MILANO‘S REVIEW

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『国枝綾香』作品

国枝 綾香 作品

麗人 2005年の3月号に掲載された『耳たぶの理由』というのが結構気に入っているという話をしたら、シルクさまが布教して下さいました。

ラフなようでいて絵は上手いし、 第1、受けがカワイイ!!
それでいてエッチもなかなかエロっぽくて、お話もしっかりしていて、読みやすいのですよ。皆様にもオススメしたいです。

■ため息の温度(竹書房 BAMBOO COMICS)

・ため息の温度
 兄を好きな佐伯に家庭教師をしてもらっている純は
 おどして肉体関係を強要しています。でも、とうとうお兄さんにバレて・・
 ちょっぴし切ナイ系。

・BLIND
 美人な美容師の秋本さんに誘われて、ズルズルとセフレを続けている慎也。
 どうしても泊まらせてくれないのはナゼ??
 秋本がイロっぽくて良いんです~~
・DISTANCE
 少しだけ距離が縮まった?二人(泊まれるようになった)
 でもでも、まだまだ冷たい秋本さん。(夜はメチャvvvなのに)
 その上、渋いライバル出現で、5歳年下の慎也はあせる・・
 ・・その上、実はライバルは子持ち~~
・BORDER
 え?秋本さんに彼女がいた?そして身ごもった???
 傷心の慎也はどうする?
 最後まで翻弄される慎也。でも秋本なら許してしまうのでした。(私も)

・ボク達の卒業
 カワイイ松原を好きな梅林(梅ちゃん)←本人もかなり美人
 でも、松ちゃんには、いつも幼馴染の竹芝がついていて、邪魔をする。
 つーか、やたら梅にからむ。・・笑えます。
 天然な竹と、犬っぽそうで実は黒い竹にふりまわされる梅ちゃんが面白いです。
 この本でいちばん好きでした。

■未来の記憶(BIBLOS BE-BOY COMICS)
 プロポーズの時に失言して(安産型だから・・等マッチョなことを言って)振られた熊谷センセイ。
ゆきずりの美青年に慰められてしまったんですけど、次の日、彼が、美術の臨時講師として同じ学校に来てしまいました!!!

素朴な熊谷センセイと、天衣無縫で淫乱な香月センセイのコメディです。
じいちゃんばあちゃんも喜ぶような子沢山の家庭的未来を夢見つつも
ゲイである香月センセイが気になってしかたない熊谷センセの
混乱とダメさと・・ちょっとだけ男らしいトコがステキです。

そして、やっぱり国枝マンガなので、受けの香月センセイがイロッポ~~vv

■風の行方(↑の続巻)
 けっこう早くから、その関係がじじばばにバレていたこの二人。
冷たい視線を浴びつつも
色んなことを乗り越えて、熊谷は優しくなっていくし
香月もフツーな感覚を身に付けて・・(ほんとか??)近づいて行きます。

・・大切な孫(熊谷)に変な虫(香月センセイ)がついて、機嫌の悪いじじばばが
けっこー可笑しいです。
最後は二人の愛とイキオイで勝利か。
読後感のよい作品でした。

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