つづりがき

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2017年01月25日
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26章後半。
「そうであるかそうでないかの判断は人それぞれ」なんですよね、そして人それぞれの思いなしがどっちも正しいんですよね、とした上でソクラテスは、発熱を例に出す。
患者が「自分はこれから熱があがる」といって医者が「いやそんなことはない」といった場合はどうなの?
患者にとっては熱があがることになるし、医者から見たら熱があがってないことになるんじゃないの?
という。
あのさあ、未来予知は推測なんでさすがに判断から切り離そうよ、人間は現在を生きる生き物なんだぜ、って思うのだが、まあソクラテスの屁理屈ですわな。
しかしその次の主張は違う。
酒がうまいかまずいかの判断は酒つくりの農夫の思いなしの方が、ハープ弾きの思いなしより有力でしょ?
音の好調不調は、音楽家の方が体育家よりよく判断できるでしょ?

やっぱりプロに判定してもらうのが一番でしょ?
なのに、本当に「めいめい自分が自分自身にとって一番の判断者」だって言える?
ということを言う。
プロタゴラスさん、あなたは説得力の専門家じゃないんですか?
とさぐっていく。
だからプロタゴラス自身が”ある”とか”思われる”とかいうことについて一番よく判断できるのは占い師なんかや他の人ではなく自分だ、って自負をもって、人と問答していたんじゃないの?
てなことを言う。
やっぱり人と人との間には知の優劣があるというしかないよね。

この話に、テオドロスはプロタゴラス説の弱みについて話す。
プロタゴラス説は、他の論者が違うことを思いなしたとしても、それにすら権威を与えてしまう。
そのへんがやっぱり矛盾してしまうのだと。


テアイテトスが感覚と知識を同一視したのは決して見当違いの主張ではなかったのだけれども、ここからは「運動実有なるもの」について検討してみよう。ここにはちょっと軽視できない争いが起こっているんだ、という。





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最終更新日  2017年01月26日 02時50分20秒
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