MILANO‘S REVIEW

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『虜にさせるKISSをしよう』

『虜にさせるKISSをしよう』

制作:ムービック(ルビーCDコレクション)
キャスト:鈴村健一 (杉崎藤也)
     諏訪部順一(芹沢将臣)
     永島由子 (神山恵美花)

諏訪部さん…好きです。 (ちょっと痛そうなカオ)


なのに…


楽しみにしていたこのCD…


諏訪部さん、やさしすぎて ちょっとイメージと違ってましたぁ~~~~。(どわっと号泣)


『諏訪部さんCD』として聞くと、甘くてエロい声で…良いんですが

原作読んでたんで… 人間嫌いで、高飛車で、無愛想で、冷たい  将臣が、

このCDでは、な~~~~~んかたくさん微笑んでいるような気がして、 「ちょっと違う」 気がしてならなかったのでした。

(ストーリー)
脅迫状が来るようになったので、人嫌いのモデル『ショウ』にボディガード兼付き人がつくことになりました。
モデルクラブの社長、恵美花が頼んだのは、甥の籐也。大学受験も終わった18才。

明日から、仕事を始めると言う日、渋谷に出た籐也は、からまれている『将臣』を助けます。
金髪で、ブルーの瞳の将臣に
「ハーフか?」と屈託なく聞いてくる籐也は、将臣の正体を知らない様子。
自分の機嫌を取る人間ばかりしか知らなかった将臣は、籐也を新鮮に思い、
「ゲームを買うからセットしてくれ」という口実の元、籐也をマンションに連れ込み、酔わせて襲ってしまいます。

次の日、モデルクラブ事務所で将臣が『ショウ』だと知った籐也は絶句。
将臣は、「こいつなら(側に置いても)いい」と、早速、誰も乗せたことのなかった自分のフェラーリに籐也を乗せて、仕事に出かけるのでした。



自分のマネージャーだけでなく、 だーれも車に乗せず、家にも入れない奴 ですよ!

籐也を気に入ったとはいえ、「好きだ」と言うワケでもなく、
籐也がスタッフ達と仲がいいのにイラついて、ウサ晴らしに出かけ、どこかの女の香りをつけて帰って来たりする奴なんですよ。(おまけにそんな女達の名前もうろ覚え)

そんなタカビー、かつ唯我独尊、傍若無人な奴にしては、諏訪部さんの声はイイ人過ぎだよ~~~。も~~~じゅんじゅんってばステキなんだからvv。
(批評になってないけど、好きだから…違ってても良かったりする)

ワタシ的には、脳内変換のショウの声は『子安さん』だったのですよ。
自他供に認める鬼畜な子安さん(実は結構ファン思いらしい)です。
「フン!」という演技はピカイチだと思ってます。

それが諏訪部さんだと聞いて、『それも良いかも』とは思ったんだけどね。
もっと素っ気無く喋ってるイメージだったシーンで、どうしても
諏訪部さんの持つ甘さフェロモンが出てしまってるのですよね。

あ~~~諏訪部さん、それは貴方の責任じゃーないですよ。
貴方が普通に喋っても、結構跡部様的エロ甘声なのは分かってますから つか、ワタシの脳が跡部サマ声で聴いてしまうのかもですね。

ディレクターさんの要求が、ワタシのイメージと違ってたんですかね。

まぁ、ですから、そこは「イヤ~~~!!」でもないのでいいです。もう。



ですが、CDの作りでいちばん「違うよ!!」と思ったのが、BGMです。

冒頭、渋谷の裏通りで、ショウがからまれているところでの唐突なサスペンス風な曲といい、すべてが大袈裟でクサイので残念です。
ケンカにもなってなくて、からまれているだけなのに、♪『大乱闘』もしくは♪『強盗を追っかけてる』みたいなダダダーンな曲に、苦笑してしまいました。

原作が、クリスタルみたいに淡白できれいなムードで、結構好きだったので、
残念です。

はっ!!!、そういえば、原作では、結構濃ゆいエッチシーンもフェイドアウト風で薄かったような気が…それって大問題じゃないですか。

あ~~~~、好きな話に好きな声優さんなのに、勿体無いです~~~~。


籐也を演じる鈴村さんは、イメージ通りで、良かったです。

(いいトコを先に書かずに、残念たとこばっかし見つけるなんて、まるでどこかの国のネガティブキャンペーンみたいだわ。
原作とは比べない方がいいのかな???)

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