MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

7,8巻


のだめカンタービレ7巻

■教授交替
のだめの教授が、ぬるま湯な谷岡先生からスパルタの江藤先生に変更になります。
江藤先生、前に千秋と一緒にラフマニノフを連弾したのだめを見て
才能に気がついたらしいです。

でもでも、厳しいだけで楽しさのない江藤の授業にのだめは反発。
「おまえ言うな」と出ていき、それ以来逃げまわるのでした。

熱血江藤先生は毎日のだめを10km近く追いいまわしたあげく、千秋に相談。
『プリごろ太』フィギュアでおびき寄せ、とうとう捕獲に成功します(笑える)

ハリセンを捨てた江藤教授と、のだめの授業が始まるのでした。

■千秋の新オケ

若い精鋭の集まり、千秋の新しいオーストラが活動を開始します。
オーボエの黒木を使って、オーボエ協奏曲などする模様。
彼の持ち味は『いぶし銀』ですが、ピンクのモーツアルトには少々渋いらしいです。
と、思ったら、彼がのだめに恋をした為、
あっというまにピンクのモーツァルトになったのでした。

そんな中でも千秋は『馴れ合いたくない』と、またもや
鬼の指導を開始。
しかし、彼のやりたいことを理解した団員達は
一緒に高みを目指す方向に進みます。

各団員達は、同時に、国内のコンクールにもエントリーしており
結果は不甲斐なかったり、1位だったり。
コンミスの三木とオーボエの黒きは失敗したので、
その鬱憤を新オケのコンサートではらそうと張りきるのでした。

千秋はのだめに一番良い席のチケットをプレゼントし
『おれ様の音楽を聴け!』
命令するのでした。
(自分の音楽を聴かせて、のだめを高める作戦、続行中なのですね)


のだめカンタービレ8巻

■R☆S(ライジング・スター)オーケストラ

千秋達の新オケのコンサートが始まりました。
(いつものことですが、二ノ宮さんの音楽描写にうっとりです。
音楽が聞こえてきそうな迫力。光りと影の対比。
人間の絵がシンプルなのに、とっても繊細に描かれる楽器達などなど
マンガ家の技量にただ感動するのです)

コンクールでは良いところのなかった黒木くんも
素晴らしいオーボエを聞かせたらしく
批評家の小難しいじいさま。大川先生もうっとりなのでした。
そんな中でも、客席にのだめを見つける千秋先輩。
「その口 やめろ」
と、 今では、愛情表現と言っても過言ではない『つっこみ』を 入れるのでした。(多分本人は認めないでしょうが)

千秋のブラームスのあまりの素晴らしさに、打ちひしがれるのだめ。

その帰り道、千秋の母親に会って何かを決心したようです。

■千秋、トラウマ克服
演奏会のご褒美だと言って、のだめは千秋に催眠術をかけました。
シュトレーゼマンが残して行った時計で。

千秋は、少年時代の胴体着陸の時
隣のおじいさんの薬をとれなくて、そのおじいさんがなくなり
それがトラウマになっていたらしいです。(思い出して泣いてるし)
のだめがそれを聞いてあげて千秋の責任ではないと
なぐさめてあげるのでした。

そして、目覚めた千秋は、無意識のうちにのだめの指示の通り行動(笑)
まずは北海道に飛び。飛行機に乗れることがわかった後、
のだめにカニを買いまくる
のでした。
まるで憑かれたように買物しまくる千秋先輩がステキです。

■のだめ始動
千秋が土産をかついで帰って来ても、のだめはアパートにはいませんでした。
コンクールに出場することになり
その準備のために、江藤の家に泊まりこんでいるのです。
楽譜通りに弾かないというのだめの欠点を
熱血江藤ならなおせるかもしれないと
千秋は彼女を見守るのでした。
のだめは、今回は文句をいうこともなく真面目に練習しています。
ただ、江藤が『来年に向けた経験』だと思っているのに対し』
のだめは『1位になって、賞金と留学を獲得する』のが目的なのでした。(笑) 

シューマンにいきづまった時も 千秋のメルで一発解決
素直に言う事を聞くのだめもカワイイし
開演前でもそれを気にする先輩も
『スミに置けないね~(ツンツン)』とからかって、怒られたい。

■進化するR☆Sオーケストラ
2度目の公演も大成功のR☆Sオーケストラ(この名称このままでいいよ)
練習に三木の師、ドゥーンが現れたり、
入団希望者が来たりと、千秋も忙しいです。
(このコンマス志望の男の子が、千秋狙いで、はあはあしているのが笑えます。
すかさず真澄ちゃんを呼んで虫除けをする三木もグッド!)

来年は三木やチェロの菊地も国外に出るし。
自分のことも考えなくてはならない千秋なのでした。

■コンクールは進む
一次は千秋の助言で巧くシューマンを弾いたのだめ
二次は、練習では素晴らしくできたのに、本番では
魂の抜けたようにショパンを弾き
「昔のイヤな事を思い出して」
いやそーにリストを弾くのでした。

それでも何とか通ったのだめ
三次のドビッシーは千秋の応援メルにはげまされて
またたまキラキラのステキな演奏を。

でものだめの演奏は、単なる気分次第なのか
波の大きさにとまどう江藤先生。
おまけにのだめには、過去にトラウマがあるようです。

と、いうことで、離れてはいるけど、お互いにがんばっている8巻でした。
「会えない時間が愛を育てている」
のか
「会わないから害がなくて、冷静に優しくしてもらってる」
のか・・・・υ


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