しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.11.12
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カテゴリ: 山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年8カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[10]】はユリ科の植物です。第5回は、ユリ科のタカサゴユリの花です。(2016年8月16日撮影)。
  • タカサゴユリ01.JPG

  • ☆タカサゴユリは、台湾原産の帰化植物でユリ科ユリ属の多年草です。日本には1924年に導入され、庭園や切り花用に栽培されてきましたが、各地で野生化しています。(2016年8月16日撮影)。
  • タカサゴユリ02.JPG

  • ☆タカサゴユリは、地下の鱗茎から1.5メートルほどの直立茎を出し、幅約1センチ、長さ15センチほどの線形の葉をやや密につけます。(2012年8月19日撮影)。
  • タカサゴユリ03.JPG

  • ☆タカサゴユリの花期は8~10月で、茎の頂部にラッパ状の花を総状につけます。(2014年8月21日撮影)。
  • タカサゴユリ04.JPG

  • ☆タカサゴユリの花のつくりは、6枚の花被片(外花被片3枚と内花被片3枚)、6本の雄蕊、中央には1本の雌蕊が伸びています。(2014年8月21日撮影)。
  • タカサゴユリ05.JPG

  • ☆タカサゴユリの花は、6枚の花被片が基部で合成して細長い筒状になっています。花の外側(外側脈沿い)は、紫褐色になっています。(2014年8月21日撮影)。
  • タカサゴユリ06.JPG

  • ☆タカサゴユリは、果実が11~12月に熟して、種子を飛ばします。果実は裂開しており、裂片が格子状の繊維でつながっているのがわかります。タカサゴユリの果実は3室に分かれ、それぞれに2個の種子が並んで積み重なっています。(2016年12月8日撮影)。
  • タカサゴユリ07.JPG

  • ☆タカサゴユリの種子は、長さが6~9ミリで、周囲に幅1~2ミリの翼があります。タカサゴユリの種子は、翌年の発芽から6カ月ほどで1年目に開花してしまうため繁殖力が強いのが特徴です。(2016年12月8日撮影)。
  • タカサゴユリ08.JPG

  • ☆タカサゴユリ(高砂百合)の名は、沖縄方言で台湾を指す言葉「サカサング」産の百合に由来するそうです。台湾では、「台湾百合」「高砂百合」と呼ばれているそうです。(2012年8月15日撮影)。
  • タカサゴユリ09.JPG


  • タカサゴユリ10.JPG





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    Last updated  2018.11.12 05:00:09
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