天使の降りた家

天使の降りた家

漢方との出会い


家からも40分程で着く距離です。

初診の先生は、紹介状と持参したビクつき時のVTRを見て、

「これは(ウエスト症候群の)スパズムに近いですね。驚愕反応(ミオクローヌス)の不随運動にしては大きすぎるし、反復している。
ウエスト症候群のスパズムは脳波上には現れません。脳幹の部分で起こっているので、表面には現れない。
驚愕反応とスパズムの違いを区別するのは難しいが、症状を見るとスパズムに近いのではないか。」


なんと、
静岡てんかんセンターの先生の意見と殆んど同じでした。


そして
「今まで色んな種類の薬を試している様ですが、副作用が強く出て続けられない。
これは治療が難しい症例ですね。
私ならこういう場合、漢方を試してみますが。」と。


カ・・・カンンポウ??


これには驚きました
神経内科の先生から、漢方薬を勧められるとは!


現在のてんかんの薬は最近出てきた薬で、歴史は50年程だそうで
その前はずっと漢方薬を使っていたそうです。

先生も初めは漢方をあまり信用していなかったが
同じように副作用に苦しんでいる人に使ってみた所、
痙攣がピタリと止まり、脳波も良くなった。

それから何人も試しに使ってみたところ、
痙攣が改善した人が何人も出た。

これは使ってみる価値がある・・・・と考えるようになったそうです。


漢方には副作用がない。
様々な症状に効き、その効用は幅広い。
組み合わせも色々あり、人によって効き目も違う。

実際にてんかん治療としての研究も進んでいて
保険適用になっている薬もあるとか。



これには興味を引きました。
何と言っても、副作用がないなんて!

ただ、漢方はとってもにが~いそうです。
飲みにくいから、弦ちゃん飲んでくれるかな・・・・



新しい治療方法、私達は挑戦したいと思いました。

主治医は、違う先生の意見を聞けば混乱すると言っていたけど、
今回全く違う意見を聞き、不思議と道が明るくなりました。

弦ちゃんのビクつきの原因はまだハッキリしないけど、
合う薬が見つかればいいな~と思います。



まずは・・・主治医の先生に転院を申し出なければ・・・・。

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