のんきにお茶でも飲みながら

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2019年08月17日
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​大好きな 山路和弘 さんご出演の舞台。
久々の山路さんだーやったーーーーー(←大喜び。)

今回の舞台は、2016年に演っていた 「かもめ」 の演出家の作品であり、引き続き今回も出演している役者さんもいる。満島ひかりさん、坂口さん、山路さんなど。
今回は、 満島ひかり​ 満島真之介、坂口健太郎、温水洋一 中島朋子 ​​ (敬称略)​
「かもめ」の観劇ブログはこちら♬



(以下、ネタバレです。物語についてはどう書いていいか分からないのでほとんど触れていませんが)

さて。
シェイクスピアは難しいかなぁ・・・と思いながら作品についてなんの知識もなしに劇場に行き、パンフレットを買って物語の予習を試みる。
最初に、今回の翻訳に当たって使用した辞書が載っている。その名も「 ​シェイクスピアの性的洒落​ /秀句とその意味の辞書」だそうだ。
・・・ざっと、パンフレットに書かれていること、キャストや演出家や翻訳者のコメントなどからものすごくざっくりとこれがどんな劇なのか想像してみる。
1.下ネタばっかり
2.あからさまに性的な台詞や表現が多そう
3.同性だろうと異性だろうと性的対象である
といったところだろうか。
この芝居の台詞が、今まで上演されてきたものより、 その隠語をより明確に台詞として表している のだそうだ。
これには、シェイクスピアが上演していた時代背景に関わりがあるようだ。当時のイギリスでは、芝居の言葉遊び、つまり、隠語で表されている本当の意味(性的な)を想像しながら楽しんでいたフシがあるらしい。しかも、芝居が面白くないと大ブーイングが起こりすぐにお客は帰ってしまう。だから、お客を飽きさせず、引きつけるために、そのような隠語を楽しめるようにしていた、とのことだ。(←理解が違っていたら申し訳ない。)


観劇した。
・・・・・・うわーん、ちっともわけわかんないーーー(泣) 号泣
いや、あらすじは分かるのだ。人物相関も分かる。
でも台詞が早口で何言ってるか分からないところがたくさんあったよー
(満島ひかりさんが一番明瞭だった。)

これ、別の演出で一度芝居を観ていたら、あるいは原作を読んでいたら(スタンダートな訳で)、なるほど本来はこういう意味でこの言葉を用いていたのか!と思ったのかもしれない。


もちろん役者さんは熱演だ。山路さんは一瞬にして、厳しく冷酷な侯爵(弟)から、森で自由奔放に生きている追放された元侯爵(兄)に舞台上で早変わり。
満島ひかりさんはいいよな~。彼女にしかない個性的なオーラを感じるというか、素晴らしいなぁと。
ベテランのおじさま方も、それぞれいい味を出しておられる。

演出面については、客席を存分に使っていた。前日観た帝劇「エリザベート」では、2階席からだと客席がほぼ見えないのでやめて欲しいと思ったが、東京藝術劇場のプレイハウスは2階席がえぐれるようになっているので、1回の前方席だったら見にくいことはないかも。でも、実際に2階で観ていないから分からない。
しばらく役者が客席に座っていたり、客席ドアから出入りしたり、そうそう、 客席の椅子の上を歩いていた! 幕間に見に行ったら、ちゃんと仕込みがしてあり、いくつかの椅子がたたまれ、机が置いてあった。
まぁでも、基本的に客席ではあまり芝居してほしくないな、高い階だとやはり見えにくいだろうから。

まぁ、基本的に私が苦手な台詞や表現がてんこ盛りだったが、嫌悪感は感じず、どぎつい表現もそんなになくてほっとした。だいぶ免疫がついてきて平気になってきたかな?(←以前はライオンキングも苦手なシーンがあったくらい。)
まあ、人間の欲求についてストレートに表現していたわけであり、これももう一度観たらだいぶ理解が進んだかもしれない。ただ私はこの1回だけなので、この程度の理解で終わってしまうだろう。

じゃぁ、シェイクスピアの他のお芝居も、隠語なのかなぁ?悲劇は違うとして、例えば「真夏の夜の夢」とか、新しい訳ができたりするのかなぁ?
・・・などと思ったのでした。
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最終更新日  2019年08月17日 23時32分50秒コメント(0) | コメントを書く
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