MILANO‘S REVIEW

MILANO‘S REVIEW

『まほデミーv 週番日誌』シリーズ

『まほデミーv週番日誌』シリーズ


南原兼さん原作で、明神翼さんのイラストだと、大体想像が着いて
でも、ついつい手に取ってしまいますね(笑)

そんな、ご想像通りの作品です。
でも楽しいので、好きでした。


■お話は、マグル(あはは、これはハリポタ用語だ)=普通の人間だと思っていた雷人『ライト』(緑川さん)が、自分の両親の出身校に入学したら、

それは魔法学校だったのでした♪

というものです。

普通は、13歳から魔法使いデビューする筈らしいのですが
なにも知らされずに高校生から入学することになった雷人。

当然、自分だけまっさらの状態(『トレブロン』といいます)。

まわりは中等部から進学してきた優秀な生徒たち。

しかも、同室は、既にレベル10のマスタークラスにして
金髪美形の王子様、エンジェル・リューイ・アシュレーなのでした。

ところが、その、リューイ(櫻井さん)に気に入られて
何時の間にかラブラブ状態に!。


リューイの使い魔、長身黒髪の美形、ノアール(三木さん)と
リューイが連れて来てくれて雷人の使い魔にしてくれた、イタズラなモンロー(保志さん)等とともに、入学式を迎えるのでした。

と、いうのが全体を流れるベースでして、以下、聞いたCDのストーリーと感想です。


■『魔法学園v微熱クラブ』
入学式は夜中の12時からなのに、ぐうぐう寝込んでいる雷人。
それを起こす為に、雷人の使い魔、モンローは、何故か自分は女王様スタイル。
(モンローは両性どちらにもなれるので、声は保志さんだけど体は
大抵、『ボン・キュッ・ボン』の女の子スタイルです)
雷人を僕スタイルにして拘束。鞭なんか使って起こしています。

そこへ、リューイとノアールが帰って来ました。
でも2人だけではなく、黒髪、メガネ美形のサー・ウインター・バイロン=ウィム生徒会長(森川さん)も一緒でした。

雷人(拘束されたまんま)のピンクの乳首や『キリマンジャロ』(白ブリーフの突起)を愛でながらも、リューイのことを『エンジェルvv』と呼ぶウイム先輩に
雷人は
「もしかしてライバル??」と心揺れるのでした。

このCDでは、入学式前の二人のお風呂タイム(これが一番の山場なの?)と、入学式がメインです。
あと、リューイがマシュマロを食べると淫乱大魔王に化けることがわかった話と
他に、モンローの元マスターだった赤毛美人のマリア・ボルジア(千葉進歩さん)が、
退院してきて、自分を怪我させた翼竜を新に使い魔にする話が収録されています。
(南原さんの話は、進度が遅いのですよ。)

リューイ役の櫻井さん、私の好きな低い声でかっこよく、クールなリューイを演じています。
雷人役の緑川さんも、南原さんワールドを完全に把握してらっしゃるようで(笑)
ちょっとアホチックで可愛くて健気な雷人にぴったりです。
いつもご主人様絶対主義でマメマメしく使えるノアール役の三木さんも、
クールな声が合っていてステキ。
保志さんの声も、私のモンローのイメージには合っていて、違和感はありませんでした。

森川さんのウイン生徒会長は、『アンジェリク』エルンストというか、『闇末』巽さん的というか…私のいちばんピッタリ来る路線で、しかもかなり 胡散臭い 役を味わい深く演じてらっしゃいます。

そして最初意外だったのが千葉さんのマリア・ボルジア。
『外見赤毛の超絶美人で、内面真っ黒』な設定なので、色っぽい(女っぽい)声かと思っていたら、千葉さん、男らしい声のままだったので、ちょっとイメージが違ってました。
でも、挿し絵を見なおすと、リューイと同じ位凛々しい眉なんで、いいのなかな、とも思い、
かつ、今では『千葉さんは美人の役をよく演る声優さんなのだ』という認識ができたので、全然オッケイですv。

声優さんのトークは、エンドロールの他に座談会がありまして、
今回のテーマは『もしも魔法が使えたら。?』

司会だった三木さんは、
「満足してるので何もいらない」

千葉さんは
「小さい頃は、空を飛んでみたかった」
(『大きくなったら、別の方法で飛ぶんだろ』『アブネー』と言われてました)

緑川さんが
「1度でいいから、三木さんを攻めてみたい!」
(後で『三木さんを攻める役って事ですよ』と言い直して、三木さんに
『あーびっくりした。今日、勝負下着じゃなかったからさ~、買いに行かなくちゃと思った。』と言われてました(笑)。三木さん、勝負下着はゴルチェなんですか)

櫻井さんは、何か喋る度に、
「お前生意気だな~v どこの事務所だ??」などとイジラレて
(三木さんと同じ81オフィスらしいです)
苛められているみたいだけど、ホントは可愛がられていそうな感じ。
結局、魔法で何をしたいのかというと
「ドア・TO・ドアで移動したい」ということでした。

しかし…一枚目なのにこんなに書いて、いいのかな???


■『魔法学園v秘密ガーデン』
今週も最下位で、罰当番の掃除をしている雷人。モンローともみあって、尻尾をつかんだら、モンローが『ボン!』と、男の子の姿に変わってしまいました。
それがモンローの実際の姿で、実はそれを見せた相手と結婚しなくちゃいけないのだそうです。
「冗談じゃない」と言いつつひきつる雷人。

そこへ胡散臭いウイン生徒会長がやってきます。
思わせぶりに
「秘密、知りたい??」
「試して見る??」
とせまるウィン会長。

そこへ「見つけたぞ」
と、美しいマリア・ボルジア登場。
「ウイン、あれを返せ」
とせまるものの、会長は箒もつかわず窓から逃げるのでした。

一方、マリアのつけている香りにちょっとクラクラした雷人
ウィン先輩が、マリアのところから
『ラブ・ポーション』を盗んだことを聞くのでした。
ラブ・ポーションとは、一種のホレ薬。おまけにリューイを野獣に変えてしまうムスクマロウ(マシュマロの成分の仲間)も含んでいる。
ウィムはそれを誰に使うつもりなのかしら???

それに、何時の間にか雷人のポケットに入っていた『秘密ガーデン』への招待状。
これは何なんだ??

部屋に帰った雷人を見て、リューイがまたヘンになります。
実は、先ほどマリアがつけていた香りはムスクマロウで、
彼から雷人についた移り香で、またリューイがチョット淫乱バージョンに
なりかけていたのです。

機嫌の悪くなるノアール。そういうノアールこそ、リューイと同じラベンダーの香りを漂わせています。
「ノアールさんこそ、移り香がつくくらい、くっついていたのか??」
心配で、悲しくなる雷人なのでした。
(実は、リューイのお風呂に、腕一杯のラベンダーを投げ込んだからですが)

この辺りの、リューイとノアールの関係が微妙です。
いちいち雷人が疑うところが、凡人ぽくて良い味だしてます。
でも、ノアールは、雷人にとってライバルの筈なのに、寛容だったりするのよね。

リューイが雷人をお風呂に迎えに来た時にも、
文句を言いつつ、阻止はせずに
ただ床を拭いていたりする辺り(そっちの方が気になるのか)カワイイです。
(多分今後、彼はモンローと使い魔同士で仲良くなるのですよね。正反対の性格で巧く行くのか)

恒例のお風呂タイム、今回はリューもチョット淫乱モードなので
緑川さんも大熱演でした。

さて、夜、寝ているリューイが、ウィン先輩の蝙蝠達に連れ去られてしまいます。
どうして???

モンローと、箒の『流れ星、一番野郎』に乗って追いかける雷人。

秘密ガーデンでは
嬉しそうなウィン会長とマリア、そして副会長のカイル(子安さん)が待っていたのでした。

このカイルがね~~~~。
ワタシ的イメージでは、ハンサムで凛々しくて、ちょっとだけ鬼畜な、
(いや、黒い部分はアリアリだけど)
リューイのお兄さんみたいなものだと思っていたのですよ。
さわやかさ120%で、かつちょっとだけ裏アリ…みたいな…ネ。
でもでも、子安さんだと

胡散臭さ300% になっちゃうよ!!。

クールで、口元だけちょっと笑みを浮かべているはずのカイル先輩が
子安さんになっちゃうと、いっつもニコニコ笑いの危ない人に思えてしまう…

違うんだけどな~

(でも、自分でも『役が掴めてるのか自信ない』って言ってましたね)

CDには、他に、『ウィン先輩とマリアの出会い』
『カイル先輩のイリュージョン講座』
等があります。そこでは、幻術に騙された雷人が、ノアールさんを襲ってしまうのでした。

雷人×ノアールですよっ!!

あはは…前回の緑川さんのリクエストがかなったのですね(はあと)


今回の座談会のテーマは『お仕置き』

千葉さんだと、お仕置きというより、肉弾戦になってしまうそうです。

森川さんは、お尻を布団タタキでたたく(スパンキングですか。けっこう鬼畜)

緑川さんが質問されて言いよどんでいたら
子安さんが
「オレだったら裸で吊るすとかだね。」
と、スラスラ喋っていて
三木さんも
「まず目隠しからね♪」
と阿吽の呼吸でついていっているので、
緑川さんは「(そんな話題が)身近なんですね~」
と、感心していました。この人、根っからの受けもしくはM??つーか、カワイイです。

子安さんは『お仕置き』ときいたら『ソクSM』を連想するそうで、自分はSなんだそうです。話題がお気に召したのか、舌好調でした。
(でも、最後には、「オレのとこだけカットしてくれ~」と言ってました)

■『魔法学園v夢幻パレス』
前回の感想は長過ぎです。サクサク行きましょう。

さて、ウィン先輩に誘拐されたリューイを助けに行く雷人。
「早く助けないと、あの『ラブ・ポーション』(ホレ薬)を使われちゃうよ~」
とハラハラ。
それにしては、盗まれて怒っている筈のマリアまで、会長達と一緒にいるのはナゼ???

「リューイを助けたくば『微熱クラブ』に入れ。」
と、契約書にサインさせられそうになります。
それはカイル先輩が「やめとけ。入会だけの契約書ではなくて、奴隷契約だぞ」
と阻止。この人、敵なのか見方なのかわからないです。

どうやら『微熱クラブ』とは、『生徒会』のことらしいです。
それに入会することは承知したものの、まだリューイは返してもらえなくて
今度は
「戦って鍵を手に入れよ。」と苛めるカイル先輩とウィン先輩。

この2人が本当にリューイを殺す筈はないのに
「リューイが死んじゃうよ~~~」と、マジで泣いてる雷人

この辺が南原さん独特の『いじめっ子とマゾっ子』の構図といいますか
わかっちゃいるけどムカツクんだよね~~。ウィンのバカ!雷人のアホ!
(とマジで言ってるミラノも、つまりは、話にとりこまれてるわけネ)

箒の『流れ星』等にも助けられて善戦する雷人
でもでもリューイをとりまく荊はどんどん勢いを増して
とうとうリューイを殺してしまった!!

と、思った時、雷人の魔力は突然に高まり、剣がカイルの喉を襲うのでした。

すんでのところで飛んできた薔薇に止められて、カイルを殺しこそはしませんでしたが、
カイルは、雷人の力を認め
「レベル2昇格、おめでとう」と言うのでした。
(リューイが死んだシーンも幻術)

って…、

生徒会長と副会長が夜中に昇級試験やっていいんですか?

先生はどうした!。普通の授業はなんなんだ。

それに、と、いうことは、リューイなんかも、夜にこっそりウィン達が試験をやっているのか???
(危なそう~)

お話は、この本編の他に
箒の流れ星一番野郎が雷人と遊園地に行く為に、人間になるお話と
2人の使い魔の生活というショートストーリーが収録されています。

櫻井さんに翻弄される三木さん…じゃなくて、リューイに思わせぶりな態度で誘惑されてはかわされて涙するサマがカワイイです。

座談会は、誰の使い魔になりたいか
子安さんは『乙葉』、三木さんは『事務所』で、ちょっと皆不発ですか

今回から、箒の流れ星1番野郎役で高橋広樹さんが参加!!!
(めずらし~!!!)これまでBLではほとんど見てない顔です。
相方がだれになるのか、期待ですね。

■『魔法学園v誘惑レッスン』
めでたくレベル2になり、生徒会にも入った雷人。
カイル先輩に個人レッスンをしてもらうことになりました。
リューイもついて来たがるのですが、
「雷人の魔力はリューイの危機の時だけに爆発する」
ので、リューイがいてはレッスンできないと拒否されます。
ついて来ていたモンローもぬいぐるみにされちゃって
ひとりでダンジョン攻略をすることになる雷人なのでした。

なぜか最初はハダカに白ブリーフ一枚な姿ですが
後半は魔女っ子姿で頑張ります。
(カイル先輩の好みですか)

雷人の箒『流れ星一番野郎』(高橋広樹さん)は、いつでも人の姿になれるようになってご機嫌。
流れ星にそれを教えてくれたきれいな男も、リューイの箒、『キャンデイ・キャンズ』(鳥海浩輔さん)なのでした。

本当は、そんな鳥海さんや高橋さんみたいな、男前な声で、カイル先輩を演じてほしかったのですが、

もう、いいです (笑)

違うけど、子安さんでいいです。
子安さんご本人の魔女っ子好き(青がいいんだってさ。だれだっけ?)と
カイル先輩が重なってきたから。

今回の座談会のお題は『誰にどんなレッスンをしてほしいか』

高橋さんは、モンローみたいに巨乳コスをしたいそうでした。

次回は、キャンディ×流れ星(千石 × 菊ちゃん?) とか ノアール×モンロー?の進展も楽しみです。

■『魔法学園/大運動会~前夜祭~』

<CAST>
如月雷人 …… 緑川 光
リューイ …… 櫻井孝宏
モンロー …… 保志総一朗
ノワール …… 三木眞一郎
ウィン  …… 森川智之
マリア  …… 千葉進歩
カイル  …… 子安武人
流れ星一番野郎☆ …… 高橋広樹
キャンディキャンズ …… 鳥海浩輔

<製造>ランティス、BiNETSUレーベル

ハロウィンの夜に開かれる大運動会。
今回のCDでは、その前夜祭の様子がちょこっとお披露目されています。

相変わらず劣等生らしいライトの使い魔、モンローは、ライトをかぼちゃ頭にして遊んでたり、
ライトの恋人リューイは、それを見て「カワイイ」と、瞳をピンクに光らせていたり、
(売店の)イカ焼きをべったり服につけられたくせに
ノアールさんはなぜか凄く優しくて、モンローにリンゴ飴やら何やら買ってあげてます。

最近読んでなかったので
「どうしたんだ急に!!!ノアール!!!!」
「三木さん!!!『スキャンダルシリーズ』新作のプロモですか??」(あっちも三木×☆ですよね)
と、わかっちゃーいたけどちょっとびっくりなワタクシでした。

ライトを追いかけているほうきの『流れ星一番野郎』を、これまたリューイのほうき『キャンディ・キャンズ』が抱きしめているのもスィートな夜。

生徒会長のウィンは、マリアを怒らせたらしく、カイルにエスコート権をを奪われているのでした。
なんで怒らせたかというと…これは中ほどの二人のエピソードに、タップリ、
珍しく甘々に収録されています。運動会前夜祭よりも、このウィン×マリアの話の方がメインのようです。

座談会での話題は『運動会で得意だったもの』

高橋さんは、ガタイを生かして『騎馬戦の馬の先頭の人』
緑川さんは『鼓笛隊』
保志さんは、多分『リレー』
子安さんも、足が速かったそうで、『リレー』で親を喜ばせていたとか
櫻井さんも足が速かったらしいです。
鳥海さんも、足には自信があったけど、高校時代には体力がなくて、100mもたなかったとか。
森川さんは、体育科だったので『エッサッサ』…って何ですか?
文系の三木さんだけ、運動会が(子供のころから)嫌いで『雨が降らないかな~』と思っていたそうでした。
千葉さんが~…忘れたので、また聴いてから再アップしまーす。

例のごとく、座談会は充実しているものの、話はあまり進んでないCDでした。(苦笑)みんなはこれで満足してるんですかね~???まあ、今回は特に特別なのかもしれませんけどね。ウィン×マリア好きには大切な一枚になりそうです。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: