行きかふ人も又

行きかふ人も又

PR

×

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11

Calendar

Comments

ミリオン@ Re:【 恋人たちのアパルトマン (FANFAN)】 1992年 フランス映画(06/01) こんばんは。 フランス映画は面白いですね…
ミリオン@ Re:【 第三の男 (THE THIRD MAN)】 1949年 イギリス映画(05/30) こんばんは。 映画は面白いですね。見るの…
ミリオン@ Re:【 オペレッタ狸御殿 】 2005年 日本映画(05/29) こんばんは。 物語は楽しいですね。見るの…
ミリオン@ Re:【 BULLET BALLET バレット・バレエ  】 1999年 日本映画(05/26) こんばんは。 映画は面白いですね。見るの…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2008.01.23
XML
カテゴリ: 日本映画


33年前に妻を亡くしたしげきと、赴任してきた介護福祉士の真千子は、次第に心を通わすようになるが、ある日しげきの妻の墓参りへ出掛けたふたりは、“殯の森”の中に迷い込んでいくのだった―――



 喪があけるのは一年でも、気持ちが喪から立ち直る日は、別。
幼い子どもを不慮の事故で亡くした真千子も、随分昔に妻を亡くしたしげきも、喪失感を抱え続けていて、そこから解き放たれるまでの姿を描いた真摯な物語でした。

河瀬監督は、奈良を舞台とした作品を撮る方だそう。それだけに、土地の魅力が溢れているのは当然といえるのかも。
神秘な森、妻の眠る殯(もがり)の森を、魂の限りにさ迷い歩くしげきと真千子からは、並じゃない迫力を感じます。

自然なかたちで撮られた映像には、リアリティがありますが、台詞はやや聴き取りにくいです。
描きたかったことはよく伝わり内容も好きだけれど、森羅万象に魂が宿ると、おぼろげにも感じて生きている日本人にとって、神秘な力にはさほど衝撃を受けない作品なのかもしれません。
カンヌでは、より神秘的に映ったのではないでしょうか。

mogarinomori.jpg5CDocuments20and20Settings5CPC20USER5CMy20Documents5Cblog5CDDD2A1CAA4E2A4ACA4EAA1CBA4CEBFB95Cstory.jpg


森に迷い、命の危険に晒される二人。自分が生きている実感がなくても、互いに相手を助ける行動に出るシーンが胸を打ちます。

しげきの弔いの姿を傍で見ながら、真千子が救われていくところも、よかった。
人の繋がりが、いいと思える。

ラストで、森のざわめきのなかにオルゴールが響いて、多少の違和感が。自然を前面に感じたあとで、無機質な音。なにか違うような気がして残念。




監督・脚本  河瀬直美
製作総指揮  ヘンガメ・パナヒ
撮影  中野英世
音楽  茂野雅道
出演  うだしげき しげき  尾野真千子  渡辺真起子  ますだかなこ

(カラー/97分/日本・フランス合作)







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.12.02 23:06:26
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


河瀬直美監督作は  
racquo  さん
この『殯の森』を映画館に見にいく機会にと思って『沙羅双樹』を借りて
そうしたら良い作品でした。
でも結局時間がなくなって『殯の森』は見にいけませんでした。
その『沙羅双樹』では家族の双児の兄弟の片方がある日いなくなって、
その子が死んでいたことが5年後(映画的現在)になってはっきりする。
映画はこの子の失踪と死を両親や双児の兄弟が消化するまでの物語。
ここでも日本人の死生観を描いていました。
感じたのは非常に私的な雰囲気の映画で、
映画作方的にも、いわゆる主観ショットとか
客観ショットとかをわざと外したような作りで、
その結果のやや曖昧なあり方が映画で語られる内容にマッチしていたのですが、
この『殯の森』はどんな感じだったでしょうか?。
(2008.01.24 21:49:28)

racquoさん   
はる*37  さん
>非常に私的な雰囲気の映画で、
>映画作方的にも、いわゆる主観ショットとか
>客観ショットとかをわざと外したような作りで


そうですね。こちらでもそうでした。
画面のあちら側ではじまる独特な空気感。
そこに観てる側がどれだけ入っていけるかも
ポイントとなるのかもしれません。
ダメな人には本当に受け入れられない作品だと思います。


>やや曖昧なあり方が映画で語られる内容にマッチしていたのですが、
この『殯の森』はどんな感じだったでしょうか?。


フランスで育ったracquoさんはきっとよく感じていらっしゃると思いますが、日本人って曖昧ですね。
言葉にしないでも伝わることを信じていて。
目に見えない魂とか弔いの心は、その神秘的な作品と相性いいものでした。
似合っていたと思います。 (2008.01.25 08:44:05)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: