京都の珈琲職人

京都の珈琲職人

■珈琲職人のこだわり_4


生豆の個性を引き出す焙煎で、新鮮で香り高いコーヒーづくリ

…焙煎とは、コーヒーの生豆を火力によって煎り上げることをいいます。
小川珈琲の特色は、品種別複数焙煎へ生豆の品種一つひとつに適した焙煎を行い、豆本来のもつ味わいを最大限に引き出しています。

さらに品種に合わせた焙煎を先に行ってからブレンドするので、各豆の個性が響き合ったブレンドづくりが可能になります。
この「アフターブレンド」という製法は単に生産面からだけ考えれば非効率ですが、調和のとれた味づくりには最適の方法なのです。

●焙煎を行うのはドイツ製大型熱風式焙煎機「ラジアルターボロースター」。その特徴はスピードにあります。

素早く短時間(5分半-6分半)で焙煎することで豆がより大きく膨らみ、表面積が広くなって、抽出力の高い豆が煎りあがります。

さらに原料の生豆を入荷後すぐに焙煎するため、いつでも新鮮で香り高いコーヒーをお客様にお届けすることができます。

京都工場では、ほかにも3台の中・小型焙煎機があり、それぞれ細かな焙煎に対応しています。

●焙煎にあたって必要になる、生豆の産地、樹種、収穫状態、貯蔵状態など、さまざまなファクターによる微妙な「さじ加減」は、すべてコンピュータで集中管理されています。

こうした焙煎工程の白動化により、条件設定さえ入力すれば、つねに安定した焙煎が可能となっています。

言い換えれば、原料段階の品質のよしあしが製品の品質にほぼ直結するようになったということ。
そのため小川珈琲は以前にもまして原料である生豆の品質向上と安定にこだわるようになりました。

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