好食堂」 中川「陣八」 赤湯「つつみ」 赤湯「焼鳥山形屋」 赤湯「松楽」 赤湯「とんかつ 有明」 御殿場「平和食堂」 御殿場「とん平」 御殿場「いずみ」 御殿場「富士見軒」 下土狩
2021/11/04
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懲りずに味覚の話の続きです。今回は辛味にしておこうかな。前回の酸味もそうですが、辛味というものも辛味のみで構成された食べ物というのはとても食べられそうにありません。ともっともらしく語り始めてしまいましたが、実は辛味というのは現在定説となっている五基本味には含まれないようなのであります。辛い物好きの方にはそれは受け入れがたい事実でありましょうが、これはぼくが言っていることではなく、世界的にも最近になってようやく受け入れられるようになった学説に基づくそうなのです。詳細は、夥しい研究成果が発表されているようなのでそちらを参照頂きたい。でもこのブログは科学的な正確さを追い求める類のものではないから、やはり辛味も大事な味覚として受け止めたいのです。さて、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味が五基本味とのことですが、そのいずれとも辛味は相性が良いと思うのです。複数の味覚が組み合わされていたとしても辛味は親しく寄り添うことができそうです。この話を続けるとボロが出そうなのでここで唐突に打ち切りますが、私事として辛い物は大好きなのです。辛味にも食材に応じて色々な種類があるようだけれど、総じて好きです。でも辛味というのは刺激が強過ぎるから摂取のし過ぎには警戒を要します。大汗かいてみっともなかったりするばかりでなく、腹痛ばかりじゃなく痔を悪化させるなどの危険を常に孕んでいるのです。それとぼくもよくやるのですが、辛い物と酒を組合せることが少なからずあります。実際に唐辛子を漬け込んだ酒なども吞まれているし、生の青唐辛子を齧りながら呑む人もいるようだけれど、これって美味しさよりも刺激を刺激で中和しているだけじゃないかという気もするのです。いずれにせよ、酒と辛い物は血行が良くなりすぎるから注意が必要なんだと思います。まあ、それでもやめられそうにないから食べ過ぎには気を付けねばならないですね。
2021/10/31
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「華苑」 陸前落合「焼鳥 くつろぎ」 西寒河江「食堂 あしたば」 西寒河江「焼鳥 とり長」 左沢「関野家」 左沢「レストハウス 嶋」 南寒河江「あさま食堂」 御殿場「陣屋」 三島田町「栄翠楼」 大岡「ドライブイン 大丸(大丸食堂)」 かみのやま温泉
2021/10/30
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もともと話題作りの不得手なぼくだから、さすがに書くネタも尽き果てつつあります。が、まあもう少しは自粛しているポーズで振舞うのが穏当と思われるので、頑張ってネタ探しに邁進することとします。ということで、前回苦い食べ物について触れたので、その流れに乗っかって今度は酸味のある食べ物の話でお茶を濁したいのです。酸味も苦味同様に一般には子供の頃に苦手とすることが多い味覚であるようで、ぼくも嫌いではなかったけれど、それほどに嬉々として食べるということはなかったように思い出されます。例えば日本の食材の酸っぱいものの代表格である梅干しなどは、パブロフの犬同様に見ただけで唾が湧いてきたものだし、口にすると顔をしかめてしまったものです。しかし、大人になるに従い梅干しを見ただけでは唾が湧き出てくることはないし、口中に入れてもかつてのように顔をゆがめる程の反応はなくなってしまったようです。酸味受容体の劣化が原因なのか生理反応が鈍くなっているのかもしれません。味覚というものは単純に舌の味蕾を中心とした受容体のみから得られるものではなくて、嗅覚・視覚などの他の感覚器や記憶とも結びつく複雑な脳内活動がもたらすもののようだから、ぼくが感じる酸味とあなたの感じる酸味はきっと違っているだろうし、昔のぼくと今のぼくの感じ方も違っているんだと思われます。そういった生理学的な研究はまだまだ途上段階にあるようなので、話を酸味のある食べ物一般に戻すことにします。酸味がある食べ物としては先述の梅干しもそうですが、レモンなどを代表とした果実類や乳酸菌を含むヨーグルトや糠漬け、アジア各地でカレーなどの酸味付けとして使われるタマリンドなんかがすぐに想起されますが、やはり酸っぱいと言えばお酢がその代表格になるのでしょうか。ぼくは子供の頃から鍋物はもちろん冷奴や納豆にもポン酢をかけていたから、それもあって今でもお酢を使った料理が大好きなんだと思うのです。お酢の酸味を活かしたソースも美味しいですね。以前はバルサミコを煮詰めるばかりでしたが、今では数種のワインビネガーやアップルサイダービネガーなどを常備し、それらをソースにしていますが、とげとげしい酸味が旨味に代わって実に美味しいのです。日本の料理では酢を煮物の煮汁に足すことはあっても、煮詰めてそれをソースにするという手法は余りなさそうですが、もっと早く知っていれば塩分摂取過多になることも防げたかもしれないなあ。そうそう、酸味の英語はご存じのようにsournessでありまして、サワーということになりますね。近頃は、檸檬堂などの銘柄で強酸味のレモンサワーなどが人気とのことですが、居酒屋の料理にももっと酸味の効いたものが出されるようになればいいのですが。
2021/10/28
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「やぎわ食堂」 長泉なめり「さかや食堂」 徳沢「仙台屋食堂」 野沢「朱泥庵食堂」 野沢「みうら食堂」 陸前高砂「食堂 わたいち」 御殿場「愛楽食堂」 富士「渡辺食堂」 陸前白沢「大城」 陸前落合「亀恵食堂」 葛岡「わこう食堂」 愛子
2021/10/26
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まだまだ実態は明らかになっていないけれど、近頃、数多くの愛着ある酒場が閉業を余儀なくされています。その閉業理由は、必ずしもコロナ禍の影響によるものばかりではないけれど、少なからず余波を受けているように感じられます。以下に挙げた酒場は、時に緊張や面倒を伴うことのある酒場巡りの合い間にホッと一息つける酒場として重宝したお店ばかりです。そんなお店が次々に閉業していて、ぼくの居場所が矢継ぎ早に奪われるようで切ない限りです。でも、これはまだまだ閉業の連鎖の取っ掛かりに過ぎぬようにも思われ、暗澹たる気分にさせられるのです。西日暮里「はやしや」 もっとも残念だったのが、こちらの閉業です。先にも書いたので手短にしますが、独りで呑みたいけれど余りに静まり返っているのも辛いなんて思う時に立ち寄りたくなる酒場でした。間違いであって欲しい。参考:号外NET 荒川区について【荒川区】西日暮里の「やきとり はやしや」が閉店していました。https://arakawa.goguynet.jp/2021/10/04/hayashiya/西日暮里「居酒屋 さと」 こちらも先に書きました。若かった頃にどこにでもあったような典型的な居酒屋ですが、独りでも少人数のグループでも使い勝手がよく重宝でした。参考:北海道・札幌・東京の美味しいもの・楽しいこと荒川区創業46年で20年以上通った居酒屋が閉店「さと」https://ameblo.jp/okb0322/entry-12640721935.html日暮里「酔の助」 いざとなるとここに来ればよいという「さと」と同様にぼくの居酒屋という場の基底といってもいい典型的な酒場でした。神保町店も閉業しましたが、やたらとそちらばかりが惜しまれたのが悔しくて、最後にお邪魔してから随分歳月を経ていましたが、挙げておきました。閉業情報が見当たらないのが寂しい。大塚「多がわ」 こちらは、少しだけ酒場としての敷居の閾値が高いお店でした。酒場巡りを始めて比較的初期の頃に巡り合って、時折訪れましたが、ここ数年はご無沙汰してしまったのが悔やまれます。参考:酒場の王様のブログ大塚『多がわ』②(閉業)https://ameblo.jp/shin777y/entry-12667697725.html三河島「若松」 三河島の駅前には、酒場マニアが騒ぎ立てるような風情や特筆すべきところはないかもしれないけれど、地元の方に愛されるお店がありました。その一軒がこちら。なくなってようやくその良さに気付かされるのです。参考:荒川区の地域情報サイト「荒川102」【閉店】三河島駅前「若松」が閉店https://arakawa102.com/food/%E9%96%89%E5%BA%97-%E8%8B%A5%E6%9D%BE-%E4%B8%89%E6%B2%B3%E5%B3%B6/三河島「春駒 駅前店」 こちらも「若松」同様に、思い出したように訪れたお店です。閉業することなど考えもしなかった頃にどちらも似たような時期に最後に訪れることができたのは幸いだったのかもしれません。参考:荒川区の地域情報サイト「荒川102」【閉店】三河島駅前「春駒」が3月末で閉店https://arakawa102.com/food/%E6%98%A5%E9%A7%92-%E4%B8%89%E6%B2%B3%E5%B3%B6-%E9%96%89%E5%BA%97/【未確認情報】御茶ノ水「徳兵衛」 もっともショックだったのが、こちらの閉業です。いや、実は以下のサイトを拝見する前にO氏から移転するという情報をもらっていました。以下のサイトは恐らく2階の店舗だと思われます。こちらには3、4回程度しかお邪魔しておらず正直そこまでの思い入れはありませんでした。貼り紙らしき文章を信じることにしましょうか。2階が閉業となっても、時折お邪魔した中2階は移転され、最も頻繁に訪れた地下も一緒に移転することを期待したいと思います。さんたつ by 散歩の達人さよなら『徳兵衛』! 散歩の達人編集部員がさんざん通った酒場・御茶ノ水『徳兵衛』を紹介します。https://san-tatsu.jp/articles/123448/ 先日、様子を見に行ってきました。
2021/10/24
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単語では苦手、苦慮、苦痛、苦言、苦悩などなど、慣用句としての苦い経験、人生はほろ苦い、などなど「苦」さというのは基本的には負のイメージと切り離せないもののようです。味覚では「苦味」ということになりますが、辞書的には不快な味を意味する単語らしいから、苦い食べ物というのはどうもネガティヴな扱いを受けているようです。そもそも「苦味」という単語を開くと「苦しい味」となる位だからやはり苦いのは人類に好まれる味ではないのでしょうか。一方で、「苦みばしったいい男」という表現があって、これは「苦い顔」という表現とは全く意味が異なっています。いずれも成熟した男性に対して用いられることが多いはずで、稀に「苦い顔」をした女もいなくはないだろうけれど、概ね「苦」という文字は男性寄りという印象があります。成熟した男、つまりはおっさんと「苦」は強い結びつきがあるということでしょう。ところで、苦味の強い食べ物というとまずゴーヤが思い浮かびますが、すっかりおっさんとなったぼくにはほとんど苦いとは感じられないのです。ケールなどの青菜やふきのとうなどの山菜、みょうがなどの薬味、ピーマンなども苦いらしいのですが、ぼくにはとっとも苦くない。思いっきり濃い目のコーヒーやカカオがたっぷり配合されたチョコレート、魚介類のワタなどは確かに苦味を感じますが、旨味が勝って感じられるのです。苦い顔をしたおっさん(残念ながら苦みばしってはいない)となったぼくにとって、苦いもの同士で感知しにくくなっているのかもしれません(その割には他人のオヤジ臭には敏感なのはどうしてか)。そうそう、そもそもビールを始めとした酒類が苦味の代表格ではないだろうか。子供の頃、大人たちのいたずらで初めてウイスキーの水割りを呑まされた時に余りの苦さというか痛さに驚かされたものだけれど、今じゃあそんな強烈だった刺激にも不感症になってしまったなあ。苦味の成分って色んな物質がもたらしているようで、銀杏に含まれるアルカロイドや煙草に含まれるニコチンは毒性がある一方でワインなどに含まれるポリフェノールや緑茶に含まれるカテキンなど身体にいい物質も少なくなく、多様性があるというよりは一筋縄ではいかないという意味でおっさんと類縁を感じてしまうのです。いや、近頃は若い娘さんでも酒場で独り呑んだりとおっさん化しつつあるようだから、やがて日本は総おっさん化して洗剤などのように色んな食品にも苦み成分が添加されるようになるのかもしれません。
2021/10/23
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「北京食堂」 五泉「利久堂」 五泉「支那そば むら田」 上大井「味の大西 湯河原本店」 湯河原「新潟屋」 河口湖「ふるさと食堂」 富士山「うおけんや」 富士山「十里木ドライブイン」 御殿場「忠ちゃん牧場」 御殿場「須山食堂」 御殿場
2021/10/22
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「とらさん」 佐賀「長谷六食堂」 亀田「富山食堂」 亀田「多良富久食堂 駅前店」 亀田「食堂 たかふじ」 北五泉「ぼたん食堂」 北五泉「丸福食堂」 北五泉「酒処 しら川」 北五泉「酔泉」 北五泉「栃尾屋」 五泉「柏屋」 五泉
2021/10/19
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先日も書きましたが、ぼくには憧れている野菜がいくつもあります。例えば、リーキ、アーティチョーク、セロリアック、ズッキーニの花や芽ねぎなどなどです。どれも近頃はデパ地下の野菜売り場に行けば見掛けることもあるけれど、値段を見ると尻込みしてしまうのです。地方を旅行していて道の駅やら町の駅に行ったりすると、お試しで作った珍しい野菜が地産地消されているのを見掛けて歯噛みすることもあったりしますが、まだまだ普段使いするには程遠いのが現実です。以前、北陸を旅行した際に、金沢の近江町市場で加賀野菜を大人買いして自宅に宅急便で送ったことはありますが、へとへとになって帰宅してから勢いで購入した源助だいこん、加賀太きゅうり、金時草、加賀つるまめ、ヘタ紫なす、赤ずいきなどを慌ててレシピ検索して必死になってバタバタと調理してすっかり草臥れ果てたなんてことが記憶にあります。さて、話は戻って先般も書いたけれど、そんな憧れ野菜のひとつにエシャロットがあります。国内で手頃に入手する術はなかろうかとリサーチをしていると、なんとも衝撃的な事実に遭遇したのであります。白寿を目指す抗衰老ライフへの誘い―エシャロットの真実―https://blog.goo.ne.jp/newvegeculture/e/cd8c9004f4804beb82768e3df1d16a32 なんとまあ、奥深いことだ。詳細はこの記事だけでなくシャロットに関する記述を一通りご覧いただくとさらなる迷宮に困惑すると同時にさらなる好奇心を掻き立てられるのであります。好奇心というよりはむしろ食欲を掻き立てられて、いちいち食べ比べしてみたくなります。これまでエシャロットとはベルギーエシャロットをイメージしていたけれど、どうも一筋縄ではいかぬようなのです。でもまあ考えてみれば、エシャロットに限らず気候や土壌、品種変異や交配などで差異が生じるものでしょうから、価格だけでなく自身の好みの面からも選択肢が多くなるということで、色んなタイプのエシャロットが気軽に食べられるようになればいいのになあと思うのでありました。
2021/10/19
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「王ちゃん」 湯河原「餃子の喜むら」 伊豆長岡「弁慶」 伊豆長岡「ラーメン 福龍」 伊豆長岡「和ちゃん」 伊豆長岡「【閉店】かせ食堂」 鍋島「金ちゃん」 久保田「御食事処 みなみ」 佐賀「ハトヤ食堂」 佐賀「平和食堂」 佐賀
2021/10/16
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日本の各都道府県単位の呑ん兵衛の割合なんかについては、前回眺めてみたけれど、ほぼ思った通りの結果のように感じました。じゃあ、世界的に見て日本人のアルコール消費量はどの程度かという調査結果がありました。成人1人当たり純アルコール消費量https://honkawa2.sakura.ne.jp/1970.htmlアジア各国の飲酒率https://honkawa2.sakura.ne.jp/8042.html この結果を見ると上位に旧ソ連の格国がランキングしていて、いかにも納得のいくところでありますが、わが日本はどうかというと相当に消費量は少ないようなのです。お隣の韓国が旧ソ連諸国に次いでなかなか善戦をしているのは心強い。日本の飲酒率は、筆頭の韓国の78%に次ぐ69%だけれど、韓国国民はなんと日本の倍近い量を摂取しているということのようです。韓国人も同じモンゴロイドのはずと思い込んでいたのは誤りということか。まあ、マッコリの流れるプールが設置された居酒屋なんかもある位だから相当呑むのは分かっていたけれど、さすがに倍近いのは驚かされました。アルコール分解酵素を遺伝的に持ち合わせぬ人も少なくないモンゴロイド系民族のはずなのに混血の匙加減で大きな差異が生じたんだろうか。同じページの「【コラム】日本人はお酒に弱い】」を眺めるとアルコール分解酵素を備える日本が44%で韓国は28%とその差は歴然としています。先般見た『昼間から呑む』という韓国映画を見た限りでもその乱暴な呑み方はアジア人離れしているように思えたもんなあ。日本のホストたちの呑みっぷりに通じるものがある気がする。ということは日本のホストの多くはもしかすると、などと勘繰りたくもなるのです。ちなみに中国は41%と日本の割合に近いようです。これはちょっと意外だなあ。中国人の飲酒傾向は日本人より韓国人たちに近い気がするのです。といった訳で、居酒屋文化が発展して酔っ払いに寛容な日本は酒は好きだが弱いという、まあ合理的な国民であるようです。以下は参考データ。お酒は敵か、それとも友か(飲酒許容度の国際比較)https://honkawa2.sakura.ne.jp/1972.htmlワイン消費量の主要国比較(日本:36位)https://honkawa2.sakura.ne.jp/0435.htmlビール消費量の主要国比較(日本:38位)https://honkawa2.sakura.ne.jp/0434.html
2021/10/15
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「弁天」 大涌谷「酒場 いちかわ」 吉原本町「中華飯店 めおと」 豊栄「東洋軒」 豊栄「居酒屋 寄道」 豊栄「しただ」 東新潟「琴吹食堂」 東新潟「食事の店 三都」 東新潟「大衆食堂 満州里」 新潟「大みや食堂」 新潟
2021/10/12
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うっかり失念していたけれど、その102(その122)で自身の嬉し恥ずかしの作詞の思い出が途中でした。忘れたフリをして誤魔化してしまうことも脳裏をよぎりましたが実際のところ書き残すことはほとんどなかったりするのです。唯一の作詞と書いたけれど、下心ありの邪な理由なのでその仔細については語らぬこととします。本当なら曲も自分で作りたいところですが、結局曲は友人に任せました,あらかじめ用意されていた曲をもとに詩をつけたものやら逆に詩から曲をつけてもらったものなど5、6局ほど作りましたが、まあそれなりの出来栄えと呼べそうなのは、曲に併せて詩を捻り出したものだけでした。そうこうしてなんとかかんとか仕上がったのですが、結局誰にも歌われることもなく放置されることになりました。でもなんたる不気味なことか、その詩も曲もぼくの脳内再生が可能なのです。熱く強い思いを込めていたならまだしも一晩で一気に書き上げたのだからかなり適当に片づけたはずですが、どうしたものか一曲だけは記憶に鮮明なのです。詩を書きなぐったメモだったり、曲を録音したテープも散逸してしまっており、今ではぼくともしかすると曲を作った旧友の脳内にのみ存在しているのです。今では思い出すことすら稀なことになりましたが、独り酒を呑む時に、記憶の淵から浮上してきては、ぼくを戸惑わすことになるのでした。誠に酒というものの効果は、元気なら元気で過ちを招き寄せるし、疲弊している時には感傷だったり後悔なりを喚起する困った影響を心にもたらすものなのだなあ。ふう、良かった。愚にも付かぬ文章ではあるけれど、うっかり不用意なことを書きつけることはとりあえず回避できそうです。
2021/10/12
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先般、酒豪と下戸の地域分布(https://honkawa2.sakura.ne.jp/7334.html)についてコメントしましたが、この統計はアセトアルデヒド分解酵素増強遺伝子の持ち主の割合を比較したものであって、一般的にはアルコール分解能力が高いからたくさん酒を呑めそうだといったデータであります。でも、ぼくがより親しく感じるのは量より頻度にあるのです。月に一度だけ大量に飲酒する人と毎日少しずつだけどきっちり呑む人とお近付きになることが決まっているとするならば、迷わず後者を友としたいと願うのです。いつだって特段の約束をしていなくても夕暮れ時に人恋しくなって突然誘っても前者のような人はの余程のことがなければ付き合ってくれないはずです。でもそれよりなにより月一度の飲酒で我慢できるような自制心の強い人とはとても付き合えないと思うのです。少しでも構わないから晩酌を欠かさぬようなおおらかでだらしない人の方が可愛いと思えるのです。そんなデータはないものかと眺めてみたら、探すまでもなく見つかりました。酒呑みと愛煙家が多い県・少ない県https://honkawa2.sakura.ne.jp/7335.html なるほど、酒呑みも愛煙家の割合もともにトップの県は、青森なんですね。青森県出身者と仲良くしておけばいざという場合でも付き合ってもらえる公算が高いということか。ここでは愛煙家は置いておくとして飲酒習慣者が最も多い県の青森県の人で酒呑みは,51.6%なんですね。約半数の人が晩酌習慣があるのだな。確かに身の回りにも青森出身者が何人かいるけれど、揃って晩酌しているということらしい。でもこの数字を多いとみるべきか少ないとみるべきか。ということで他の都道府県を見てみると現在住んでいる東京都が36.6%と全国平均の35.9%と似たような数値を示していることと比較するとやはり青森県民は相当の酒呑みに思えるのです。と書いてみたけれど、なになに、、、注記に「飲酒習慣者は『週に3日以上飲酒し、飲酒日1日あたり1合以上を飲酒する』と回答した者」とありますね。これで世間では飲酒習慣者と認知されてしまうのですね。。。週に数日は休肝日を設けていて、1日1合しか呑まない人も酒吞みと呼ぶのはどうも納得がいかないのであります。果たしてぼくの一週間の飲酒履歴以上の人となるとどの程度の人数を見込めるかは知らぬけれど、もう少しこのデータは引き上げたほうが世間で認知されている酒呑みに近しいんじゃないかなどと思うのです。まあぼくの知る限り青森の人は良く呑むから『週に5日以上飲酒し、飲酒日1日あたり4合以上を飲酒する』としたところで順位に変動はないかもしれないし、それどころか割合もほとんど下がらなかったりするのかもしれません。
2021/10/09
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「つくし」 小井川「丸さん」 小井川「仲よし食堂」 常永「あらふじ食堂」 甲府「十九番」 甲府「龍巻軒」 甲府「鳳華楼美咲店」 甲府「幸楽」 甲府「長戸呂」 中条「北新食堂」 佐々木
2021/10/06
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ぼくは酒場で独り呑んでいる時にテレビがあればそれをぼんやりと眺めることが多いけれど、それ以外にも読書したり、スマホをいじったりすることもあります。でも、気分が乗らずにひたすら自分の殻に閉じこもって、思案に暮れるといった時間を過ごすことも少なくないのでした。そうして考えるのは下らぬことが多いけれど、時には深刻だったりまた時には自身の過去なんかに思いを馳せることなどもあるのでした。そうした過去を振り返りながら恥ずかしい話、時には脳内BGMなどを奏でてしまうこともあるのです。そんな時には、帰宅の途に千鳥足で就いている場合も演奏は継続し、勢い余って口笛など吹きならすこともあったりするのです。これを知人に目撃されては大いに恥ずかしいことです。そこで歌われるのは大体決まったような曲目になりますが、気分が感傷的に傾いた際には、決まって登場する曲があるのです。それは自身史上唯一の作詞した楽曲だったりするから、もし目撃者にその曲はどういったものなのかなどと詰問される羽目になった時の言い訳位は事前に用意しておくべきなのでしょう。と、自分の恥部を晒す巻とするつもりでしたが、それを書くには今回の分量がそれなりに溜まってきたので、次回気分が乗ったら続けたいと思います。
2021/10/05
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「お食事処 おけさ飯店」 村上「いこい食堂」 坂町「志ま津食堂」 中条「助六」 富士根「支那忠 分店」 富士根「マルヨシ食堂」 富士根「お好み食堂 ふくちゃん」 入山瀬「珍竹林」 井出「正風軒食堂」 甲斐常葉「味の店 まゆみ」 市川本町
2021/10/03
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「山一食堂」 佐々木「司食堂」 河口湖「北海亭」 開成「山里」 開成「よし乃」 開成「梅月」 小田原「ドライブイン 白雪」 御殿場「黄金食堂」 早通「大衆食堂 林屋」 豊栄「浜」 豊栄
2021/10/02
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ぼくには、奇妙だったり奇怪と思えるような食べ物を食べてみたいという欲望があるのです。そう思ってネットで検索してみると以下のようなサイトが見つかりました。10 Foods Every World Traveller Should Try in Their Lifetimehttps://www.readersdigest.ca/travel/world/top-10-weirdest-foods-around-world1. ふぐ 日本2. クモの天ぷら カンボジア3. プレイリーオイスターズ (牛の睾丸のソテー)カナダ4. バロット(ふ化直前のアヒルのゆで卵)フィリピン5. ハギス(羊の内臓のミンチを羊の胃袋に詰めてゆでたもの)スコットランド6. サンナクチ(たこの踊り食い)韓国7, エスカモーレ(アリの卵の炒め物)メキシコ8. ハカール(発酵させたサメ肉)アイスランド9. フライドブレインサンドイッチ(揚げた豚の脳のハンバーガー)アメリカ10. カース・マルツゥ(生きたうじ虫が入ったチーズ)イタリア うむぅ。どうでもないものもありますが、とても口にできそうにないものもありますね。食べられそうなのは、日本人にとってはどうってことのない1.はもちろんですが、4,はいけそうですね。5.、6.は全然大丈夫そうだし、10.もうじ虫さえちゃんと選りわければ問題なさそうです。半分はどうもいけない。哺乳類でも部位としての性器やら脳みそはちょっと、いやかなり抵抗があります。でも、この片は知らずに食べさせられたとしたらあっさりと受け入れられそうではあります。ていうか、実は以前食べたことがあるような気もするのですが、どうだったかな。2.と7.はもう見た目からどうにもならないことが歴然としています。近頃話題の昆虫食ですがこの辺はかなりハイクラスの抵抗値に思えます。8.は見た目は全然イケそうですが,もともとサメ肉はアンモニア臭がキツいのにこれはさらに輪をかけたキツさらしいから自信満々で口元に近寄せた途端にうっとなるのではないか。以下のようなページもあります。「世界で最も奇妙な食べ物5選」に日本の●●が2つランクイン! オシッコで茹でた卵料理などとともに紹介される!https://tocana.jp/2017/11/post_15102_entry.htmlサメを発酵させた「ハカール」黒穂病にかかったトウモロコシ世界的にみるとおかしい日本料理「塩辛」「白子」アラスカ州の伝統食“臭い頭”オシッコでゆでられた卵 ここでもハカールが登場ですね。文章を読むとますますダメそう。次の病気のトウモロコシも見た目がかなりヤバいですね。でもこれも知らなければまったく支障なく食べられそうです。塩辛、白子は問題なくクリアーとして、臭い頭はどうだろうイケそうな気もするけれど、やはり臭いに負けそうかな。オシッコ卵はとても無理そう。 と、とてもじゃないけど無理そうな食べ物ってのは、世の中にいくらでもあるもんですね。こうして眺める限りは愉快だけど、さすがに無理してまで食べたいと思えないからやはりぼくはとてもグルメにはなれないようです。
2021/10/02
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「花のドライブイン」 余目「川村食堂」 余目「三平食堂」 余目「三十五番」 余目「一幸食堂」 余目「やきとり 陽光」 余目「天花食堂」 鶴岡「松竹庵」 鶴岡「万さく」 鶴岡「栄食堂」 村上
2021/10/01
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近頃話のネタ作りに乱用している以下のページに外国人が好んで食べる日本料理の調査結果が掲載されていました。好きな日本料理メニューhttps://honkawa2.sakura.ne.jp/0209f.html ほぼすべての国で寿司もしくは刺身が1番人気で、焼鳥はフランスでは1番にランキングされていますが他の国でも好評だったり、天ぷらも人気があったりとちっとも意外性がない,あまり新鮮味のない結果です。アジアや米国でラーメン、欧州では「カレーライス」が人気という結果もまたなんら意外性がないのです。そもそもぼくには日本料理というのがどういった特徴があるのかよく分かっていません。ここまで挙げた料理にしたところで、素材重視で処理には手間を掛けても調理という意味ではシンプル極まりない寿司や刺身、焼鳥、天ぷらなんかは、技術の優劣こそあれその気になればどこの国ででも現地の人と食材で開業できそうです。カレーはそもそも日本料理と呼ぶのは憚られる出自があるし、ラーメンは中国などの麺類と一線を画するのは分かるけれど、最近ではフレンチの技法や食材を取り込んだりしているのもあったりとか、もはや中華や日本料理でもなく無国籍料理といった方が適切に思えるのです。 やはり日本料理って何なのかよく分からないなあ。一般論としては、出汁を料理に用いるところが大きな特徴のようです。でもねえ、中華だってフレンチだって出汁の材料や取り方は違っても出汁はよく使われますしねえ。醤油も日本に限られた調味料ではないけれど、味噌や酒などの発酵食品を多く用いるのは特徴といえば特徴かもしれません。量だけでなく多様性という面でも他国を圧倒しているとは思うし、これは確かに寿司、刺身、天ぷら、ラーメン、ちょっと苦しいけれどカレーに醤油だってあり得ますねえ。そういった意味では発酵食品をあらゆる料理で用いるのが日本料理の特徴といっても大きくは的外れではないのかもしれませんが、そう語る側からそれを裏切る反証がいくらでも見出せそうだから、さらなる探求はまた今度にしておこうかな。
2021/09/29
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「かなや」 本盾「ウメツ食堂」 酒田「池田屋」 酒田「マルケン食堂」 酒田「五郎兵衛食堂」 酒田「大山食堂」 酒田「キッチン はっとり」 酒田「あんざい」 酒田「あづま」 酒田「吉祥飯店」 酒田
2021/09/28
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「清和亭」 羽後本荘「まりも」 羽後本荘「栄楽」 羽後本荘「ちや食堂」 象潟「マサ苑」 象潟「ドライブイン よしの」 吹浦「味の店 まるき」 遊佐「大来軒」 遊佐「栄軒」 遊佐「きくや」 遊佐
2021/09/26
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前回だっただろうか、臭い食べ物への憧れなど綴ってみたけれど、やはりというべきかとりわけ食べてみたいものにシュールストレミングがあるといったような話を職場でしたところ実に呆気なく実食した人物に遭遇してしまったのであります。で、その人がなんとも嬉しいことに当該缶詰を入手するルートを持ち合わせているようだからこれはもう興奮を抑えることは困難なのです。などとうっはうっはと喜んでいたのでありますが、余計なことをしなけりゃいいのに、「シュールストレミング」で合ってるか確認しようとネットで調べてみたら、なんたることか以下のような記事を発見してしまったのであります。東京・立川で「世界一臭い食べ物」自販機を発見! しかも価格は5500円……ツイッター民7000人が戦慄https://news.yahoo.co.jp/articles/4dcc009f26f1c6f2b202be6423f485644cb28702 でも、じっくり記事を読んでみると、この自販機というのが2021年7月16日(金)~18日(日)に開催された「青空の北欧市場」というイベントでスウェーデン大使館が出店した「TRY SWEDISH!」というイベント向けの期間限定自販機であったようなのです。喜んでみたりガッカリしたりと忙しいことですが、まあそういうことであれば気長に到来を待つことにしましょう。 と本当は臭い食べ物を書いたから、今度は芳しい香りの食べ物について書こうと思っていたのですが、実は「におい」に関しては、いい匂いというのを語るのは臭いについて語るより困難なんじゃないだろうか。ちなみに「良い匂い」はあるけれど「悪い臭い」とは余り言わないように思うのだけれどどうなんだろうな。まあ、それより「いい匂い」を語るのがどうして難しいのか。「臭い」に関しては、「臭い」けど「好き」もしくは「嫌い」といずれの情動を抱いたとしても「臭い」という点ではある程度まで一定の見解が共有されているようです。それに対して「いい匂い」の場合、「いい匂い」だけど「好き」はあっても「嫌い」とはならないように思うのです。例えば薔薇の「におい」が「好き」な人は「いい匂い」と感じているのだろうけれど、「嫌い」な人は「いい匂い」とは思っていないように思うのだ。と考えれば考えるほど分からなくなってくるのです。もしかすると「臭い」の対義語は「芳しい」なんでしょうが、これらの単語が嗅覚が捉える刺激への好悪ばかりでなくさらに多様な意味を孕んでいるからじゃあないかなあなんて考えたりもするけれど、どうやらすぐには答えが出せそうもないのでここまでとします。
2021/09/26
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「美保」 土崎【閉店】「白寿」 白山「さんとり」 土崎「酒蔵」 土崎「みよし屋食堂」 秋田「館の丸食堂」 新屋「天味食堂」 新屋「豚トン豚」 桂根「文尾食堂」 羽後牛島「三浦食堂」 羽後本荘
2021/09/24
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前回の続きになります。ぼくがこの目で目撃した最強の酒呑みについて語ることになっていたと思うので、有言を実行するのであります。まずはぼく史上で最高に呑んだのは差し障りのある年齢の頃のことなので、詳細は書かないし、実際に何をどれだけ呑んだか明確ではないのですが、居酒屋でそれなりに呑んだ後に食べ・呑み・歌い放題でポッキリ1,500円という激安のスナックがありまして、そこで夜通し呑んだのが、ぼくが最もアルコールを摂取した日となりそうです。二軒目ではウイスキーの水割りをひたすら呑んだのですが、呑んだ量はとにかくとんでもない量だったことだけしか覚えていません。もう随分昔のことですしね。そんな状態なのにどうして最も呑んだと主張するかと言うと、早朝帰宅してから後、翌日の夜までひたすら便所と寝床を往復し、嘔吐と睡眠を繰り返すことになったのでした。それも10分置きに大量の水を摂取したのだから水を嚥下した量もすさまじいものだったはずです。これは実に苦しかった。というように大酒を食らった時にはいちいちカウントなどしておられぬことが多いのですが、数少ないかがらはっきりと覚えている場合もあります。それは一升瓶の赤ワインを30分ばかりで2本、肴もなしに呑んだ時のことです。どうしてそんなことになったかといえば、先般も書いたようにぼくは大学4年生の頃に映画もどきを作ったことがあって、その完成時に関係者を集めてお披露目をしたのですが、酒なしではとても羞恥に耐えられずに備蓄していたワインの暴飲をしてしまったのでした。その後、面々とカラオケボックスでさらに呑んだのですが、そこでのことは記憶が曖昧です。一升瓶ワイン 1,800ml 14.0% 2本 504mlつまりは単純計算で504mlのアルコールを30分で呑み干したことになります。この際の酷い酔い方をしたはずですが、先に書いた通り酔ってからのことは思い出せません。でも、これって世界で一番アルコール度数の高い酒として知られるポーランド産ウォッカであるスピリタスで同様な計算をすると480mlになるのです。ほぼワイン2升と似たような量になります。スピリタス 500ml 96.0% 1本 480ml これなら今でも呑めるかな。強い酒はその気になれば今でも呑めそうです。ただ、その時に問題だったのは、呑み終えて少ししてから数日間に及び強烈な腹痛に悩まされることになったのです。 では、最高の呑みの目撃情報は職場のかつての上司が打ち立てたものだったのです。状況は失念しましたが、その人はもっぱらのビール党でそれもアサヒのスーパードライが大のお気に入りでひたすらビールを吞み続けたのでした。その量実に大瓶24本、2時間ばかりのうちに見事呑み干してしまったのでした。アルコール量で換算すると以下のとおり。アサヒスーパードライ 633ml 5.0% 24本 759.6ml うむむ、圧倒的に負けてしまった。こういう人を大酒呑みというのでしょう。15Lのビールを吞んじゃうんですから驚きです。しかもさらにすごいのが、この上司、呑んでる最中、一度たちとて席を立たず、つまりは一度も小用を足しに便所に行っていないのです。小太り気味ではあるけれど小柄な人だったのです。ここまでくると凄いというより不思議な人といったほうが適切かもしれません。さて、こんな大酒呑みですが、その数年後に思うところがあったようで、ピタリと酒を止めてしまったからなんとも信じられないことです。
2021/09/24
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「中川食堂」 東能代「キッチン 大山」 東能代「ラーメン 十八番」 能代「大〆食堂」 能代「天酒閣」 能代「煮込屋」 能代「酒処 味砂」 能代「八郎潟ドライブイン」 鯉川「弁天」 八郎潟「大輪」 大久保
2021/09/21
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自分は果たして酒呑みと言えるのだろうか。下戸でないことは確かだし、39度の熱でも出さぬ限りはまず晩酌は欠かすことはないけれど、どうも酒呑みとまではいかない気がしています。だったら十分に酒吞みだろうというご意見もあろうかと思うけれど、ぼくにとっては、酒吞み=大酒呑みなのであります。蟒蛇と呼ばれるような人でない限りは酒吞みとは思わないのです。そういう意味では、ぼくなどは二日酔いもしょっちゅうだし、翌日のことを考えて多少なりとも呑みをセーブしてしまうから、まあ小酒呑み程度でしかないと思っています。書いていて思い出したけれど、ぼくがこの目で目撃した最強の酒呑みについては、次回に譲ることにしますが、とにかくぼくは酒場ブログを書きながら酒呑みではないという矛盾を抱えており、そのことにいつだって劣等意識を抱いているのでした。じゃあ、グダグダ述べているけれど、全体お前はどの程度の酒を摂取できるのかという問いにも次回差支えのない程度に記すようにしたいと思っているけれど、差支えがあるようなら取りやめることもあるので、余り期待しないでおいていただきたいのです。と曖昧なことばかり述べているけれど、今回何を語りたかったかと言えば、以下のような面白いデータを目撃したので、そのデータを自身に当てはめてみようと思ったのであります。酒豪と下戸の地域分布 https://honkawa2.sakura.ne.jp/index.html これによると思っていた以上に明確な有意差が認められるようです。酒豪が最も多いのは秋田県の76.7%、下戸県は三重県の39.7%と歴然たる差異が生じています。この確率は、酒豪型遺伝子の出現率を意味しており、東京都が60.0%と全国平均と一致するのは東京都民が全国各地の出身者の寄せ集めにすぎぬことを端的に示しているようで興味深いけれど、取り敢えずの問題はそこにはありません。秋田県民の実に5人に4人が酒豪であるのに対して、三重県民は5人に3人が下戸もしくは余り酒が強くないというのはちょっと驚きであります。東北・北海道・九州・四国に酒呑みが多いのは、一般的なイメージとも合致するけれど、その差異が想像以上に開きがあるのですね。実はぼくの両親は秋田県出身でありまして、そういう意味では例え住んではいないとしても、遺伝子的にはぼくも秋田県民ということになります。ならばぼくもまた酒豪である確率が高いということになるのでしょうか。もしかすると23.3%の一員なのかもしれないと考えてみたくもなりますが、両親が揃ってほぼ晩酌を欠かさぬ人たちであることを思うとやはり酒豪ということになるのか。先ほど、自身の酒呑みの程度として、アルコール摂取量を尺度として捉えていると書いたけれど、酒豪遺伝子なるものが存在するとするとぼくの酒呑みの尺度自体が誤りだったんじゃないかと思えてくるのです。最後にこのページには、呑める以上に呑む、呑めるから呑む、呑めるのに呑まない、呑めないから呑まないという観点から見た出身地の分布図も示されており、なかなか面白いのでこの図とご自身の一致もしくは差異を確認するのも楽しいかと。
2021/09/21
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人というのは、まったく厄介な生き物のようで、他の動物であれば危険を察知して避けて通るようなとんでもないものも平気な顔して食べてしまうのです。危険な食べ物に関しては、話が膨らみ過ぎるのでここではすごい「臭い」の食べ物に限定して話を進めることにしたいけれど、それでは「臭い」食べ物って具体的にはどういうもののことなのだろう。社会実情データ図録 https://honkawa2.sakura.ne.jp/index.htmlというサイトの中に、臭い食べ物のランキング https://honkawa2.sakura.ne.jp/0340.htmlがあります。これによると--第1位は、開缶直後のシュール・ストレンミング、第2位はホンオ・フェ(韓国のエイ料理)で6千~8千Auとなっており、第3位のエピキュアーチーズ(缶詰チーズ)の1870Auを大きく上回っている。--とあり、ちなみにAuは臭みの機械による測定値を現すのでありますが、われら日本人の誇る「臭い」食品であるくさやの焼き立てですら1267Auに留まるのだから、シュール・ストレンミング、ホンオ・フェの凄まじさは抜きんでているということであります。鮒鮓、納豆、沢庵となると焼き立てくさやの1/3程度とこの程度で臭がってはいられぬのです。と声高に「臭う」食品を食べてみたいところであるけれど、当然ながら極め付きの要注意物件であるからそう簡単には輸入できそうもありません。であればなんとしても「臭い」だけでもいいから嗅いでみたいものだ。実は同じような思いを抱いている人は少なくないようで、以下のような展示会が開催されているらしいのだ。気になるなあ。https://www.atpress.ne.jp/news/2659782016年から名古屋、東京、大阪、福岡、横浜などを巡回して開催された「におい展」では、最強の臭い食品であるシュールストレミングやドリアン、臭豆腐などの匂いを嗅げるそうで、今は町田で開催中のようです。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88 使い古して汚くなったスニーカーを競うコンテスト『ロッテン・スニーカー・コンテスト』では、その臭いも審査基準となるようだけれど、さすがにこの審査員を要請されても低調にお断りしたいものだなあ。 最後に、もう20年以上も前に刊行された井上夢人著『オルファクトグラム』(2000、毎日新聞社)では、とある事件の後遺症で嗅覚に障害を負うことで「匂い」を視覚化する能力を獲得した主人公を描くミステリで、この主人公は犬が「臭い」を「匂い」として感知するように、嗅覚健常者が「臭(くさ)い」と感じる「匂い」も等しく「匂い(色彩や模様)」として感じ取るというところが読みどころとなっています。しかしまあ、多様性とは相反する活字という媒体を用いて視覚で感取することを習いとする小説というジャンルでは、「匂い」を描くのは限界があるように思えます。それはともかくとして、新型コロナに感染したけして少なくはない一部の人もまた嗅覚障害に悩まされているようなのだけれど、彼らはシュール・ストレンミングにすら感応できないのだろうか。
2021/09/19
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「三笠食堂」 碇ヶ関「そば処 長明庵」 碇ヶ関「いこい食堂」 大鰐温泉「朝日屋 日景食堂」 大鰐温泉「今井食堂」 弘前東高前「とり畔」 中央弘前「一茶食堂」 中央弘前「末広食堂」 中央弘前「三忠食堂 本店」 弘前
2021/09/18
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「山内食堂」 大更「ドライブイン 両国」 鹿角花輪「びっくり食堂」 鹿角花輪「寿ドライブイン」 柴平「山小屋焼肉店」 十和田南「大衆食堂」 扇田「米田食堂」 東大館「広東」 東大館「秋北食堂」 大館「かぶちゃん食堂」 大館
2021/09/15
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子供の頃から臭い食べ物には、あまり抵抗はありませんでした。納豆はもちろん、それ以上に臭さ指数としてよく用いられるアラバスター数値では上回る沢庵の古漬けや鮒ずしも普通の食べていました。両親が東北出身者だから納豆や沢庵は毎日のように食べていましたし、和歌山に住んでいたこともあって鮒ずしもちょくちょく口にする機会がありましたが非常に好んで食べていたことを覚えています。今はむしろその高額であることがネックとなり滅多に口にできなくなったのが残念なほどです。ところが臭いものには耐性があると自負していた高校生の頃、住んでいたマンションのエレベーターにゲ×がまき散らされていたのです。それが乗り込んだぼくにこれまで意識することのなかった納豆の臭いと認識させるに至らしめたのです。そんな話を知らぬ翌朝の食事にはいつものように納豆が並びました。恐る恐る蓋を開くと紛れもない昨夜の臭いが噴出したのでした。父親にその話をすると、あの粗相は自分の狼藉であるかもしれぬ、確かに前夜の呑みの肴として当時お気に入りだった納豆を油揚げで包んで焼いたのを摘まんだとのことなのであります。そんなことがあってから数年に亘って納豆が苦手となり、臭う食材も不得手となったのだから、わが父ながらその罪はけして軽くはないのです。と臭い話になるとネタは尽きぬのでありますが、ちょっと長くなったのは今回はここまでとします。
2021/09/14
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「ふくち食堂」 苫米地「種差食堂」 種差海岸「さめちゃん食堂」 久慈「たつみ食堂」 久慈「三平」 久慈「お食事処 三太夫」 久慈「みつよし食堂」 普代「芳来」 渋民「てっちゃん食堂」 大更「まるやす食堂」 平館
2021/09/12
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前回、天候不順等で野菜価格が高騰していて、もやしばかり食べているといったことを書きました。もやしは年間を通して価格の安定した優良野菜ですが、いくつかのデメリットもあります。一つにはすぐにヘタッとなってダメになってしまうこと。そうそうヘタッとなると言えば、余りもやしを食べるイメージがわきにくいフランスなどでも実際は食べられているようなのですが、生の状態で販売されるということがほとんどなくて、基本的には加熱済みのものが缶詰の状態で売られているようなのです。つまりはもとよりヘタッとした状態で売られており、缶詰で殺菌保存されているので持ちという意味ではむしろ安全だったりもするみたいです。二つ目として食べ方のヴァリエーションが少ないということがあります。炒める、蒸す、煮るというようにいろんな調理法はあるけれど、味付けがどうしたって似たり寄ったりになってしまいます。いろいろ試してはみたけれど、もやしはもやしでしかないようです。沖縄料理のマーミナウサチーというのがあって、すりごまを効かせたレシピにハマったこともあるけれど、味付けは醤油、砂糖、酢がベースになります。ちなみにフランスではどうかというとサラダの具材の一つとしてヴィネグレットソース、つまりはフレンチドレッシングで食べるのが一般的みたいです。試してみましたが、確かにまあ悪くないけれどもやしはどこまでいってももやしなのです。 そういやお気に入りの樋口直哉氏の料理エッセイに面白いもやし料理レシピがありました。これはもしかするとこれまでのもやしの概念を覆してくれるかもしれないけれどなかなか試す気にはならないなあ。有名シェフのアイディアから学ぶ~もやしのリゾット~https://note.com/travelingfoodlab/n/nf66490e05309?magazine_key=m2471f8dc7f48
2021/09/11
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「定食や おかだ」 つくば「かわら食堂」(閉業) 長苗代「やまと食堂」 長苗代「夕凪食堂」 陸奥湊「あじまさ食堂」 白銀「大野屋食堂」 鮫「洋光食堂」 小中野「大金食堂小中野)」 小中野「キッチン ササキ小中野)」 小中野「三ツ星食堂」 本八戸
2021/09/10
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2021/09/08
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もう余りにも昔のことで、今ではハッキリと思い起こすことも困難になっているけれど、恐ろしくも甘美な夏の記憶があるのです。いやいや嘘くさいけれどホントにぼくにもそんな思い出があるのです。ズバリそれは肝試しを巡る記憶なのでした。ぼくは小学生のある時期まで和歌山市内ではあるけれど、とても町とは言えないような田舎で過ごしていました。その町では町の盆踊り大会も開催され、それは小規模でしたが日中から屋台なども立ち並んで、その朝のラジオ体操に向かう時にすれ違う町の人々も不断になくソワソワと浮ついた様子だったことを覚えています。ぼくなども前夜,いやその昼間から祭り気分を堪能したいと昼寝などして夜はなかなか眠れなくなるという、お決まりの失敗などをしたものです。その盆踊りもたけなわを迎える頃にぼくを始めとした一部の子供たちはそっと祭りからフェードアウトして、示し合わせた場所に待ち合わせてとある目的地を目指すのでした。その一部の子供たちが地域の子供会だったのかそれともご近所のそろばん教室の面々だったのか、今となっては思い出せませんが、とにかく普段の遊び仲間たちとは違う面々、余り顔を合わせる機会もない連中も混じっていました。そんなずっと変わらないだろうと思っていた小学4年生の夏の初め、父親から転勤により引っ越すことが申し渡されました。まだまだ親の庇護の下でしか生きられぬ以上、辛く寂しいけれど甘んじて受け止めなければならなかったのでした。毎年楽しみにしていた恒例行事も沈んだ気持ちで参加したのですが、盆踊り大会でも仲間たちが能天気にじゃれ合う中、自分一人は孤独を噛み締めていたと思うのです。その後の肝試しはトンズラしてしまいたいところですが、逆らう気力もありません。しかし、例年のように2人組が編成されたのですが、ぼくの相手は見覚えのない少女だったのでした。そして、もうお見通しでしょうがその少女がとても可愛かったわけです。肝試しの最中も彼女のことが気になって、怖がるどころではありません。これがこのままずっと続けばいいと思ったように記憶しています。この時間が二人で過ごす最後となるのがとても悲しかった。その彼女とそれから10数年後、東京で偶然再会し今こうしてPCのキーボードを叩く音をソファで聞いているのでした、なんてことは全くなくてやはり思い出として美化されるばかりなのでした。
2021/09/05
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「栄楽」 君津「串ん坊」 君津「お食事処 田舎」 研究学園「いちむら食堂」 研究学園「食堂 寺田屋」 石上「みのわ食堂」 石上「栗原食堂」 宗道「ドライブイン 中村」 みどりの「うらわ食堂」 みどりの「やまちゃん食堂」 みどりの
2021/09/04
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コロナ禍に振り回されてちっとも夏らしい楽しみが堪能できない日々を過ごしています。暑いばかりでちっともその暑さを楽しもうという意欲がすっかり減退しているのです。子供の頃は、暑ければ暑いなりにそれを逆手にとって娯楽にしたものです。その代表的な遊びが我慢大会でした。我慢大会の存在を知ったのは、やはりマンガでした。締め切った和室に火鉢やストーブを焚いて、ドテラを羽織って、暑いお茶をフーヒー呻きつつ耐える姿は、夏場の少年マンガの定番のワンシーンでした。当然、火鉢やドテラまで持ち出そうにも自宅にはなかったけれど、それなりの装備を整えてすぐに実行に移すわけです。ガキであっても簡単な準備で試みれるところもこの遊びの楽しいところです。歳月を経ておっさんになると家庭内サウナなど備える椎名誠のような人もいるようでありますが、大抵の人は町場にあるサウナへと通うようで一種のブームになっているようです。ぼくは風呂もサウナも嫌いで、読書やテレビを見てもいい38℃程度の風呂であれば長湯する気にもなるけれど、とにかく面倒くさいし湯上り後の火照りがどうにもガッカリなのです。加えてどうにも潔癖症の気が多少あるようで、湯から上がったら石鹸を使って頭も身体もシャワーで洗い流さないと気が済まないから厄介なのです。まあ、子供の頃との違いはかつてはアイスやかき氷で満足したところを今ではビールなんかで代替するようになったことで、これに関しては大いに歓迎したいところなのです。
2021/09/03
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「鳥福食堂」 石岡「市松」 石岡「きくや食堂」 静岡県賀茂郡松崎町江奈「いづみ食堂」 静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎「ふじや」 静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎「河津屋食堂」 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科「さかなや食堂」 静岡県賀茂郡西伊豆町田子「三松」 静岡県伊豆市土肥「屋台村」 静岡県伊豆市土肥「富士屋」 静岡県沼津市西浦江梨
2021/09/02
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「焼肉・お食事処 新ちゃん」 高木「ふく山や食堂」 上戸手「うな富士」 内船「さかや食堂」 内船「居酒屋 亀」 井出「長坂食堂」 遠州森「大吉」 戸錦「そのべ食堂」 石岡「近江屋食堂」 石岡「たけや食堂」 石岡
2021/08/28
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先日、「マツコの知らない世界」で怪談をテーマに語っていたけれど、ぼくもまさに怪談話に深入りした世代なのでした。マンガであればつのだじろう氏の『恐怖新聞』『うしろの百太郎』に、のめり込んで恐怖におののいたものだし、テレビ番組では『お昼のワイドショー』の「あなたの知らない世界」を見たら夜に寝れなくなることは必至だったけれど、つい時間になるとチャンネルを合わせてしまったものです。『二時のワイドショー』の心霊写真コーナーも夏休みをだらしなく過ごす受験戦争などとは無縁の田舎の子供にとっては格好の娯楽ともなりえていたのでした。時機ちょうどノストラダムスの大予言の終末観もブームとなっていた頃で、死後の世界に向けての恐怖も相まって、時には心霊となって死後も生き延びることができることが救済のように思えたりもして、恐怖と安堵の入り混じった心揺れる日々を過ごしたものです。思い返してみれば当時はビニ本の類も含めて見てはいけないと大人たちから注意を受けるものが色々あって、早く大人になりたいものだと願ったものです。でも大人になってみると幽霊話なんかにほとんど恐れを抱けなくなり、無修正のポルノにさほど煽情されなくなったのだから何だか虚しいものに対して情熱を傾けてきた自信が愚かしく思えたりもします。でも現在の子供たちがいささかの労も要することなくなんだって視聴できる状況を少しも羨ましいとは思えぬのだから、いつだって人はないものねだりをする生き物のようです。
2021/08/28
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「御食事処 ことぶき」 甲府住吉「千里」 甲府住吉「千草」 常光「昇友軒」 市川大門「たはら」 韮崎「アルプス食堂」 新府「焼肉 味道園」 島根県邑智郡川本町「川本食堂」 島根県邑智郡川本町「お食事処 今友」 三次「お好み焼き 橘高」 鵜飼
2021/08/26
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土山しげる氏は『喧嘩ラーメン』『食キング』『喰いしん坊!』などの食マンガの第一人者であります。現在まで発表された作品から代表作を選ぶとすれば、『極道めし』を挙げる方が多いのではないでしょうか。高倉健の大人気シリーズとなる『網走番外地』で雑居房の囚人たちが悪事自慢をするというシーンがあって、それを参考にしたのがこのマンガ。様々なB級グルメを取り上げながらも刑務所内が舞台ということで物語時間中にはほとんど呑み食いすることはなく(クライマックスの話王対決での見事な語りに騒然となった受刑者たちを宥めるためにビスケットとお茶が配給される!)、受刑者たちの語りの描写として飲食シーンが登場するという特殊な形式となっています。というように平板な物語だったり叙述が持ち味ともなっている土山氏としては、いくらか捻った構成となっているけれど、他作同様にひたすら食べ物とそれを食う描写に徹しているのがユニークです。まとめて読むと単調で飽きてくるけれど、たまに無性に読みたくなるというのが土山氏のマンガだと思います。特に飲食時の擬音がユーモラスかつユニークでありまして、その白眉はモニュモニュだったりするのでした。
2021/08/26
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「お食事の店 大吉」 宮崎「ふくちゃん」 富江縞「中華 一番」/「一富士」 中通島「市松」 石和温泉「お食事&居酒屋 寿美」 石和温泉「一力食堂」 山梨市「三久食堂」 春日居町「居酒屋 五六八」 石和温泉「かどや食堂」 石和温泉「かごめ」 石和温泉
2021/08/24
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「大阪屋」 小豆島「木原食堂」 小豆島「美奈都食堂」 小豆島「松月食堂」 小豆島「真生子」 北木島「船長さん」 田島「いなり食堂」 向島「どんぐり」 上島「米ちゃん店」 因島「焼鳥 あかしや」 因島
2021/08/22
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夏は休みが長いから好きな季節だったんですが、加齢もあるんだろうけれど、年々、辛いばかりで楽しいと感じられなくなってきています。しかも、昨年に引き続いてのコロナ感染拡大に伴う行動自粛もあってすっかり引きこもり生活に慣れきってしまいました。引きこもりの日々はもともと嫌いではなかったんですが、これで出不精の性癖が昂進されないことを願いたいものです。 ところで、夏場になると食欲不振に陥る人もいるみたいなんですが、ぼくはそんなことはちっともなくて、食欲旺盛となるとは言わぬまでもいつも通り変わらぬ飲食欲を保っているのでした。だからということでもないのですが、できるだけ野菜を中心とした食習慣を心掛けるようにしています。タンパク質や炭水化物は極力避けたいところです。今年の夏は天候も不順で夏野菜の生育が心配されるところで、実際に悪影響も出ているみたいですが、ぼくが普段利用するスーパーマーケットでは、唐突に特売品が販売されているのを目にするのでした。例えば、ピーマン30個が268円だったり、ズッキーニ4本が238円、ナス20本が198円と激安価格になることもあって、後先考えずに購入してしまうのでした。これら夏野菜が大量にあると以前ならラタトゥイユやミネストローネなんかを作ったものですが、近頃はちょっと飽きてしまったせいもありあまりそそられないのです。 ならばシンプルに焼いて食べるのも悪くないのですが、この一年ばかりグリル野菜に塩とオリーブ油というシンプルな食べ方を多用してこれも飽き気味となっています。ならばちょっとアレンジしてピザ風にしてみようと思い立ったのですが、これまでそれほど美味しく仕上がった覚えがなかったのです。するととあるレシピにサンドライドトマトペーストを使ったものを見つけました。原材料を調べるとなるほどこれなら自宅にある材料で間に合わせることができるかもとダメもとで調合してみました。これが思いがけずも大成功。このレシピではバルサミコ酢を使っていますが、ケーパーを用いた商品もあるらしくて、酸味を加味するのがポイントなのかもしれません。わざわざ買うのももったいないので、一度お試しになられてはいかがでしょう。ギア サンドライドトマトペースト【輸入食品】サンドライド風トマトペースト【材料】トマトペースト・オリーブ油・塩・ドライオレガノ・ドライバジル・ガーリックパウダー・オニオンパウダー・カイエンペッパー・バルサミコ 適宜【作り方】1. 全ての材料を混ぜ合せる。 前文が長くなりましたが、以下が今回の注目物件です。
2021/08/21
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「花屋」 賢島「味福」 淡路島「松下お好み焼店」 淡路島「まるまん」 淡路島「美富久」 淡路島「笹屋食堂」 淡路島「鈴屋食堂」 淡路島「とんかつ ママン」 淡路島「五色浜ドライブイン」 淡路島「お多福」 淡路島
2021/08/20
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