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2016年03月26日
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帝国劇場、 堂本光一「Endless SHOCK」、 チケット瞬殺のこの舞台を、いつものように バイヤーFB姉さん のおかげで観に行くことができた。
エンドレスショック.JPG

自分自身、悩んでいることがあった。そしてそのことで「遅い時間の方がいいので電話をください」とピアノの先生からメールをもらっていた。観劇後に電話をする予定だが、偶然にもこのタイトル通り「ショック」な内容なのか、それとも先が広がる内容なのか図りかねていた。このまま突っ走った方がいいのか、そうではなく、まったく別の道だけど、安全な道にした方がいいのか・・・。

「Show must go on」、 コウイチ は演劇のカンパニーを率いてオフブロードウェイでショーをしている。しかし、走ることに疲れた者、ライバル心を燃やす者、ブロードウェイ進出の時になってカンパニーの心はばらばらになってしまう。
「Show must go on」走り出したら止まってはいけない、舞台が始まったら絶対に続けなくてはいけない、そのコウイチに反発する ヤラ は、小道具の剣を真剣と入れ替えるのだった・・・。

今回のリカ役は、 小南満佑子 さん。あ、すごく踊れる子だ、と思ったら、バイヤー姉さんが 「この子はレミゼのアンサンブルをやっていたそうだよ」 と教えてくれた。なるほど!!
劇場のオーナーは、 前田美波里 さん。私はこの舞台を3回観ているが、1回目が植草さん、2回目が森公美子さんだった。前田さんと言えば去年骨折し、急遽植草さんが舞台に立った、ということも。

カーテンコールで堂本さんも言っていたが、去年は試練の年だった。
舞台のセットが倒れてけが人が出て、誰もがもう舞台は続けられないと思った。しかし、幕は開いた。まさにこの舞台のテーマそのものに。思いもひとしおだっただろう。
今回も、あと1週間らしいが怪我なく走り抜いてほしい。

いつもいつも圧倒される。いきなり帝劇の空中からの登場。
帝劇の上空を所狭しと飛び回る。いつも観劇するときは2階で観ている。
後半の、 2階最前列着地 は、いつ見てもドキドキする。
それでもワイヤーをつけているからまだ安心するものの、赤い布を持って飛ぶところは、ワイヤーがない。
腕力ひとつで支える。疲れて腕に力が入らなくなったら・・・本当にドキドキしてしまう。

パーカッショニストの 石川直 さんはいつ見てもすごいスティックさばきだし、和太鼓や篠笛も圧巻だし、ジャニーズの皆さんのダンスも若さとパワーが溢れているし・・・。
アクロバティックなダンサーさんは本当に見ていてかっこいい。黒人さんも。黒人さんは3人だった。で、バイヤー姉さんによると、「黒人さんはこの前は4人だった・・・誰か怪我か病気かな。それでも代わりがいないんだろうね。」と話していた。ハードだものね、この舞台。

そう思えば思うほど、真ん中に立つ人、 それこそ代わりがいない主役 のパワーと言ったら!!

なんでこんな大変なことにチャレンジするんだろう、堂本さんは!!

感動してしまうのだ。絶対に続けるんだというその意志。どこかにゆるみがあれば大事故につながる。精神力、体力、この人のすごさは、言葉では表せない。

この物語は、走り続けることに疑問を持ったり、悩んだりして、それでも走り抜いていく。

私は、やっぱり走り続けたい、そう思った。どんなに自分の能力を否定されても、やらないで諦めるよりはやってから諦めたい。

観劇後、乗換駅でピアノの先生に電話をした。
結論を言えば、その内容は、厳しい道になるけれど、先が広がる内容だった。

仕事や生活が大変で走ることをやめていた月日が10年くらいある。それを取り返すかのように、今相当走っている。疲れて魂の抜け殻みたいになってしまう時もあるが、それでも、やっぱり走り続けるのが、私には向いているようだ。

なんてタイムリーな観劇だったのだろう。堂本座長に、そして誘ってくれたバイヤー姉さんに、心から伝えます、ありがとうございました






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最終更新日  2016年03月26日 23時44分21秒
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