「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

25日 ミョンフン&東フィル・歌劇「椿姫」


東京フィルハーモニー交響楽団第46回定期シリーズ
コンサートマスター:荒井英冶


ヴェルディ
   歌劇「椿姫」より
     コンサートスタイル・オペラ

前奏曲&第1幕

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第2幕第1場&第2場

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前奏曲&第3幕

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ヴィオレッタ(ソプラノ):マリア・ルイジア・ボルシ
アルフレード(テノール):ダニール・シュトーダ
ジェルモン(バリトン):ヴァシリー・ゲレッロ
フローラ(メゾ・ソプラノ):渡辺玲美
ガストーネ子爵(テノール):二階谷洋介
ドゥフォール男爵(バリトン):塩入功司
医師グランヴィル(バス):タン・ジュンボ
アンニーナ(ソプラノ):松浦 麗
ジュゼッペ(テノール):小田修一
使者(バス):川村章仁
フローラの召使い(バス):黒田 諭

合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:三澤洋史

2009年6月25日東京オペラシティ・コンサートホール 3-C1-26

ヴェルディの「椿姫」の観劇はずいぶん久しぶり。
今回は演奏会形式で舞台観客側の下手をステージにして
歌手達が出入り、ちなみに群集(合唱団)はステージの奥に。

衣装は女性はドレスだが男性はタキシードの無個性ななりで
コンサートスタイルなので仕方のないところ。

然しながらこれが結構楽しめたのだから面白い。
ヴィオレッタのヴォルシとジェルモンのゲレッロが安定した歌唱で
盛大な拍手とBRAVI&BRAVO!

アルフレードのシュトーダは前半はややパンチに欠けた面が
みられたが最後はしっかり歌い上げた。が彼の声は一枚
紗を通して聴いているようなもどかしさが残った。

新国立劇場の合唱(混声)と東フィルのオケは大健闘と
言っていいだろう。特に合唱はメリハリの効いた見事さ。

ミョンフンの指揮のもと素晴らしい演奏が繰り広げられて
聴衆からはいつまでも惜しみの無い盛大で暖かな拍手が続いた。
★★★★★

(日本人歌手達もそれぞれ役割を果たしていたが特に
男性歌手たちに注文、彼らだけが楽譜(スコア)を見ながらの
歌唱に疑問を覚えた。単なる練習不足ではなく勉強不足だろう。)



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