またまた fookooさんの日記に、かわいい猫絵が
掲載されてます。
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今日は一人息子・ホッタヒロキ(仮名)の
転校記念日。
10年前、小学校に入学したばかりの
ホッタヒロキは、転居のため転校することになった。
そもそも家(マンション)を購入したきっかけは、
ヒロキが当時住んでいた賃貸マンションを
「自分たちの(持ち)家ではない」と知り、
多大なショックを受けたことに起因する。
5歳だったホッタヒロキは、ある日、ドアに画鋲で
自作の絵をはろうとしたところを、母・ホッタヨーコ
(=私、ね)に止められた。
「ここはヒロくんのおうちじゃないから、
はっちゃだめ」
驚愕するホッタヒロキ・5歳。
ええっ!ここはヒロくんの
おうちじゃないの?
じゃあ、タカちゃんのおうちは?
ショウくんのおうちは?
タカちゃんもショウくんも同じマンションだが、
彼らは持ち家であった。
「タカちゃんとショウくんは自分のおうち」と
答える母・ヨーコに
そんなのいや!
ヒロくんのおうちだけが、じぶんのおうちじゃ
ないなんていや!
ヒロくん、どうすればいいの??
泣き叫ぶ、5歳児・ホッタヒロキ。
これを逆手に取った私は、自宅購入を
夫に迫り、現在のマンションに越して
きたのだった。
・・・が、現在、価格は当時の3分の1に値下がり。
よかったんだか悪かったんだか。
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マンション引渡し時期の関係で、ホッタヒロキは
小学校入学から2ヶ月たたずして、転校する
はめになった。
転校2日前「ヒロくん、今の学校もあとちょっと
でお別れだね」と話しかけた母・ヨーコ。
するとヒロキ、またもや取り乱す。
えっ! どうして?
どうしてヒロくん、みんなとおわかれするの?
そんなのいや!
あたらしいおうちがいいっていったけど
みんなとおわかれしたいとはいってない!
小学校1年生・ホッタヒロキの頭の中では
「あたらしいおうち=おひっこし=てんこう」
という図式は成り立っていなかったのだった・・・
転校する日、クラスのみんなが見送ってくれた。
それどころか「お世話係」の6年生のお兄さん
たちまできてくれて、くちぐちに「元気で
いろよ」などと声をかけてくれたのだった。
あるお友達は走り出した車に併走して
「ホッタく~~ん、ホッタく~~ん
げんきでねえ~~~
みんなのこと わすれないでねえ~~~!」
と叫び、私とホッタヒロキの涙を誘った。
10年前、私は若く、ヒロキは愛らしく、
私の父・立野正幸は生きていた。
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