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2008年10月22日
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カテゴリ: 書籍
村岡恵理著「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」を読みました。
村岡花子さんは、赤毛のアンの翻訳を翻訳した人で、その後もアンシリーズだけでなく、
モンゴメリや少女文学に入る本を訳した人です。
私は村岡さんが日本に紹介した本が大好きで、
よく翻訳本の最後に「大森にて」と書かれているのを見て、どんな人なんだろう、と想像していました。

著者の村岡恵理さんは、お孫さんです。
この本では、花子の生涯について書かれていますが、
同時に花子の生きた時代についても知ることができます。
私は、大正~昭和初期について、今まで目をそらしてきました。

子供時代、時々、防空壕に入っている夢を見ました。
学校で戦争映画を見るたびに、怖くてたまりませんでした。
でも、戦争だけでなく、思想の自由が今以上になかった時代。
身分の違いも明確で、華族の娘が今以上に取引の手段になっていた時代。
貧しい家の子供は、早くに家を出されたり、また養子縁組もそう珍しくなかった時代。

それでも人はその時代を生き、時は現在につながっています。
日本の近代史について、勇気を出して、少し見てみようと思いました。



村岡花子について知る、よい本だと思います。



アンのゆりかご



村岡花子翻訳の本を、いくつかご紹介します。









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最終更新日  2008年10月22日 10時11分35秒
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