PR
カレンダー
キーワードサーチ
角膜内皮(かくまくないひ)というのは、角膜(黒目)の一番深いところに敷石状に並んでいる、透明性を維持している大切な細胞です。正常値は単位面積当たり2000~3000なのですが、この値が500を切ってしまうと角膜の透明性を維持できなくなって角膜移植が必要になってしまうのです。そしてコンタクトレンズの不適切な使用や加齢・病気等でこの細胞数が減少することがあり、白内障手術前などにはその測定は欠かせません。
私のクリニックにも当然その機械はあったのですが、5年前の開院時に程度の良い中古を買ったもので、細胞数の測定を手動で行わなくてはならず時間がかかっていました。その点最新型の機械は、
フルオートで短時間で快適に測定でき、かつ細胞数も瞬時に機械側で計算してくれるので正確です。
また従来型の機種よりも測定可能範囲が広がっているというメリットもあります。とにかくこのニデックのCEM-530は実に出来が良いです。旧来型の機械を使っている先生は是非一度デモで良いので使ってみてください。すぐにその素晴らしさ・測定精度の高さを実感して戴けると思います。
機械が増えてきたので、スタッフが動線を考えて上記のように院内にうまく配置してくれました。
眼科の世界は進化が早く、とにかく全てが日進月歩です。これからも常に第一線のクリニックであり続けられるように、設備投資も毎日の勉強も引き続き頑張っていこうと思っています。
院内エアコンのクリーニング、毎年受けて… 2024.08.05
3次元眼底撮影装置OCTの制御パソコンをア… 2024.06.30
さよなら、US-4000。 2024.06.03