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帝国劇場、 堂本光一「Endless SHOCK」、
チケット瞬殺のこの舞台を、いつものように バイヤーFB姉さん
のおかげで観に行くことができた。
自分自身、悩んでいることがあった。そしてそのことで「遅い時間の方がいいので電話をください」とピアノの先生からメールをもらっていた。観劇後に電話をする予定だが、偶然にもこのタイトル通り「ショック」な内容なのか、それとも先が広がる内容なのか図りかねていた。このまま突っ走った方がいいのか、そうではなく、まったく別の道だけど、安全な道にした方がいいのか・・・。
「Show must go on」、
コウイチ
は演劇のカンパニーを率いてオフブロードウェイでショーをしている。しかし、走ることに疲れた者、ライバル心を燃やす者、ブロードウェイ進出の時になってカンパニーの心はばらばらになってしまう。
「Show must go on」走り出したら止まってはいけない、舞台が始まったら絶対に続けなくてはいけない、そのコウイチに反発する ヤラ
は、小道具の剣を真剣と入れ替えるのだった・・・。
今回のリカ役は、 小南満佑子
さん。あ、すごく踊れる子だ、と思ったら、バイヤー姉さんが 「この子はレミゼのアンサンブルをやっていたそうだよ」
と教えてくれた。なるほど!!
劇場のオーナーは、 前田美波里
さん。私はこの舞台を3回観ているが、1回目が植草さん、2回目が森公美子さんだった。前田さんと言えば去年骨折し、急遽植草さんが舞台に立った、ということも。
カーテンコールで堂本さんも言っていたが、去年は試練の年だった。
舞台のセットが倒れてけが人が出て、誰もがもう舞台は続けられないと思った。しかし、幕は開いた。まさにこの舞台のテーマそのものに。思いもひとしおだっただろう。
今回も、あと1週間らしいが怪我なく走り抜いてほしい。
いつもいつも圧倒される。いきなり帝劇の空中からの登場。
帝劇の上空を所狭しと飛び回る。いつも観劇するときは2階で観ている。
後半の、 2階最前列着地
は、いつ見てもドキドキする。
それでもワイヤーをつけているからまだ安心するものの、赤い布を持って飛ぶところは、ワイヤーがない。
腕力ひとつで支える。疲れて腕に力が入らなくなったら・・・本当にドキドキしてしまう。
パーカッショニストの 石川直
さんはいつ見てもすごいスティックさばきだし、和太鼓や篠笛も圧巻だし、ジャニーズの皆さんのダンスも若さとパワーが溢れているし・・・。
アクロバティックなダンサーさんは本当に見ていてかっこいい。黒人さんも。黒人さんは3人だった。で、バイヤー姉さんによると、「黒人さんはこの前は4人だった・・・誰か怪我か病気かな。それでも代わりがいないんだろうね。」と話していた。ハードだものね、この舞台。
そう思えば思うほど、真ん中に立つ人、 それこそ代わりがいない主役 のパワーと言ったら!!
なんでこんな大変なことにチャレンジするんだろう、堂本さんは!!
感動してしまうのだ。絶対に続けるんだというその意志。どこかにゆるみがあれば大事故につながる。精神力、体力、この人のすごさは、言葉では表せない。
この物語は、走り続けることに疑問を持ったり、悩んだりして、それでも走り抜いていく。
私は、やっぱり走り続けたい、そう思った。どんなに自分の能力を否定されても、やらないで諦めるよりはやってから諦めたい。
観劇後、乗換駅でピアノの先生に電話をした。
結論を言えば、その内容は、厳しい道になるけれど、先が広がる内容だった。
仕事や生活が大変で走ることをやめていた月日が10年くらいある。それを取り返すかのように、今相当走っている。疲れて魂の抜け殻みたいになってしまう時もあるが、それでも、やっぱり走り続けるのが、私には向いているようだ。
なんてタイムリーな観劇だったのだろう。堂本座長に、そして誘ってくれたバイヤー姉さんに、心から伝えます、ありがとうございました
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