このアルバムはたしかエリザベートを観劇に行った時にロビーで買ったのだと思う。 とにかくジャケットの一路さんの美しさに目を惹かれて2枚買ってしまった。 2001年にレコーディングされたもので宝塚男役の発声からソプラノボイスに少しずつ慣れ始めた頃のアルバム。 今ならこの何倍も素晴らしく歌う事は出来る。 この時点でもじゅうぶん過ぎる程に素晴らしいのですが・・・。 1曲目「So In Love 」- Musical "Kiss Me, Kate" 一路さんが主演したミュージカル「キス・ミー ケイト」の 中で歌われる超有名なナンバー。ここまで感情表現の上手いボーカリストも少ないと思う。 ライブで聴けば更に感動は何倍も増すのですが・・。 2曲目「On My Own」 - Musical "Les Miserables" この曲はレ・ミゼラブルの中の楽曲。この頃はまだ
今でもファルセットは美しく地声は力強く発声をどんどん変えて行く努力には感動です。 半端じゃないボイストレーニングをしてるんだろうな。上手すぎる。 3曲目「Someone Like You 」- Musical "Jekyll & Hyde"この曲はコンサートでも歌ってくれたけど やっぱり一路さんはライブの方が素晴らしい。レコーディングだと少し力を抜いて聴きやすいように 歌うのでライブを聴いた物には物足りない感じもするがやっぱり上手い。この曲も難しい曲なのに 軽く完成系を聴かせてくれる。 4曲目「Live For The One I Love 」- Musical "Notre-Dame De Paris" 3曲目もこの曲も一路さん自身が 訳詞をしている。自分で訳してるので感情も入りやすいんだろうな。自分の持ち歌のように歌い上げらえている。 5曲目「夢とうつつの狭間に 」- Musical "Elisabeth" この曲は東宝版エリザベートの初演と再演時に歌われてた ナンバー。今の演出ではこの曲は歌われていない。エリザベートを創ったミヒャエル・クンツェさん(作詞)と シルヴェスター・リーヴァイさん(作曲)が一路さんの為に創り上げた曲!
役作りが変わったので外す事になったようです。今のエリザベートは強さをもっと前に出している為に この曲の歌詞と曲は合わなくなったらしい。それにしても勿体ない1曲。 一路さんのコンサートでは歌い続けてほしい! 6曲目「Lost Boys Calling 」- Movie "The Legend Of 1900" この曲の訳詞も一路さん本人。 こうやって一路さんの歌を聴いてると早く表舞台に出てきて欲しいと願う。