しろうと自然科学者の自然観察日記

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2018.12.26
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カテゴリ: 山野草
☆自然観察ブログ「しろうと自然科学者の自然観察日記」を始めて6年10カ月、連載は連続2,400回を超えました。そこで、「自然観察の振返り」を随時掲載しています。【自然観察の振返り[16]】はサトイモ科の植物です。第6回はムサシアブミの花です。(2015年4月28日撮影)。
  • ムサシアブミ01.jpg

☆ムサシアブミは、関東地方以西から沖縄に分布し、湿った林内に生えるサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。(2016年4月24日撮影)。
  • ムサシアブミ02.JPG

☆ムサシアブミの葉は2個つき、葉柄は高さ15~30センチで、小葉は3個です。(2016年4月24日撮影)。
  • ムサシアブミ03.JPG

☆ムサシアブミの花期は3~5月で、葉柄の間から葉よりやや低い花茎を出し、仏炎苞に包まれた肉穂花序をつけます。(2015年4月28日撮影)。
  • ムサシアブミ04.JPG

☆ムサシアブミの仏炎苞は、暗紫色から緑色まで変化があり、白い筋があります。筒部は長さ4~7センチで、口辺部は耳状に張り出し、舷部(先端の幅広い部分)は袋状に巻き込みます。肉穂花序の付属体は白い棒状だそうですが、確認することはできません。雌雄異株で雄株・雄花から雌株・雌花に性転換します。なお、雄花と雌花を持つ中間型もあるそうです。(2016年4月24日撮影)。
  • ムサシアブミ05.jpg

☆ムサシアブミ(武蔵鐙)の名は、仏炎苞の形が、馬具の鐙(鞍の両側に垂らし乗る人が足先を差しこむようにのせるもの)に似ていることから名付けられたそうです。馬具の鐙は、古代から平安時代にかけて武蔵の国(関東中南部の埼玉県・東京都と神奈川県の一部)の特産品として作られていたので、「武蔵」の名が付けられたそうです。(2015年4月28日撮影)。
  • ムサシアブミ06.jpg

☆ムサシアブミの花言葉は、「威厳」「偉大な勇者」だそうです。「威厳」は舷部が袋状に巻き込まれた仏炎苞の堂々とした姿から名づけられ、「偉大な勇者」はアブミ(鐙)の名前から鎧兜を身につけた武者を連想して付けたのではないかという記事がありました。





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Last updated  2018.12.26 05:42:27
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