
男臭さが似合わない
活躍されていた成田忍さんとの出会いも刺激的でした。
今作の「オレたちのナイトフィーバー」も
意外性があって最高です。
成田さんは僕とは全然違う音楽ジャンルの人ですからね。
彼がロンドンなら、僕はウエストコースト。
成田さんの楽曲は世界観がしっかりしているから、
「詞もぜひご自身で書いてください」と
毎回言っているんです。
ただ、僕はいつも成田さんが作ってくれた曲を
レコーディングまでに覚えきれなくて。
スタジオで成田さんが
「そこはメロディがちょっと違うんで……」と
指摘してくれて、
「あ、すいません」って直しながら
レコーディングしてきました。
それは別に嫌なことじゃなくて、
作った人の意思が反映されることだから
全然いいんですけど、
ちょっと悔しい気持ちもあって。
だから「オレたちのナイトフィーバー」は
いただいた仮音源を100%覚えて、
ご本人がいらっしゃる前でガッツリ歌いました(笑)。
実は成田さんが提供してくれた曲を歌っていくうち、
「もう一発抜けると全然違うのにな……」と
思うところがあって。
それで「オレたちのナイトフィーバー」の
レコーディングのとき、
Naganoさんが「成田忍の世界にソウルはない。
でもUKな男が書くソウルを聴いてみたいと思った」と
話していたことを思い出して。
試しに歌い方を変えたらばっちりハマって、
すごいエモーショナルな男の世界になったんです。
僕も男の友情は好きですけど、
あんまりベタベタしたくないほうなので、
男臭さが似合わない2人が
男臭いソウルを作る意外さもあるのかなと。
そういう意味では、
「オレたちのナイトフィーバー」は
アルバムのいいフックになったと思います。
こういう勢いのある曲は
前半に持っていきたくなるんですけど、
あえて終盤に持ってきて、
ラストはバラードで締めました。
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