ののスイッチ

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ダウン症です


次の日には出生届けを出し、命名。入院したから保険とかの手続きが急に入用になったので慌てました。

野乃の黄疸は交換輸血をすることもなく光線療法でよくなりました。
3日目にはコットに移動して抱っこすることもミルクをあげることもできました。
新生児集中治療センター(NICU)は3つの部屋に分かれています。
一番目は重症の赤ちゃんたち。手のひらに乗るくらい小さい体で頑張って生きている赤ちゃんも沢山いました。
二番目の部屋は保育器から出て、面会時間も長くなりました。最後の部屋は退院が決まった赤ちゃんたち。直接授乳もできます。
「あの部屋に行ける様に頑張ろうね」と野乃と約束しました。


お父さんが初めに呼び出され、先生から「ダウン症の検査してもいいですか」と言われました。
お父さんはもう何でもいいから命を助けてくださいと言ったそうです。
小さい頃父親が病気で亡くなってしまったので自分が親になった時は色々な目標があった夫。
本当に申し訳ない気持ちになりました。お酒も飲まず、遊びにも行かず、ギャンブルもタバコもやらなくて、ただ真面目に働いて
私を大事にしてくれたお父さん。
なんで私たちの子供がこんな罰を受けるのかと思いました。

どうして?どうして?
どんなに謝っても、後悔しても野乃の病気は治らないもの。
「ただ小さいだけで・・・」と保育器の赤ちゃんを羨ましく思ったりしてしまいました。

帰宅して3時間ごとに搾乳をしました。一回に20CCくらいしか出なかった母乳もだんだん量が増えてきました。少しでも沢山持って行ってあげたいから。夜中に一人起きて搾っていると涙が止まりません。

なんで?なんで?

切なくて空しくてどう頑張っていいのかわかりませんでした。

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