DVD-HDレコーダーの製品紹介






はっきりいって便利ですが、いかに機器が高性能になり便利になろうとも、物理的な時間に限界があるので、どんなに効率よく録画して見れるとしても、CMを全部飛ばすことができても、結局は全部見れない。

というわけで、1枚48円也のDVD-Rに焼いていたら癖になってしまって(^^;、あーーっというまにDVD-Rが50枚以上たまりました。行くも地獄、引くも地獄、困りますです。それももう、まるで、読もうと思って買った本が、読めないうちにたまっていくような感じ。

つまるところ、自分の人生には「物理的な時間という限界」があり、いかに高性能な機器でもそれを超えれないという、当たり前のことに気づかせてくれる、大変哲学的な機械です(^^;

ちーなーみーにー、一度、EPG録画やHDD録画を覚えてしまうと、もう元の世界には戻れません。ビデオになんて戻れないと思う。携帯電話から固定電話に戻る人がいないように。常時接続のネット環境からダイアルアップには戻らないように・・・。強度の便利さと快適さは、消費で最優先されますから。

DVD-RAMかDVD-RWかメディア選択に迷っている人も多いかと思いますが、CD-Rが値段の安さでCD-RWを駆逐してしまったように、DVD-Rがとりあえず他のメディアを圧倒してしまうのは確実なので、今時、どの機械でもDVD-Rは焼けますから、迷う意味も必要はありません。どちらも早かれ遅かれ消えるだけですな。
 今パソコンのCD-R以外に、MOやZIPのメディアを持っていても未来はないのと同じです。私はDVD-RAMの片面2.6Gっていうメディアを持っている。今や読み取りやってくれる機械すら探すのが大変なくらいで、これほど短命で迷惑な犬畜生メディアを発売して、あっというまに片面4.8Gに移行したこの業界の非情さを肌身で感じてますな。
 この業界で開発者はデファクトスタンダードをとるために先走って開発しても、リスクの分だけリターンも大きいので損得は成り立つわけですが、消費者が先走っていいことはなーんにもないようです。

 冷蔵庫とかエアコンとかの成熟商品の新機能はほとんど無駄。他メーカーとの差別化するためだけにつけた、無意味ですなぁ。本当に必要な機能は必ず他の商品にもついてきます。たとえば、東芝の「かってに氷」。あれは偉大な知恵ですよねぇ。今や全てのメーカーが同じ機能をつけている。本当に必要な機能って言うのは、そーいうもんなんですな。

さて逆にDVD-R自体は完全に勝ち組みメディアになってしまったので、今でも、カセットテープや3.5インチフロッピーが売られているがごとく、完全にハイヴィジョンとデジタル放送に移行したとしても、DVDメディアとして生き続けるでしょう。

それでも先物買いを実体験してみたい人は、今すぐ規格統一される前に発売されちゃった、ブルーレイを買って、大画面プラズマディスプレーも買い(バックライトの寿命は蛍光灯と同じだ。短いよー。)、できれば、デジタル放送などにも手を出して、先達として、日本の開発者に「礼金」を自発的に払いましょう。それが日本の潤う道。まー、「今」を楽しみたい人には(おいさき短いとかさ)、楽しめるものだから全然にかまわないと思いますが。

DVD-HDレコーダーのメーカー選択ですが、パナはとりあえず、誰でも簡単に使えるという点にポリシーおいてますので、なーんにも考えずに使うには大変便利なようです。他は知りませんが、今のとこ、この製品系では価値組みらしい。「単純さ」の勝利です。さすがパナ。



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