MILANO‘S REVIEW

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『崎谷はるひ』作品2

『ミルクラ』はこちら

■『目を閉じればいつかの海』崎谷はるひ

鎌倉に住んでいらっしゃるらしい崎谷さんの最新刊。

湘南のカフェで、雇われ店長をしている聖司の店に、偶然
十年前に分かれた嘉悦がやってきた話。

実は、まだまだとっても好きだったのに、相手の為に別れていた性司。今度はもう拒めません。

だけど、嘉悦の指には指輪があったのでした。
…とかあらすじに書いてあるのですけど、ぶっちゃけ彼の結婚は数ヶ月で破綻していたという展開(ネタバレちゃってごめん)でした。

私は『ミルクラ』のバーの設定や義一や玲ちゃん達のキャラ
希のカワユサと高遠の雰囲気がピッタリとツボ過ぎたので
こちらはそれには負けてるという感じです。
今ひとつ嘉悦の魅力が伝わって来てません。

それよりも、住み込みバイト(でサーファー)の大智
(大きくて大らかで、時々どっかへ旅行に行っちゃう。
一度、聖司に告白した経歴アリ。)の存在が残っているので
続巻で彼の話が出ると、速攻で買うでしょうvv。
(チガクても、どーせ買うだろうけど)

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