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2019年10月26日
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​現在のエンターテインメントの元というべき、 「浅草オペラ」 について、ほとんど知識がありませんでした。
「浅草オペラ102年記念(2年前の100年記念の再演だそうです)、歌と活弁士で誘う ああ夢の街浅草!」 公演を観劇しました。
いくつかの場所での公演ですが、 浅草東洋館 の公演に行きました。
ここは、浅草フランス座として開業、若かりし頃のビートたけしさんがエレベーターボーイ(だったかな)として働いていた所だそうです。

夜、しかも雨だったので見にくいですが・・・。



私が見た会は女性の活弁士、 あそう子八咫(こやた) さんでした。声がめっちゃ大きい!!



演目を見ると、時代が見える・・・。
私は宝塚が好きで、宝塚は和物洋物、色々な時代の曲を聴かせてくれるので、昔の曲もすんなりと耳に入ってきます。ただ、うちの母の方が喜んだかもしれない・・・昔懐かしの曲がたくさん。当時の流行歌を織り交ぜての公演だったのかな、昔も。
「カルメン」は、音楽監督である山田武彦さんのアレンジで、また摩訶不思議な雰囲気(笑)
​​江戸っ子カルメンがホセからもらった指輪を隅田川に捨てていましたよ大笑い

オペラ歌手の皆さんの歌声の素晴らしいこと。男性がテナーとバリトン1人ずつで、実はバリトンの 古澤利人 さんのFacebookで浅草オペラの公演を知ったのでした。
人生初の おひねり も経験。古澤さんが歌ったエスカミーリョの後に投げました大笑い
そういえば先日行った、淡路島人形座で、母が人生初のおひねりをしていたなぁ
おもしろおかしく、おそらく協賛企業のCM曲まで美しくコーラスをして宣伝(笑)
書籍や人形焼きの宣伝も!(笑)
「今日なら2冊でぴったり1,250円!」by活弁士
どこがぴったりや(笑)
「今年はなんとぴったり102年!」
だからどこがぴ・・・(以下略)
と、つっこみどころ満載、たくさん笑い、美声に酔い、なるほど、こうして今のエンターテインメントの礎が気づかれたのだな、と思ったのでした。


ついな(^^;)
浅草オペラの本は最初から買おうと思っていました。500円は安くない?!
あとは、人形焼き(笑)つい美声の宣伝に乗せられて・・・休憩時間に客席に売りにきてたしな~(笑)

余談ですが、浅草オペラといえば、NHK大河ドラマの 「いだてん」 で、関東大震災で倒れてしまった建物が印象深いです。この震災から、浅草オペラは終息に向かうそうです。いだてん、いいドラマです。(リアルタイム視聴世代が減った現在、視聴率に何か意味があるのか?)
どうしようもないクズ男 の話でしたが、 永井荷風の「踊り子」 という話でした。いや、でも続き読みたいな、と思ってしまうのが、さすがの文豪なのでしょうか。その舞台も、浅草の舞台で、クズ男(←オイ。)は確かピアノ弾きだったような・・・。
その印象もあって、 大正期、浅草、舞台、という、頭の中で散らかっていた興味が、「浅草オペラの公演がある」という情報により、一つにつながったのだと思います。
私はオペラが大好きですが、日本のオペラの発展については本当に無知でした。
とても素敵な公演でした。
千秋楽は、11月14日、 旧東京音楽学校奏楽堂 だそうです。この日は仕事で行けませんが、奏楽堂で聞く浅草オペラってどうなるんだろう?っていう興味もあります。
ただ、今回、東洋感で、浅草という場所で観劇できて良かったと思うのも事実です。休憩中に行ったトイレは段差だらけ、和式ばかり、という昔ながらの建物ですが、でも、それも、今や風物詩になってしまうのかも。ご年配の方が多かったからトイレは大変でしょうけどね。
時代は令和。
歴史好きを自負するワタクシ、もっと日本の西洋音楽における歴史も知りたいと思った夜でした。​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​





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最終更新日  2019年10月27日 09時08分52秒コメント(0) | コメントを書く
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