「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

23日 チョン・ミョンフン&東フィル定期


東京フィルハーモニー交響楽団第47回定期
コンサートマスター:三浦章広


1・ブラームス
   交響曲第1番ハ短調


********** intermission ***********

2・ブラームス 
   交響曲第2番ニ長調



 2009/7/23/19:00 東京オペラシティ・コンサートホール 3-C1-27


マエストロ、チョンさんを迎えての東京フィルオペラシティ定期シリーズ

今日はブラームス交響曲シリーズの前半、第1番と第2番のプログラム

18型編成で特に低音部の分厚い響きが特徴的、どちらも悠然としたテンポで

曲が進行、管楽器もこのところ上り調子で特にホルン隊が安定した演奏

第1番も勿論深い表現で素晴らしかったが圧巻は休憩後の交響曲第2番で

楽章ごとの性格を巧みに表現、しかもたっぷりと歌わせながら慌てず騒がずの

悠然としたフィナーレで締めて お見事!

欲を言えば金管群にもう少し重厚な響きがあればと思った。


チョン&東フィル、前回のヴェルレクに続き絶好調な蜜月関係を維持している。

それにしても、このホールは響き過ぎが玉に疵です。


今夜は国内のオーケストラでは珍しい光景があった。

楽員が退場しても拍手が鳴り止まず、やがてチョンさんが着替えの途中から

拍手に応えてステージに再び登場、そして退場した楽員たちもマエストロの

呼びかけに彼らもステージに再登場して聴衆からの熱い声援に応えていた。

ベルリンやウィーン・フィルなどの外来オケの公演では珍しくはない光景ですが。。。


ブラームス:交響曲シリーズの後半、第3番&第4番は11月のオペラシティ定期で、

特に第3番が楽しみ。
★★★★★

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