Nonsense Story

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あとがき 銀行強盗はよくあることなのか?





あとがき


 友達の勤める銀行に、数年前強盗が入ったことを思い出していたら、こんなものを書いてしまっていました。
 強盗の話を聞いた時、私はその友達に言いました。
「やっぱり銀行って、そういうこともあるんじゃね」
「そうそう、そう思うやろ? 私もそう思って、先輩に言ったんよ。『やっぱり銀行って、強盗とかよく入るものなんですね』って」
 そう言われた先輩は、こう答えたそうです。
「そんなん滅多にないわー! 私なんか十年勤めて初めてよー! しょっ中強盗なんかが来てたらたまらんわ!」
 そりゃそうですよね。頻繁に強盗が入ってちゃあ、誰も銀行にお金を預けなくなるでしょう。
 友人の名誉(?)の為に書いておきますが、彼女はこんなボケをかましてくれても赤松とは大違いの人間です。頭も運動神経も人当たりもよく、バイタリティーも人一倍で、老若男女問わずモテます。タイ人なんて女性までもがラブラブ光線を発してました。そしてインド人の男性に求愛されてました。冗談かと思われそうですが、本当の話です。
 私の作り話なんかより、彼女の実体験の方が何十倍も何百倍も面白いのですが、勝手に人の体験談をネットに流すのもなぁ、と思うのでやめておきます。(なんて言いつつ、少し書いてしまいましたが)
 幸い犯人は銀行を出た直後に捕まり、怪我人も出なかったということでした。

 何気なく『象男』と書きましたが、エレファントマン病として知られる疾患のような容姿を想定していたわけではありません。この話の中での象という表現は、あくまで体が大きいというだけの意味です。
 映画や舞台の『エレファントマン』をご覧になっている方の中には、差別用語としてお気を悪くされる方もいらっしゃるかと思いましたので、一応お断りさせていただきます。

 不幸にしてしまった彼の恨みなのか、ウォークマンを買えなかった主人公の呪いなのか、掲載途中で私は腰が痛くなりました。
 労わりのコメントを下さった皆さん、本当にありがとうございました。おかげ様で、今はピンピンしています。

 それでは、こんなアホらしい話を読んでくださってありがとうございました。
 まだ読んでいないという方も、読む気はないという方も、ここを開いてくださってありがとうございました。


2004.7.19.




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