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このブログもすっかり息を吹き返しました。
日記記入率も少しずつ上がってきて、少しは私の思いが
届きはじめたかなぁ..と、調子こいた感覚におちいらない
ようにしっかり少ないボキャブラリーのない言葉で真摯に書き重ねて
いきたいと思います。
文章を書くというのは自己表現と自己啓発の最たるものであると
思います。
紀元前100年に漢の時代に司馬遷が記した史記は今も歴史史上燦然と
輝く歴史書です。
※漢は中国の統一王朝で有名な中国史上三国時代の前に位置します。
彼は紙もない時代に約57万字を竹や木片に記しました。
もちろん電気などない時代です。
自由に書ける時間は制限された中でのこの書の作成は偉業と言えます。
それに比べて今はこうしてPCで書いた文字がその瞬間に世界を
駆け巡るという、ある意味恐ろしい時代です。
司馬遷が生きていたら、よくこんな時代に生きていられるなぁと
感動より哀れに思ったりして(笑)
言葉は歴史。歴史は人。歴史とは時代を映す鏡であり、後世に対し
正直であるべきものかも知れません。
そしてブログは投稿後もしっかり訂正することが必須(笑)
読み直すとめちゃくちゃだなぁと
思ってしまう私のブログ....チャレンジは続きます。
私の長い長い起は終わり次の承るへ。
お題は家具です。
私は工務店の社長ですが陰の社長なる者が存在していて、
その者はつまり妻です(笑)
いつの間にか意図せずに自社がそんな体制になりました。
私が会社を引き継いで数年たって考えたのがすなわち実力主義。
それは二人だけの会社であっても必要なことだと。
私が考える実力主義とはつまり
お施主様にとって私たちがつくれる一番の価値をお届けする
という目的に沿う事で、それに沿うための実力ある者は誰か
という結果を示すことです。
プランの作成、立面デザイン、配置計画、外構プラン
家具建具のデザインそれらの製作過程での製作管理と
現場管理が今の田村工業の妻の役目です。
私は申請業務や図面作成(妻の管理のもと)そして現場での
安全品質整頓監理のみ。
主は誰であるか一目瞭然!そしてお施主様の喜びの審査結果も
全て妻への旗が上がるわけでして、まぁ当然の結果です。
この一連の過程の中で生まれるコミュニケーションオリジナル家具たち。
そしてもう一つ言っておきたいこと。
TAMURAが考える勝手な家具という概念です。
家具の意味は辞書で調べると、日常使う道具類の総称とあります。
私と妻は家具という言葉の通り、家の具つまり家の具材と考えています。
大好きなラーメンで例えるなら
家はラーメンのスープ。しなちくやチャーシュー、ねぎは具材です。
まずはしっかり出汁のとれたスープにそのスープに負けない麺。
その上に乗る、ラーメンを彩る具材たち。
それらが完全一致してこそ最高のラーメンが出来上がります。
重要です。
出汁・麺は耐震性や断熱気密性能がしっかりした家本体。
それだけでは暮らしは豊かになりません。
豊かな暮らしを演出するために必要な具材。
その具材こそお施主様の暮らしに合った私たちの大好きな素材でつくる
オリジナル家具。
コミュニケーションを育む住まいが成立するための要です。
ただこれは一般論では全くありません。
個人ラーメン店主さんがこだわりぬいたラーメンをつくって
少ないけれど熱いファンがつくように
私たちも少数の、私たちの提供する家や家具を
愛してくれる方々のためだけに熱くつくり続けたいと願う結果です。
そしてそれらを工事中一言も何も言わずに任せてもらえるお施主様の
心に感謝×1,000,000なのです(桁が足りない)
いつもこんな感じで、先ずは自分自身のゾーンに入ります。
このゾーンに入ると軽く5時間は集中します。
この図が
こんなきれいな建具になります。
この図が
こんな素敵な玄関ディスプレイにカタチつくられます。
検討に検討と時間を重ねた図面が
TAMURAテイスト満載のキッチン背面家具に
生まれ変わります。
もちろん製作の過程で家具屋さんとたくさんの打ち合わせと
試作を行います。
私ではとても真似できないどころか怖くてできません(笑)
これは自宅を改装するための図面。
TAMURA猫カフェ。
こんな風景だったウッドデッキが
すっかり猫カフェに生まれ変わりました。
我家の猫は言わずもがな妻になついています(笑)
おかげでミケもシロも車にひかれる心配なくのびのび家猫になってくれました。
そして
友人のお仲間工務店さんに依頼してずっと待っていた鍛冶屋さんの紹介が
全く音沙汰なしについに自分たちで鍛冶屋さんを探して
妻が素材も含めて設計した
そして作ったオリジナルのコミュニケーション物干し受け。
お施主様奥様に大好評です。
オリジナルをつくるのに人を頼ってはいけない。
二人で探してもがいてつくることが本当のオリジナルだ!
という教訓を手に入れることができました。
でもそれって実は二人でスタートしたときの原点なのです。
まさに初心を忘るべからず!
何と言ってもこれらオリジナル家具に携わってくれる方々が
何とかお二人のために作りましょう!
と言ってくれること。
私たちのオリジナル家具建具は
お施主様そして製作してくれている方々への感謝という
最高のスパイスが乗っているのです。
有難いです。
コミュニケーションを育む住まいの原点である
ダイニングテーブルやチェアそしてフルオーダーキッチン
TV専用家具も
しっかりつくり続けます。
最近の目標は家具の素材として集成材から脱却して
無垢材仕様にすることです。
それは妻が推し進めている大きなテーマ。
見た目は変わらなくてもいいのです。
本質を変える。そしてお施主様ファースト。
これからも感謝のオリジナル家具をつくり続けます。
そして大感謝の暮らしつくりも。
コミュニケーションを育む住まい
田村工業株式会社
田村 博 青子
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