小さな幸せ集め時々猫

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2022年01月10日

結婚する娘を心配して嫁ぎ先の下見をした。

(2)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548886)

カテゴリ：家族

旧金木駅…
娘が結婚する人の故郷がどんな所か知りたくて、3泊して見に
行ったのよ。（もう２5年前）
誰にも言わないで（夫は知ってるわよ、父の世話があるので）

実家には寄らないわ（二人の間で結婚話が出てるだけだから）
私がお忍びで行った時は古い駅舎だった。

五所川原駅でだいぶ待たされて、来た列車はストーブ列車だけ
ど「するめ」は焼いてくれない列車。だるまストーブがあるだ
けで十分風情があったわ。

斜陽館のある駅を降りると「頬を突き刺す冷たさ」って言うけど
頬なんて冷たくて穴が開いちゃったわよ。

2月の土曜日だったけど、駅前は、病院に行くお年寄りがタクシー
を待ってるの（それは、娘から聞いていたの）
後は人っ子一人通りません。

次の電車で帰ろうにも4~5時間待たなければ。

駅舎はあって、ストーブがガンガン燃えてるけど、
都会の人間は待てない悲しい性。

実家は太宰治の生家「斜陽館」の側で。
義両親はここで結婚式を挙げたそうです。今も仲良しよ。

駅前のタクシーに乗り青森市内のホテルまで2万円ぐらいの距離
だったかな（遠いって意味よ）

娘が「青森の青年と結婚したい」と言い出した時、私はまったく
知らない青森へのあこがれと、青森に親戚が出来る事が嬉しかた
の。

勿論、反対なんてしないわよ。彼女の人生の中で私が反対した事
なんて無かったと思うわ「ねずみ講もどき」の仕事を始めた時で
さえ止めさせなかったもん。

途中で止めさせれば何が悪いかも分からないで私への不満だけが
残るでしょ。とことん失敗して身を持って知るのが学習だわ。
（親も度胸が必要です）

又、話がそれたけど…

実家は衣料品店を経営していて、ゆくゆくは店を継ぐと言う。
義両親付の長男。
青森の衣料品店って商店街にドアをあけたまま、外にはもん
ぺや、農作業の衣服がつる下げてあって、火鉢に当たりなが
ら店番をしてるイメージを持ってたの。

キャンペーン中って聞いたので「１日の売り上げ金ってどの
くらい？」と、聞きました（20~30万円ぐらいかな？って）

そしたらね、３000万円だって。
ヒィエ～ってひっくり返ったわ。

そんな所で暮らしていけるのかな？ぐらいの心配はあったけ
ど、一番の難題は夫の説得だね。

目の中に入れてグルグル回しても痛くないほど可愛がってい
たので…

青森は遠すぎるかな？ところがそれが深い愛情なのね。自分
の淋しさより、娘の幸せを選んでくれたのよ。

青森での結婚式は凄かったわ。当時、衣料品スパーを８店舗
経営してて、一番景気が良かった時期かも。

このかつらは小室さんの奥様だった「ケイコ」さんが被った
かつらだって。あちらのお義母様が借りてきたの。

全国の仕入れ先や、スキー仲間、東京の大学時代の友人など、
総勢300人。ホテルは前泊の出席者で満室。

何だか自慢めいた話になってきたので止めるわね。

今は東京で単身出稼ぎだもの。スキーのオリンピック候補ま
で行った人なので、根性と体力があるので安心してるのよ。

経営もわかるし、人を使った事もあるし…
負債さえなければいいんだけど…
私の10000000円が戻ってきたら嬉しいな
（娘にあげちゃうけど）

正月の賑やかな後の日常は淋しい…と言う事を書こうと思っ
てたのに、脱線してしまいました。