オ ニ オ ン の つ ぶ や き

オ ニ オ ン の つ ぶ や き

薄情とか、無情の情



オニオンの母は薄情な人だということになっていましたので、愛されていないと思っていました。

でも彼女には彼女の事情があってのことです。彼女自身見返りを求める愛を求めていましたから、どちらかと言うと不幸だったのかもしれません。そうやって周りをまきこんでいたのです。

愛は一方通行なんです。だから、彼女の周りの人たちを情で繋げていたわけです。それを愛だと勘違いしていたのです。愛情になってしまっていたのです。でも日本語では「あい」のみです。

「愛」には何もありません。心地よい光の様なモノ、ただそれだけです。そこには自分の体も無く、意識があるのみです。心しかありません。心の中に心が漂っているのです。つまり心のみなのです。

そこには全てがありますから、情で縛らなくても自ずから繋がるモノは繋がっていきます。

自由なのです。

自分の親が薄情だとかいう人は、親を情で縛っているわけです。自由にしてあげましょう。

親ができなかったことは、新しいバージョンのあなたになら可能なはずです。

無情であることが無常なのです。そして無上です。


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