「桶谷式母乳育児」とは?

「桶谷式母乳育児相談室」には赤ちゃんも一緒に連れて行きます。

最初に私は、母親がマッサージを受けるのだから

赤ちゃんを連れて行くと邪魔になるのでは?と勘違いしてました。

着いたらはじめに、赤ちゃんの体重を計って増減をチェックし、

そのあと赤ちゃんをベッドに寝かせて、となりでマッサージを受けます。

病院で受けたマッサージは、涙が出るほど痛くて、

「あとで楽になるのだから」と一生懸命耐えていましたが

「桶谷式」は痛くないマッサージです!

私の場合は乳腺が詰まっていたり開いていない部分があったのと

長女のときからの、かなり手ごわい「しこり」が残っていたので

ほぐすのに時間もかかりましたし、最初の頃は

病院ほどではないけれど痛みもありました。

マッサージを受けながらオッパイの説明を聞いたり

育児相談もできるので、精神的にも楽になりました。

そして、いつも赤ちゃんに、すぐオッパイを与えられる状態で

終了してくれます。

保健婦さんにマッサージを受けたあとは

自分のオッパイじゃないみたいに柔らかく、ふくみやすく、

乳質も良く、赤ちゃんにとって最高の状態になります。

最後は、赤ちゃんに上手にオッパイを飲んでもらうための

「おっぱい指導」を受けます。

オッパイって勝手に赤ちゃんが飲んでくれるものと思ってたけど

お母さんの乳首の形や、赤ちゃんによっては上手にふくめなかったりするので

お母さんのお手伝いが必要となります。

赤ちゃんが上手にオッパイを飲むには

「ドナルドダック」の口で乳首をふくむことが大切です。

どうしても唇が中に入ってしまいがちですが

その飲み方で癖がついてしまうと乳腺が詰まる原因になるので

気付いたときに指で唇をめくってあげるようにします。

この作業を地道に続けていけば、だんだん上手に飲めるようになってきます。

私がマッサージを受けた「桶谷式母乳育児相談室」は

保健婦さんの自宅の別棟で開かれており

上の子供も連れてこれるように木のオモチャや絵本も用意され

気軽に相談しに来れる雰囲気でした。

「保健婦」と「助産婦」の免状が飾られ、とても信頼できるところです。

ただ、まだあまり知られていないみたいで

私のようにお母さん同士の口コミで皆さんいらしてます。

私は最初の頃、オッパイが重症だったため週に1回通っていました。

状態が良くなるに連れて2週間に1回になり、

その後は調子が悪くなってしまったときだけお世話になります。

次女のときは半年くらいかかりましたが一生懸命頑張って続けたので

三女のときには3ヶ月くらい通っただけで、すぐ軌道にのりました。

現在は「桶谷式」のおかげで自信を持って「母乳育児」に励んでいます。


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