しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.11.10
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カテゴリ: 山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年8カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[10]】はユリ科の植物です。第3回は、ユリ科のオニユリの花です。(2017年7月24日撮影)。
  • オニユリ01.jpg

  • ☆オニユリは、日本全土の野原や田の畔など人里近くに生えるユリ科ユリ属の多年草です。茎は、高さ1~2メートルになります。オニユリは、中国から古い時代に朝鮮半島を経由して渡来したと考えられているそうです。日本全国で古くから食用に栽培され、人里近くに野生化しています。(2015年7月23日撮影)。
  • オニユリ02.JPG

  • ☆オニユリの葉は互生し、長さ5~18センチ、幅0.5~1.5センチの披針形~広披針形で、先は尖っています。葉には柄がなく、基部に黒紫色の珠芽(ムカゴ)ができます。(2017年7月24日撮影)。
  • オニユリ03.jpg

  • ☆オニユリは、染色体が3倍体なので種子ができません。オニユリは、地下の鱗茎と葉の付け根にできる珠芽(ムカゴ)で繁殖します。なお、一部に2倍体で種子ができるものがあるそうです。なお、よく見ると、オニユリの茎には綿毛があります。(2017年7月24日撮影)。
  • オニユリ04.jpg

  • ☆オニユリの花期は7~8月で、茎の先に数個から20個の花が咲く総状花序をつけます。(2015年7月10日撮影)。
  • オニユリ05.JPG

  • ☆オニユリの花のつくりは、6枚の花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)、6本の雄蕊、1本の雌蕊です。花被片はオレンジ色で、濃褐色・暗紫色の斑点があり、強くそり返っています。(2017年7月24日撮影)。
  • オニユリ06.jpg

  • ☆濃褐色・暗紫色の斑点は、よく見ると花被片から盛り上がっており、花の中心のものは突起状になっているようです。(2013年7月14日撮影)。
  • オニユリ07.JPG

  • ☆秋に観察したオニユリのムカゴです。根が伸びていました。ムカゴから3~4年目くらいで開花するそうです。(2012年10月20日撮影)。(2012年10月20日撮影)。
  • オニユリ08.JPG

  • ☆オニユリ(鬼百合)の名は、形が大きく豪快なので「鬼」の名がついたとか、花の様子が赤鬼に似ているので「鬼百合」になったなどの説があるそうです。(2015年7月10日撮影)。
  • オニユリ09.JPG


  • オニユリ10.JPG





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    Last updated  2018.11.10 05:00:10
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