乳腺炎の対策と予防



乳腺炎の簡単な対処法を紹介します!
私にはバッチリ効いたのですが、人によって様々と思いますので、参考程度にお読み頂ければ...(^^)/

■乳腺炎の予感■
私の場合、胸が少しちくちく痛み始めます。次にはその痛みのある部分の皮膚が赤くなってきて、熱をもってきます。
これが初期段階です。

この初期で効果覿面なのは、市販の「冷えピタ」と「葛根湯エキス」です。
冷えピタは赤くなっている部分に貼るんですが、できれば冷蔵庫で冷やさず常温の物の方がいいです。
これは直接冷やして冷ますより熱を発散させるのが目的だからです。あと、まめに取り替えるのがポイントです。
葛根湯は3本入りとかで売っている瓶入りのアレです。これを1本飲みます。
これで初期症状のみの場合はだいたいなんとかなります。

この初期症状に加えて、悪寒もするようだとちょっとやっかいです。
おそらく熱をはかれば37度以上あるでしょう。ちなみに私は乳腺炎で40.5度熱が上がりました。
この時点までくるとかなり体もだるく、体の節々も痛み、インフルエンザのような症状が出ますので、
ゆっくり休めるようお布団を敷くなどして、家事の負担を控えて、早く回復するよう周りに協力してもらい、
よく寝て授乳だけは続けるようにします。
とにかくこの場合でも冷えピタを貼りまくり、葛根湯を1日に最低3回は飲むようにします。

もっと最悪な症状は、おっぱいがかちんこちんに張り、鉄の玉のようになり歩くだけでも痛い、そんな状態です。
私は退院後2回、この症状になりました。オチチの出が良く、赤ちゃんの飲む量との差が大きくなり、
飲み残したオチチが溜まってしまい古くなりつまってしまうようです。
こうなるとオチチはさわるだけでも痛いし、寝返りなんて打てません。
つまっているからもんで搾乳したいところですが、それもとっても痛くてそうできません。
こんな状態の時も無理にしごいて搾ろうとせず、冷えピタ&葛根湯に限ります。
赤ちゃんが飲んでくれるようなら頻回授乳し、オチチを少しづつ出していきましょう。
トイレへたっても、歩くとオチチが動くので痛く本当にツライです!でもとにかく熱を放出して、
さわってもそう痛くなくなるのを待ち、症状が軽くなったらおっぱい全体をやさしくもみマッサージする感じでオチチをだしてやります。
搾乳と言うほど搾ろうとしない方がいいです。

私はこんな感じで対処してだいたいまる1日で治っていました。
ひどい場合は入院するようなこともあるみたいなので、40度の高熱で症状もひどい割には、早く治った方と思います。

■予防法■
よく甘い物・脂っこい物を避け、和食中心の粗食で、と言われますが、現代の生活ではなかなか難しいですよね。
しかも妊娠中は体重制限で我慢ばかりだったのに...(>_<)赤ちゃんのためだし!と我慢できるならそれにこしたことはないでしょうが、
なかなか産後にまた半年以上の授乳期間をずっと我慢する生活はツライものです。
私は3ヶ月までに4回乳腺炎になりました。やっぱりあまり甘い物なんかもちょくちょく食べたせいだと思います。
でもそれを過ぎてからは、少し気をつける程度で大丈夫になりました。これは、赤ちゃんの飲む量と
作られるオチチノ量が比例してくるからと思います。3ヶ月頃からおっぱいはあまり張らなくなり、赤ちゃんが飲むときに
飲む分だけオチチが作られるようになるそうです。

その時期までにまず気をつけたいのは、赤ちゃんにオチチをあげた後も軽く乳首をしごいてみて、
ぴゅっとまだけっこう勢いよくオチチが出るようなら、搾って出したり、とにかく古いオチチをため込まないことが大事です。
あと、極端に授乳間隔が空いてしまわないこと。

これらを気をつけながらなら、多少好物は食べてもいいかな?!と思います。
やっぱり産後3ヶ月ほどは特に赤ちゃんのお世話も大変だし、どこかでストレス発散しないときついですからね。
産後1ヶ月は赤ちゃんがあまり上手にたくさん吸えないのに、ママのオチチの出る量はぐっと増えてきます。
この差が多くできないように維持していきましょう!

まず、乳腺炎という病気があることを知り、初期症状がわかっていれば早い段階で対処できるので、
あまりひどい症状にならなくてすみます。

私の場合、鉄の玉状態になってはじめて乳腺炎を知りました(T_T)これでは症状の山場を超さない限り治らないんです。
みなさんもできるだけ早く気づき、乳腺炎対策をして母乳育児を頑張って下さい!!

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