小さな幸せ集め時々猫

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​​​​子供の頃に我が家にも犬がいました。​
ある日、叔母さんが子犬を カゴの中に入れて 連れて来たの​。

車酔いしてカゴの中でグッタリしてたわ。
両親は飼うつもりは無かったんだけど…
断れない事情もあったのよ。

叔母さんは母の一番上の姉。
母は八人兄姉の一番下。
年齢は15才ぐらい離れているの。
叔母さんの連れ合いさんは有名レコード会社の重役だったわ。

この重役の件も
「戦争に行かなかったから出世したんだ！」
と戦争に行って苦労した父は愚痴っていました(余談)


母達はまだ安月給だし、食糧難の時代だから
叔母さん家のお中元・お歳暮のお裾分けを貰っていたの。

何年もたってからくれるので
「岩みたいに固まった砂糖とか王冠が錆びてるビール」
ってブツブツ言ってたわ。
それでも食料難だったから有難かったのよ。

何しろ田園調布の広大な屋敷に住んでいて、正面玄関の横に
人間が住めるほどの犬小屋が建ってて…
当時はお金持ちに大人気だった「コリー犬」を飼ってました。

裏に回ると、雑種犬が鎖につながれてほっとかれてた。
本当の番犬よ、吠えるのがお仕事。
勿論、水や餌はあげてるわ。
その雑種犬が子犬を産んだの。
望まない子犬だわ。

権力を利用して、近所の商店とか、職人さんに無理やり
押し付けたんだけど最後の1匹のぶちゃいく犬が残ったの。
それで「そうだ、妹に押し付けちゃえ～」と
相談もなく、いきなり置いてちゃいました。

でもね、私は嬉しかったわよ。
一応、ひとりっ子で淋しかったの。

最初は外で飼う約束だったのに、少しずつ、少しずつ
玄関の中→廊下→座敷…10年後には炬燵の中で寝てたわよ。
可愛かったわよ。
唯一の味方だったわ。

その後は母が犬・猫を飼うのを嫌がったので室内で飼ったのは
巻き毛モルモット・リス・手乗り文鳥・カナリヤ等の小動物。

母が脳梗塞で倒れて施設に入って、直ぐ実行したのが
ペットショップに犬を買いに行ったの。

20年前は新聞の求人欄や広告欄にペットショップの広告も多かったのよ。
「冬休みセール」に惹かれて行ったショップでダンボールの中で売れ残って少し大きくなってしまってたのが「ももちゃん」



30年前？のももちゃん
この子が最高に良い子だったの。

​​ 今日は渾身の力で、ブログを書きました。
下書き保存をポチっと押して確認しないで次のページを開いて…
あら～​目の奥の残像で嫌な感じが残ったの。
やちゃったかも？
慌てて、編集画面を見たら
全て、消えてました。
はじめての事ではないので、元に戻せる事もあるんです。
PCで消えてもスマホの方に残っていたり…
かすかな期待をもって復元を試してみましたが～
あ～
ガックシ！二度と私の前に現れなかった文章は…
良かったのにな

2度目の文章って劣るのよね～
はじめてのみずみずしい文章が書けません。
堪忍してね。
明日、頑張るから。




新宿御苑の薔薇が見頃になりました。
自然体で咲かせています。​

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