Nonsense Story

Nonsense Story

あとがき


あとがき


 ミステリーがやりたかったんです。ミステリーがっ!!
 すでに過去形ですが・・・・・・。

 最初の三行を使いたいが為に話を作ったといっても過言ではありません。
 構想は『ポケット~』の頃からあったんですが、ラストについては五通りくらい浮かんでいて、ずっとどうするか迷っていました。結局一番無難なものを選んだ結果になったと思います。本当はもっと悲惨な最後にするつもりだったのですが、力量と心がついていけませんでした。いつか鬼畜に磨きをかけて、もっともっと「あっ」というような悲惨な結末を・・・・・・って、これ以上鬼畜になったら救いようがないですね。
 私は女性を語り手にすると話が暗くなる傾向があると思っていましたが、この話で、そうでなくても十分暗くなるということが判明しました。性格のせいでしょうか。
 暗い上に鬼畜・・・・・・すでに救いようがないかもしれません。

 糖尿病や低血糖、薬に関する記述については、間違いがあるかもしれません。そこのところは目を瞑っていただくか、私書籍ででもこっそり指摘していただけるとありがたいです。糖尿病の記述については『糖尿病』としか書いていませんが、2型糖尿病(英数字の2が出ない~)であるとご理解ください。
 誤解があると怖いので一言書かせていただきますが、私は死を美化するつもりも自殺を奨励するつもりもありません。

 それでは、こんな中途半端なものを読んでくださってありがとうございました。アホなのにミステリーがやりたいと思ったばっかりに、とてつもなく無理のある話になってしまっていたと思います。すみません。
 メイン掲載中にコメントをくださった方々には、感謝してもしきれないほどです。毎日コメントを読むのが一番の楽しみでした。こんな駄文にコメントをいただけて、私は幸せ者です。ありがとうございます。
 読んでいない方も、ここを開いてくださってありがとうございました。これから読んでやろうかな、という方、ここを読んで「やっぱやーめた」なんて言わずに読んでいただけると嬉しいです。そんで感想なんていただけると嬉しさ倍増です。
 ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。

2004.9




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